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はじめに | ピンホールカメラの原理 |
私が所属していた画像工学科の教科書の一番最初に カメラの原型としてカメラオブスキュラが書かれていました。 カメラオブスキュラとは、まだカメラが無かった時代に絵を描く補助装置として使われたもので ピンホールの原理を利用しています。 まず、暗室を用意してその暗室の壁に小さな穴を開けると その穴を通して外の風景が反対側の壁に投影されます。 この投影された像をトレースすることで、外の風景の正確なデッサンが可能になります。 |
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■ピンホールカメラの原理 左側の「あ」の文字が暗室のピンホールを透過して 暗室内の反対側に左右上下逆の「あ」が映ります。 |
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この穴がポイントで ・小さい穴を開けるとより鮮明な画像を得ることができます ・小さくすることで、光量が少なくなり像が暗くなるデメリットがあります ・また小さくし過ぎると、逆に回折現象で像がボケます これと同じ原理を使っているのがピンホールカメラです。 像が投影される反対側の壁に撮像素子やフィルムがあれば ピンホールを透過した像を撮影することができます。 |
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