建築家 三沢浩 連続セミナー 第6回が開催されました
連続セミナーも第6回といよいよ後半にはいりました。

 今回のテーマは「世界的動向と日本のモダニズム」。冒頭で、前回の質問にあった黒い羊について応えていただき、セミナーは始まりました。F・L・ライトのプリミティブ表現やナチズムにおける建築、三沢先生も師事したアントニン・レーモンドが、いかに自分のスタイルを確立したかなど興味深い話が続きます。さらに、日本のモダニズム、ヨーロッパ人によるアメリカ建築などについて語られたあと、この日のために用意していただいたものも含め、他では見ることができないような貴重なスライドを映写していただき、今回も非常に内容の濃いセミナーとなりました。

 恒例の懇談会では、三沢先生を中心に今回のテーマにもなったF・L・ライトの話で花が咲きました。その場ですぐ質問できてしまうのも懇談会の魅力です。ぜひ参加してみて下さい。

 参加人数は33名(内学生3名)。30のラインをいったりきたりしています。次回はぜひとも新記録がだせるといいなぁと思います。次回のテーマは「アメリカに花咲く『近代建築』」です。乞うご期待。

落水荘
(フランク・ロイド・ライト)

夏の家
(アントニン・レーモンド)

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