ちば建築とまちづくり展のご案内 | |||||||
今年も開催しました「ちば建築とまちづくり展」。10月29・30・31日の三日間で、延べ269名、最終日は150名の方にご来場いただきました。 あいにくと天候にめぐまれない三日間でしたが、区役所・美術館内という好立地のおかげもあってか、最後は結構な賑わいとなりました。その三日間の様子をお伝えします。 |
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パネル展示コーナー □新建築家技術者集団って何? □住まい手の思いに答える建築設計 □木を活かし、森を育てる家づくり □優れた建材と技術でつくる、健康で快適な建築 □高齢者や障害のある人にも住みやすいまちと住まい □安心して住み続けられるマンション □千葉に根ざした家づくりの新しい試み 特別展示コーナー 千葉大学都市環境システム学科小林研究室から ・千葉の分譲・賃貸団地の再生 ・海と人とを育むはじめの一歩 −盤洲干潟・お台場・野島での「音のワークショップ」 住まいの何でも相談コーナー 会場では住宅建築のプロが、常時待機していましたが、今回の相談はありませんでした。宣伝不足か…。 自然素材展示コーナー アンケートの結果で、もっとも関心の高かったのは、「自然素材」「健康」「木を活かす」でした。実際に触れる展示物は人気が高かったです。 |
会場の様子 |
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記念講演 ■30日(土) 「千葉の住宅地・団地の再生」 新井信幸氏 小杉学氏 千葉大学自然科学研究課博士課程 住人に極めて近い立場で行われてきた研究から、建替えに伴って「そこに住む」ということに求められるニーズと現実、また大きくみた地域の中で暮らしていくために必要とされる「再生」とは何か。普段なかなか知る機会の少ない「団地」について、ゆっくり考える事が出来ました。 |
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■31日(日) 「住まいづくりは家族づくり」 山本厚生氏 建築家 新建全国常任幹事 徹底して話し合って作る住宅。住み手の主体を貫き、単純な形で分かりやすく。「家族」についてトコトン考えた住まいづくりの話は、家族の抱える様々な問題や在り様にも渡りました。質疑応答は盛り上がりました。かなり突っ込んだ質問の数々に、丁寧に答えていただきました。 |
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出展者からの感想 □展示会場として、さや堂ホールはとても雰囲気が落ち着いていて、良かったと思います。展示内容も設計事務所、施工業者、学生など多岐に渡っており、充実していたのではないでしょうか。 最後の日には、山本厚生さんの「住まいづくりは家族づくり」という講演会を展示会場の中で聞けたというのは、とても生な感じで良かったです。建築の作品の説明を聞けるかと思っていたのですが、建築の前にもっと大切な“家族”という豊かなものをつくらなければならないという話にはびっくりしました。私も線を引くだけでなく、もっと子供と話をする時間を持たなければならないなあと、つくづく反省したしだいです。原点に立ち帰ってもっと山本さんのように設計の勉強をしていかないとだめだなあと、実感しました。(T) □今回は展示会という形で研究を発表するにあたって、千葉に関する研究を千葉の方に見てもらうために展示の方法・内容を考えることを通して、今まで以上に千葉で学んでいるということを強く再認識できたように思います。また「学生」としてではなく一出展者として実務に携わっている方々と交流がもてたこと、多世代の交流が持てたことは非常に貴重な経験となりました。 今後もこのような機会があればより積極的に関わっていきたいと思っています。今回は展示会という貴重な場をあたえてくださり本当にありがとうございました。(千葉大学H) □山本厚生氏の記念講演『住まいづくりは家族づくり』を聞いた。「住まいづくり」は、住み手の人生をより豊かにする行為であり、単なる「家づくり」ではない。従って、設計者の役割は、住み手(施主ではない)の生命をいとおしみ自分らしく生きる環境を整えることであると指摘する山本氏の姿勢は新鮮だった。 久しぶりで訪れた建まち展だったが、さまざまな展示があり、新建のレベルがかなり高いものとなっていることを感じた。(N) □ 細かい感想はたくさんありますが、一番強く感じたことは、雨じゃなければもうちょっと来てくれただろうなぁ…。会場もよりいっそう暗くなってしまって残念でした。それと、来てくれた友人達はそろって「意外と面白かった」なんて言っていました。意外と?!…もうちょっとアピールが必要なのかなと考えてしまいました。まあ楽しんでもらえたことにはかわりない。よかったです。お疲れ様でした。(K) |
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