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記事タイトル:火球なんでしょうか。
お名前: NAPIC URL
>廣瀬 智 様
こちらは北海道で活動しておりますNAPICともうします。
飛行機雲に似た現象でも、調査すると以外に違ったというケースが最近の事件にありました。
飛行機雲のできやすい条件はある程度上空が湿っていなければなりません。
そして−29度以下の気温が必要です。
その場合の天気図では、観測地点が低気圧の前面に位置している場合が多いです。(接近中という意味)
前面では湿った空気が南から北へ流入し対流圏全体が、湿潤空気に覆われるので、
飛行機雲も形成されやすくなり、長い飛行機雲もできます。
日本ではこの時期冬型の気圧配置になりやすいのですが、その場合対流圏下層には
日本海の海水が蒸発してできた雪雲が存在しますが、上空には大陸性の気団による
乾燥した空気が流入しています。
よって、その4月3日が、もし冬型の気圧配置の時には飛行機雲以外の可能性も考える必要が
あると思います。また気圧の谷が接近中であれば飛行機雲の可能性が高いと思います。
私どもは気象条件で見分けるのが最も簡単で確実だと考えております。
昨年、12月17日に北海道恵山で飛行機雲に類似した現象が目撃され、
遠軽ではその同一物体と思われるものがビデオ撮影されました。これはHBC
(ローカル)やNHKでも全国放映されました。
しかし、徹底調査すると該当する飛行機は現れませんでした。
気象条件は西高東低の冬型の気圧配置でしたので、飛行機雲とは考えにくいのです。
残る可能性は、秘密かあるいは認識できない人工天体の落下現象なのか、
それ以外の現象なのか、しか考えられません。
こちらのNAPICのHPにはこの事件についての詳細(写真やビデオもあります)が
記録されておりますので、お時間がございましたらぜひお立ち寄り下さいませ。
[1999/04/07 18:13:42]
お名前: 管理人
情報ありがとうございました。
継続時間から考えて、少なくとも火球ではありません。
正体が何であるか、簡単には結論づけられませんが、
時刻と方向から考えて、飛行機の腹部に太陽光線が反射した可能性が
最も高いと思います。
おそらくとても天候の良い日だったのではないでしょうか。
[1999/04/04 18:53:58]
お名前: 廣瀬 智
4月3日午後5時15分頃、5分程度にわたって、私の家(北海道帯広市)
白い煙のような尾を持つ明るく光る物体を見ました。
方角は、西南西、高度は専門的な表現はわからないのですが、地面から30度程度、
尾は中心から左上45度くらいに出ていました。
これは流星(火球)なんでしょうか。
すごく明るかったので、我が家の娘(3歳)が1番最初に発見しました。
[1999/04/03 17:38:06]
記事タイトル:4月7/8日20時40分の火球
お名前: 管理人
目撃情報がありました。
NMS-MLの高梨雅彰さんの書き込みからのからの転載です。
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報告者名 :小澤 俊子
観測地市町村名 :東京都小平市
観測日時 :1999/04/07 20時39分頃
発光/発見位置 :ほぼ真西 オリオン座よりは高い位置から
消滅/見失位置 :右落ち(\)
光度 :金星より明らかに明るい
継続時間 :3秒くらい
痕 :無
色 :白
備考 :窓ガラス越しに観測。「右落ち」の際、直線的ではなく、
「上からの弧の一部」を描くように曲線的に感じられた。
最後は、丸の形がだんだん小さくなって消えた。
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[1999/04/18 07:09:05]
お名前: 管理人
長野県塩尻市の百瀬雅彦さんから火球の目撃情報がありました。
目撃された方がいましたら情報をお願いいたします。
観測地市町村名:長野県塩尻市
観測日時:1999年4月7日20時40分頃
発光/発見の位置:ふたご座足付近
消滅/見失の位置:おうし座付近
光度:マイナス4〜5等
継続時間:2秒くらい(ゆっくり)
痕:短痕あり
色:青白い
備考:たいへんゆっくりで、青白く燐光を伴って流れた感じ。途中雲で見
えなくなり、雲が切れたおうし座付近で消滅した。久しぶりの明るい流星です。
[1999/04/08 14:08:20]