あほうどり
詞/織田まり 曲/福井康彦 編/西尾博文
水割りのグラス飲みほせば
アンタの面影忍び寄る
たった一言愛してると言えず泣くだけ
あほうどりよ、いつも恋は
あぁホテルのラウンジで
ひとり酔いしれる


二十歳から薬指にした
リングをアンタに差し出した
外したばかり薄く残る跡が寒くて
あほうどりよ、そして夜は
あぁ思い出抱きしめて
ひとり夢をみる


朝焼けを走る車たち
ガラスの窓から見下ろした
戻るはずないアンタの様に小さくなって
あほうどりよ、いつかきっと
あぁためらい振り捨てて
翔べる時がくる
七海りか