建築家 三沢浩 連続セミナー 第5回が開催されました
セミナー全10回の第5回。2月から始まった今セミナーも折り返し地点にさしかかりました。

 今まではヨーロッパが中心でしたが、今回は1920年以降のアメリカに舞台を移して話が進みます。シカゴ・トリビューン社のコンペから話が始まり、パリで行われた「アール・デコ博」出品に対するアメリカ内での議論や、アール・デコ摩天楼に対して「アール・デコをスタイルにしてはいけない」とP.ジョンソンが企画した国際建築展の話、さらにはフーバーダムやワシントン・ブリッジ等のアメリカの工業力・技術力を象徴する建造物のスライドが紹介され、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。

 次回は「世界的動向と日本のモダニズム」と題して7月25日に行われます。F・L・ライト、三沢先生が師事したA・レーモンド等の貴重な話が聞けると思います。スライドにもご期待ください。

シカゴ・トリビューン
 

トラクター工場
(アルバート・カーン)

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