『ショタキャラ図鑑』
 図鑑にするために絵を描いたのではなく、描いた絵の中で版権ものだけをピックアップしたのがこのコーナーです。したがってずいぶん偏りがあります。

お約束していた「エミリオくん」はまだですぅ〜。気長に待っててね〜

ゲーム『白き魔女 〜もうひとつの英雄伝説〜』より、ジュリオ君

 『白き魔女』は、ファルコム版(PC98用)、ハドソン版(セガサターン用)とも、RPGとしての出来映えが逸品である。そして何より、主人公のジュリオ少年がなんともカワイイのである。外見ももちろんだが、性格的にも、ちょっと気弱だけど、精一杯がんばって「男の子」している姿がいじらしい。同行する少女「クリスティーナ」にはしょっちゅういじめられっぱなしだが、この2人のコンビがまた良い。お気楽な明るい雰囲気で始まるストーリーが、やがて悲しい白き魔女の物語と交錯して行き、最後は感動的な結末に持って行く演出が素晴らしい。


アニメ『夢のクレヨン王国』より、クラウド君

 クラウドくんはよい。最初謎めいた登場の仕方をして、その後も主人公のパーティに付かず離れず、クールでカッコよくて、しかも自分でもそのことを相当意識しているあたりがドジを踏んだりした時に明らかになる。そこがまたかわいいのだ。元気系でも清楚系でもない、「クールでカッコいいけどカワイイ系」という新しいショタのジャンルを彼は作りつつあるような気がする。ちなみに最近明らかになったことだが、彼は泣くほどピーマンが苦手という子供らしいカワイイ一面を持つ。なかなか我々の期待を裏切らないではないか。


夏目さとる『神様がいっぴき』より、やっくん

八っくんは本名を八紅氷稲荷という「おきつね様」である。888歳だが神様としてはほんの幼児なので、いつもとんちんかんな願い事を叶えてやって周囲に騒動を巻き起こしている。絵のカワイさが必見! 現在4巻まで発売されているが、なんといってもオススメは3巻であろう


メディアワークスのゲーム『悠久幻想曲』よりピートくん

 このゲームにはピートとクリスという二人の「かわいい少年」が出てくる。ピートくんは元気でカラッとした性格で、機嫌を損ねてもすぐに機嫌を直して仲良くしてくれる。クリスくんはというと、典型的な内気少年で、筆者(ウサギの時計)としては、内気な子がすきだったつもりだったので、なぜクリスくんではなくピートくんにハマってしまったのか自分でも意外である。思うに、クリスくんの外見には必要不可欠な「男の子っぽさ」が不足していた(私にとっては)ということなのではないかと自己分析している。



夜麻みゆき『幻想大陸』/『刻の大地』より十六夜(いざよい)くん

 十六夜くんはやさしくて純真でぽにょぽにょしてて、モンスターと人間が友達になれると信じて疑わない。そんな彼の、非力だけどひたむきな純真さが、周囲の人々の心までをもを知らず知らずのうちに動かす原動力になっているのであろう……



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