美濃穴熊
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美濃囲いから１八香、1九玉と進んだ形に思われますが
実戦であらわれるケースとしては
1八香、または1九玉と穴熊に組もうとした際に急戦を仕掛けられ
手数の掛からない美濃囲いに変更した場合等にあらわれます
つまり、最初からの作戦では無く
あくまで穴熊党の方が応急処置として使用する囲いと言えるでしょう
但し、角の睨みに対し、1八玉と交わせない事などから
１図の形では非常に厳しいものがあります
手数は掛かりますが、２図の様に左銀を２八に持ってくるのも
弱点を補う一つの方法と言えるでしょう
２図ともなればかなりの固さを誇る囲いになりますが
その際には、左辺が非常に薄くなってしまうという
新たな弱点が発生する事にも注意しなければなりません
穴熊全般にも言える事ですが、使い所の難しい囲いです
＜引用サイト・将棋三昧.com様＞