* 退院翌日(術後12日目) *
【2006.08.13】

朝,昼,夕,夜と1日4回のわんこの散歩。
お掃除と洗濯,持ち込んだ入院グッズのり片付等々,ほとんど日常の作業は支障なくこなせます。
傷のつっぱり感は相変わらずですが,それも押したりしなければきにならない程度。
術前の倦怠感に比べれば,これだけ動いても今の方がずっと元気です。

食事は一度に沢山食べなければ大丈夫。
食後暫くする腸がきゅ〜っと絞られるように動いて,トイレサインが。これが脂汗が出そうに成る程痛いのです。
入院時から続いている頭痛が未だとれず,鎮痛剤を服用。


* 退院翌々日(術後13日目) *
【2006.08.14】

一番風呂ならOKと言われていたので,久々に入浴。
しかし,水圧と浮力で腸が変に刺激されたのか気分が悪くなりそうそうに退出。
明け方までお腹が落ち着かず,とほほ〜な一夜を過ごす。
入浴が退院後の検診まで禁止なのは,細菌の感染だけではなくてこんな事があるからなのですね…納得。




* お仕事へ復活(術後20日目) *
【2006.08.21】

3週間(入院+自宅静養)の夏休みを経て,本日から職場に復帰いたしました。
電車通勤なので,流石に少し不安だったので余裕を持って出勤。
重いモノは持たない,疲れない程度に…とは思ってみたものの,机の上の瓦礫の山に溜息。

本日から腹帯をはずしました(←制服のスカートが入らないので)。
座りっぱなしでも特に違和感はなし。冷房対策には注意が必要です。
腹筋を使うような動作はまだ少し不安が残ります。
なんとなくお腹がさっぱりせず,トイレに立つ回数が多いのが困りモノ。(トイレサインの自己主張も健在)
麻酔の後遺症の頭痛が大分おさまってきました。



* 退院後の診察(術後24日目) *
【2006.08.25】

退院して2週間目の診察を受診。
エコー,内診の結果ともに順調。
次回は術後2ケ月目の10月2日。この結果に問題がなければ治療は完了♪
いつの間にか咳やクシャミをしても,まったく気にならなくなっていました。



* 術後1ケ月目 *
【2006.09.01】

あっという間の1ケ月…入院していたのがはるか昔のように思えます。
トイレサインの腸の痛みも半減してきました。膀胱の調子はほぼ正常に戻った感じ。
傷跡の赤ミミズは引っ張られるとピリピリと文句をいいますが,気長に付き合っていきましょう。



* 術後2ケ月目 *
2006.10.02
切腹から丁度2ケ月目…2回目の術後検診を受診してきました。

超音波&内診の結果も良好。これで筋腫に関しては一段落とのありがたい()お言葉をいただきました♪
卵巣は残してあるので,今後は念のため半年に一度の「卵巣がんの検査(経膣エコー)」を受けることに。
最近では人間ドックのオプション(婦人科検診)にも組み込まれている場合があるようですが,
全摘の場合は対象にならない(部分的になっちゃうので)…と言うことで,来年の1(術後半年目を目安)に仮予約をぽちっと。

その他に,寒い季節になると傷(内外ともに)が痛むかもしれないので要注意。
腹痛(特に右下腹)が痛んで医療期間にかかった時には,盲腸は開腹時に同時に摘出しているので(傷跡がないので)
誤解を受けないように「盲腸は摘出しています」と自己申告するようにと言われました。


膀胱の調子は未だいまひとつ…です。
これは手術のせいだけではなくて結石も関係しているので,来年のメンテナンス対象といったところでしょうか。
メンタル面もホルモンバランスについても,特に異常は感じられません。

もっとも私の場合,前者については「納得した選択&お気楽な性格」なので喪失感や後悔する要因はないのですが()
ホルモンバランスは個人差があるので,体調不良を感じた場合は治療しますが,あまりナーバスになる必要はないとの事。
何よりも貧血が改善されたようで,「だるだるダルメシア〜ン」な状態から開放されていたって◎な毎日です。

傷跡ですが,入院中も保護テープが肌に合わずかぶれてしまったのでほぼ放置状態です。
もしかすると,抜糸直後が一番きれいだったのかもしれない()
先生のご自慢の仕上げも,立派な赤ミミズに変身〜!努力を水の泡にしてしまってごめんなさい()
一部テープが残っていた部分(1センチくらい)だけ,白っぽく目立たなくなっています。
乾燥する季節になると,表面が布とこすれてかゆくなってしまい…ついつポリポリ。
乾燥肌+ケロイド…これは盲点でありました。この悪循環は問題ですね〜()
ま,とりあえずはひと仕事終えて,さっぱりすっきり。ほっ♪と言った気分です。



