アナログカメラの基礎知識

2002年4月30日設置

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カメラ本体 シャッタースピードとは

シャッタースピードとはフィルムや撮像素子に光を当てる露出時間です。

普段はフィルムや撮像素子に光が入らないようにシャッターが前を覆っているのですが
シャッターボタンが押された瞬間にその覆いが外れます。
その外れた瞬間に露出されるのですが、その露出時間がシャッタースピードです。


写真の明るさ、適正露出は絞りとシャッタースピード、ISO感度の3要素で決まります。
シャッタースピードを速めたければ、絞りを開くorISO感度を上げる必要があります。
露出時間が減って光量が減る分、絞りを開いて光量を増やしたり、感度を上げる必要があります。
シャッタースピードを遅くすれば絞りを絞れるし、もしくはISO感度を下げられます。

カメラのマニュアル設定モードに
 ・絞り優先モード
 ・シャッタースピード優先モード
がありますが、撮影するシーンによって使うべきモードが異なります。

【絞り優先モード】
 基本はこのモードを使うべきです。
 なぜなら【絞り】が写真を撮る上で一番基本の「絵作り」に関係してくるから。
 ボケを多めに出したいなら絞りを開くし、解像度を高めたいなら絞りを絞るし
 絞りによって撮れる絵自体が異なるのだから、基本はこのモード。

【シャッタースピード優先モード】
 絵作りよりもシャッタースピードの設定が必要な場合に使います。
 具体的な例としては
 ・室内での子供の撮影⇒シャッタースピードが速くないと手ブレする
 ・動きの早い動物や乗り物をブレずに撮りたい場合
 ・夜景⇒絞りでの絵作り以前に手ブレすると絵にならないから
     可能な限りシャッタースピードを速くする

普通のシーンなら絞り優先モードを使うので、
シャッタースピードを意識することはあまり無いのですが
暗い場所などで被写体ブレや手ブレを避けたい場合は
シャッタースピードを意識する必要があります。


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