交響曲第1番ハ短調 Op.68 | |||
T | Un poco sostenuto - Allegro | ||
U | Andante sostenuto | ||
V | Un poco allegretto e grazioso | ||
W | Adagio - Piu andante - Allegro non troppo,ma con brio | ||
1876年初演。ブラームスはそれまでに声楽・器楽の別なくその才能を遺憾なく発揮しており、ようやく、といっ 感じでこの交響曲が作曲された。と言っても、この曲自身、少なくとも15年の歴史を持っている。第1楽章の初 稿は1862年にできていた。しかし、ベートーヴェンの後の古典を正統に継ぐ者としての期待がブラームスに掛 けられており、ワーグナーやリストといった急進派への対抗手段として交響曲を作らねばならなかったようであ る。ともあれ、擦った揉んだを経て1876年に完成。楽界の期待に見事に応える作品となった。 | |||
クリストフ・フォン・ドホナーニ | クリーヴランド管弦楽団 | 44:28 | |
ジェイムズ・レヴァイン | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | 44:24 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 47:35 | |
千秋真一 | R☆Sオーケストラ | 43:51 |
交響曲第2番ニ長調 Op.73 | |||
T | Allegro non troppo | ||
U | Adagio non troppo | ||
V | Allegretto grazioso | ||
W | Allegro con spirito | ||
この曲の構想は、南オーストリアはケルンテンにあるウェルター湖のほとりでの避暑中に練られた。非常に美し い景観で、その影響が十分に曲の中に見られる。この曲は、1877年のその避暑の印象を得てその年のうちに 書き上げられた。一般にはブラームスの「田園」とか「ウィーン風」などと呼ばれている。彼自身、この曲を「非常 に無邪気な交響曲」と言い、「陽気で、小さくて、ほとんどどうということもない作品、要するに一組のワルツから できている曲」と言っている。 | |||
ヘルベルト・フォン・カラヤン | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 40:49 | |
小澤征爾 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 39:11 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 45:27 |
交響曲第3番ヘ長調 Op.90 | |||
T | Allegro con brio | ||
U | Andante | ||
V | Poco allegretto | ||
W | Allegro | ||
この交響曲は、第2番の6年後の1883年に作曲された。その間にブラームスは3回ほどイタリアに旅行に行って おり、はっきりとは示されていないが内的にはなんらかの関連性があるといえるかも知れない。この曲はヘ長調で 書かれてはいるが、第1楽章の第1主題などその調性が維持できているのは1小節だけで、他の楽章などを鑑み ても全体にヘ短調の色合いが強い。古典のヘ短調の曲は牧歌的な雰囲気の曲が多いが、この曲はそのために 暗く情熱的な作品になっている。そのため、ブラームスの「英雄」とか、「ドイツ風交響曲」などと言われている。 | |||
ヘルベルト・フォン・カラヤン | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 31:58 | |
小澤征爾 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 36:53 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 37:00 |
交響曲第4番ヘ長調 Op.98 | |||
T | Allegro non troppo | ||
U | Andante moderato | ||
V | Allegro giocoso | ||
W | Allegro energico e passionato | ||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 41:28 | |
カルロ・マリア・ジュリーニ | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | 46:20 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 40:24 |
ハンガリー舞曲集 | |||
第1番 ト短調 | 2:43 | ||
第2番 ニ短調 | 2:33 | ||
第3番 ヘ長調 | 2:12 | ||
第4番 ヘ短調 | 3:53 | ||
第5番 ト短調 | 2:08 | ||
第6番 ニ長調 | 3:11 | ||
第7番 ヘ長調 | 1:35 | ||
第8番 イ短調 | 3:03 | ||
第9番 ホ短調 | 1:57 | ||
第10番 ヘ長調 | 1:29 | ||
第11番 ニ短調 | 3:11 | ||
第12番 ニ短調 | 2:14 | ||
第13番 ニ長調 | 1:22 | ||
第14番 ニ短調 | 1:37 | ||
第15番 変ロ長調 | 2:24 | ||
第16番 ヘ長調 | 2:09 | ||
第17番 嬰ヘ短調 | 2:44 | ||
第18番 ニ長調 | 1:17 | ||
第19番 ロ短調 | 1:48 | ||
第20番 ホ短調 | 2:08 | ||
第21番 ホ短調 | 1:16 | ||
ヴァルター・ヴェラー | ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
ドイツ・レクィエム Op.45 | |||
第1楽章 | 悩みを抱く者たちは、幸せである Selig sind,die da Leid tragen | ||
第2楽章 | なぜなら、全ての肉体は草のようなものであり Denn alles Fleisch es ist wie Gras | ||
第3楽章 | 主よ、私に教えて下さい Herr,lehre doch mich | ||
第4楽章 | あなたの住まいはなんと気持ちのいいことでしょう Wie lieblich sind Deine Wohnungen | ||
第5楽章 | あなた方はいま悲しみを抱いている Lhr habt nun Traurigkeit | ||
第6楽章 | なぜなら、私たちはこの地上には永遠の都を持たず Denn wir haben hie keine bleibende Statt | ||
第7楽章 | しあわせである Selig sind die Toten | ||
カルロ・マリア・ジュリーニ | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | 71:56 | |
Sp,バーバラ・ボニー/Br,ハンス・シュミット |
大学祝典序曲 Op.80 | |||
クリストフ・フォン・ドホナーニ | クリーヴランド管弦楽団 | 9:26 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 10:26 |
悲劇的序曲 Op.81 | |||
クリストフ・フォン・ドホナーニ | クリーヴランド管弦楽団 | 13:32 | |
ジェイムズ・レヴァイン | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | 13:56 | |
カルロ・マリア・ジュリーニ | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | 15:29 | |
ニコラウス・アーノンクール | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | 14:20 |