* 術後3ケ月目 * 
2006.10.30
術後ほぼ3ケ月。8月から延期になっていた,定期健康診断(人間ドック)を受診。

数年前から臨海病院の健康医学センターで受けていますが,その結果が今回の手術につながったわけで…。
毎年,職場の決め事なのでなんとなく…と思っていたのが,今回はちょっと気持ちを新たにしてみたり()
ここでの検診は,ゆったりとくつろいだ気分で進めていただけるのでとても気に入っています。
当日わかるデータについては,お昼をはさんで簡単な説明をしていただけるのも安心ですね。
半年前からの予約にもかかわらず,希望の日にちが取りづらいのはやはり人気が高い証拠です。

毎年,「未調整」で受診しています。変に調整するよりも,通常の状態で検診する方が正確でしょ?
…と,いうのは単なる言い訳です。はい。
ヘモグロビンの値は13.8。昨年,一昨年は11.8。術前の9.2。術直後の11.4。に比べて大幅アップ(当社比)
人間の体って正直なんだなぁ…と改めて「へぇ〜」ボタンを連打したい気持ちです。
詳細な結果は2〜3週間後に郵送に届きます。楽しみなような不安なような…()



* 術後3ケ月半 *
2006.11.07
シリコンジェルシートを購入。

いまさらではありますが,傷跡のかゆみとケア対策に,シリコンジェルシート「トリポロン」を購入。
6cm×14cmのシートが2枚入って7000円なり。
片面が粘着タイプになっていて,盛り上がった傷跡を保護&平らにする効果があるとのこと。傷の大きさに合わせてカットできるのは便利ですね。
しかし…見た感じが何かに似ている…う〜ん。
!!そうだ!!水戸の梅(笹の間に梅ゼリーを挟んだ銘菓)を,透明にした感じ。
ぷるぷるなジェルシートの保湿効果で,貼ってみるとかゆみが治まったような気がします。
薄手なので貼付けた上からテープで止めて,これで傷が布地と擦れることがなくなかなか快適です。
水洗すれば45回繰り返して使えると説明にはありますが,粘着力が結構強いので剥がすときに注意しないとプチッと破けてしまいます。まぁ,継ぎはぎでも使えないことはなさそうですが。
カットした半端が出たので,手の甲に小さな盛り上った傷跡にも貼ってみたところ…確かに平になりました。
色味は残ってしまいましたが…これは,まぁトシ故に代謝ですか()
お腹の方にも効果の程を期待できそうな気配です。


2006.11.10
一部負担金の返還がありました。

職場で加入している共済財団より,医療費の一部負担金の返還と入院給付金の送金通知が届きました。
入院付加金(7月分500+8月分6,000)と一部負担金(43,600)の合計50,100円。
退院時の支払総額が115,052円でしたので,引算すると今回の入院にかかった費用は64,952円。
個室差額分(40,950)を除くと,純粋な医療費は24,002円!!わあ,びっくり。
月々の控除が高いとは言え,日本の保険制度(諸問題は別として)が素晴らしいといわれるのはさもありなん。
早速,etc…の項目にも追加しておきますね。
*この金額は共済財団直営の病院のための優遇措置(本人1割負担,個室割引料金)適応です。
さて,振り込まれた臨時収入?!はと言えば…わんこのワクチン接種その他であっさりと消えてしまいました。
わんこも扶養家族に入れて欲しい〜!保険証に書いちゃおうかなぁ…と,結構本気で思っております()


2006.11.15
人間ドックの結果発表

10月末に受けた検診の結果が郵送されてきました。
血液部門オール「A」。ヘモグロビンの値を始め,コレステロール&中性脂肪も(ちょこっとですが)余裕でクリア。
去年アヤシイ記載のあったマンモグラフィも今年はお咎めなし。子宮筋腫ともお別れしたので…ええと。
余白に記載されたのはおなじみの「結石」と新顔の「肝嚢胞」。
これに長〜い友達の椎間板ヘルニアを加えると…あれ?減ってない…やっぱり3つじゃん。。。
聞きなれない「肝嚢胞」は,症状がなければ経過観察で良いらしいのですが。
なんだかこの「経過観察」と言う表現,曖昧ですよね。急は要しないが,症状が出たら要治療?
ちょっとでも変だと思ったら受診!…実行できたら,それにこしたことはないのですが。
「経過観察」し過ぎた結果,もっと早くに受診していれば…とドツボにはまるのは無精モノな私だけでしょうか()





以下,現在進行形♪


BACK