ドアホ米大統領閣下ドット・コム
みんなほんとのこと

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翻訳者:しまおか こういち

おい!あいつは、また250億ドルおれたちの懐からもっていくんだってさ

 ジェリー・オスリー

ワシントン発、04年5月6日発。
本日、我が英邁なるドアホ内閣が、イラク侵略と占
領が惨憺たるありさまだった証拠として、英邁なるド
アホ大統領
が、ご自身がやった一方的な戦争に
らなる
250億ドル(およそ3兆円)追加要請なさった。
これは、英邁なる閣下が当初要求なさった750億ド
ルに加えて、さらに、昨年9月に要請した870億ドルに継ぐものである。この追加費用は、
イラク占領がうまくいかなくなってにっちもさっちもいかなくなっているいことに必要な部隊増派
にかかる費用に必要なのだと言われている。もともとドアホ内閣が見積もったこの戦争の額
は10億7千万ドル程度だった。というのはイラクで強奪した石油を残りの戦費に充てるおつも
りだったからだ。ドアホ内閣のNetサイトが色々編集してきたけど、それが元々の数字だっ
た。ところがこの時点で、英邁なるドアホ閣下の泥沼戦争にかかる御コストが、すでに元々の
予定より100倍に!もなっているというわけだ。

ドアホ内閣の公約は、均衡予算と経済的繁栄を実現することのはずだった。ところがドアホ
内閣
は均衡予算を樹立あそばすどころか、これまで合州国政府が享受した最大の黒字を歴
史上最大の赤字に転化してお見せになったのだ。金持ちの選挙運動基金後援者に払い戻す
ために国家財源を国内支出しかつ着服なさっておきながら、英邁なるドアホ大統領はアメリ
カ国民にくり返し確約なさったこととは、ご自身の経済計画はほどなく確固たる基盤の上にこ
の国をすえるということだ。その代り、ご自身の目算では、250万以上のアメリカ人が職を失う
ことになる。
とはいえ、英邁なる大統領閣下は、後援者の一人一人すべてが、その「ドアホ経済学」
MARONOMICSによって禿げ鷹のように利益をむさぼり喰らっているのだから、事態は良くなり
つつあると強弁し続けておられる。この観点からすれば、ご自身の戦争の計算ミス総計は会
計上のミスに過ぎないと仮定することが許されることが合理的であるとも言えないこともない。
しかし、これはそうじゃない。英邁なるドアホ内閣がお認めにならざるをえなかったことは、
今度の大統領選挙前に、新たに金をどうしても必要ということで、困り果てていらっしゃるという
ことなのだ。ご自身らはハナッからご存じだったのだ。当初おっしゃっていた以上にこの戦争は
金がかかるだろうということを。またなんとかかんとかそれに勝って、またしても選挙をまんまと
お盗み取りになれて、そうしてからアメリカ国民の肩に彼らの軍隊の総崩れのコストを意表をつ
いておっ被せればいいとお思いになっているに過ぎないのだ。