建築家 三沢浩 連続セミナー 第3回が開催されました
 恒例の連続セミナーの第3回がG.W.直前の4月25日に開催されました。

今回は『ヨーロッパ「近代建築」の発生』のお話。F.L.ライトが発表した「作品集」がヨーロッパの初期モダニズムに与えた影響を中心に語られました。また、スタイナーに代表されるようなドイツ表現派の活動が一時的なものであったのに対して、グロピウスの「バウハウス」というモダニズム運動が時代をリードする International style に発展したかなど、2時間では足りないぐらいの内容を一気に駆け抜けました。

 体調が回復された三沢先生の参加のおかげで、2次会も大いに盛り上がっています。千葉大学の現役の学生さんや、埼玉の設計事務所の方々なども参加して皆さんそれぞれ話が尽きない様子。これを機会に新建の活動に興味を持ってくれたらなあと思います。
 肝腎のセミナーの参加者は今回36名(内学生6名)でした。雑誌などにも告知をして、もう少し人数が集まるかと思いましたが、意外と少なめ(それでも、第1回・2回を上回っています)でした。今では見ることのできない建物の貴重な写真を交えたスライドショーは一見の価値ありです。是非皆さんに一度(といわず二度・三度)会場に足を運んで頂ければと思います。


ゲーテアナム
(ルドルフ・スタイナー)

バウハウス
(グロピウス)

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