消滅または見失いの位置は、
(a) 天球座標による赤経、赤緯(α、δ)
(b) 方位角、高度角(A、h)・・・《下記注意》
(c) 近傍の星名とその位置関係
のいずれかで記入下さい。

特に、建物や山などの地上物との位置関係についてご報告されたとき、 土地勘の無い私どもにはわかりにくいことが多いため、 原則として方位角、高度角など他の表記に直していただくようお願いいたします。

方位角の表記方法は、南を0度として天を向いて反時計廻りで計測する方法(西が90度)、 または「N20E」(北より20度東)のような表記方法を用いてください。
これは、方位角の表し方がいろいろな学問分野で統一されていないことによる 誤解を避けるためです。
《例:天文(S=0度、W=90度・・)、気象(N=0度、E=90度・・)、地質(N=0度、W=90度・・)等々》
まず、あなたがどの方角を向いて(立って or 座って)いたか、を基準に考え、 それに対してどの向きだったかを考えると、わかりやすいと思います。
車の中からの目撃では、特に高度の低い狭い範囲しか見渡せないことにも注意が必要です。
隕石落下の可能性を検討するにあたり、特に消滅点の高度角は重要な情報です。

参考情報として経路の延長線が地平線と交わる交差角がわかれば併せて記入願います。
なお、このような詳細情報でなくとも火球の飛行経路について右落ち(\)・左落ち(/) ・水平(→、←)・垂直(↓)の別を示していただくだけでも有益なデータになります。