擬装宗歩四間
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「擬装宗歩四間戦法」に現れる構えで
囲いに対しての正式な呼び名は無いようですが
おもしろい囲いなので、便宜上この名称で紹介させて頂きます
「イビ穴」を相手に効果を発揮する囲いで
江戸時代に指されていた「宗歩四間」の発展形です
飛車、角が攻めの中心ではなく
囲い自体が、穴熊に向かって伸びていくのが
この囲いの特徴です
(1図〜4図まで、順に発展)
金銀で上部から押しつぶすといった感じでしょうか
定跡通り進んでいくと桂馬損になりますが
4図の様に、かなり囲いが上部にまで伸びています
また、1図の囲いの銀が右銀ではなく、実は左銀であるというのも
この戦法のおもしろいところです
銀の使い方や、囲いの形の変化がとてもおもしろい戦法なので
興味のある方は、参考にされてはいかがでしょうか
(関連図書も出版されています)