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2010/01/20（水）	この国が平和で良かった
家から会社まで結構近いので朝は8時半に家を出て 8時50分には会社に着きます。 朝起きて朝ごはんを食べて、シャワーを浴びて戦闘モードに入って ニュースを見ながら髪を乾かしてスーツを着てネクタイを締める。 毎日この繰り返しですが、朝のニュースを見ていていつも思う事がある。 この国は表面的にはとても平和だ。 朝8時からのニュースだからユルイ話題がメインなのかもしれませんが どの芸能人が結婚しただの、離婚しただの、本当にどうでもいい話題を しつこいくらいにこねくり回して、いかがわしい芸能コメンテーターがぞろぞろ出てきて 何の確証も無い推測話や支離滅裂なことを得意げに述べたてる。 あまりの馬鹿馬鹿しさにあきれるくらいですが、逆にここまで徹底していると 中途半端なお笑い番組より遥かに笑えるからいつも同じ番組を見ています。 そして毎朝脱力しながら「平和な国だなぁ」と。 実際はこの国の厳しい現状に正面から向き合って報道できる能力が無いだけで 「馬鹿馬鹿しい報道を繰り返していられる」くらい、この国は安泰な状況では無い。 むしろ返しようも無い莫大な国債をかかえて危機的な状況にある。 それでも誰も反乱を起こすわけでもなく、馬鹿なニュースでも視聴率が取れているのだから この国はとても平和なのです。 毎朝変わらずくだらないニュースが流れていると ほんの少しだけホッとする。
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