銀冠

     
     
     

美濃囲い」→「高美濃囲い」→「銀冠」
と発展する最終形で、上部に厚い構えです
3七桂馬と跳んでいる形も好形といわれます

ただ、発展するにつれて
上部には厚くなるものの
横には弱くなるという欠点もあります
特に3七に桂馬が跳ねている場合は
ご注意ください

また、組み替える最中に
離れ駒が出来てしまう事も
油断出来ないところです

元来、居飛車の場合でのみこの名称だったようですが
(振り飛車の場合は、この囲いも「高美濃囲い」と呼んでいたそうです)
今は、振り飛車でもこの名称で呼ばれています
ということで、元は居飛車の構えなのですが
美濃発展形という事で形式上、振り飛車側で紹介させて頂いています

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