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2012/06/30(土) | 建築物として圧倒的に秀逸だった通天閣 | |||||||||||
塔の要素は高さだけではない。 デザインも、またどれだけその地域と、その歴史に根付いてきたかも重要なのです。 |
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今回、初めて大阪の通天閣を見たのだけれど、その異様な姿に圧倒されました。 太い胴体に褌を締め、四方に足をのばして踏ん張りつつ 上空から周囲を睥睨している様はまさに怪異。 高さは100mしかないけれども、この圧倒的な迫力は秀逸です。とても良いです。 |
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■通天閣 |
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初代通天閣は1903年(明治36年)に開催された第5回内国勧業博覧会の会場跡地に パリのエッフェル塔と凱旋門を模して建設されました。 その後、戦時中に軍需資材として初代通天閣は解体されてしまいましたが 古い写真で見る初代通天閣はとても素敵な姿でした。 現在の二代目の通天閣は昭和30年に建築されています。 その後も様々なユニークな経歴と共に立ち続けているのだけれども デザイン、歴史、共にこの塔は濃厚な現実感と人間味に溢れていて 非常に優れた建築物だと、私は思うのです。 |
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■通天閣 |
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塔にとって大切なことは、ただ高さを求めることではない。 高さを実現するための技術力だけではない。 広範囲の地域から見える存在であり、また老朽化するまでの数十年間を 人々の生活と密着して、共に立ち続ける存在であるということを 大阪の通天閣を見ていて思いました。 |
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■通天閣 |
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■通天閣 |
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■通天閣 |
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どっしりした腰構え。 |
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■通天閣 |
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圧倒的な存在感を放っている。 |
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■通天閣 |
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通天閣の先っぽ。 黄色の三本縞はかなり格好いいのです。 |
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■通天閣のふもとでビリケンさんと一緒に座る人 |
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通天閣のふもとでビリケンさんと一緒に座る人。 なんだかのどかな風景。 |
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■商店街からの通天閣 |
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通天閣は地下鉄堺筋線恵美須町駅から徒歩3分の場所にあります。 |
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