日誌

2002年4月30日設置

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2009/10/12(月) 本性は馬鹿です

自分の部屋で日本酒を飲んでいました。

なんだかとても良い気分になって、おつまみを食べながらさらに飲んで
テレビを見ながら、ちょっとした出来事にゲラゲラ笑って
役者の臭い演技に妙に感動して、思わず涙が出たり
おつまみの炒り豆を猛烈な勢いで頬張って満足したり
そんな馬鹿馬鹿な状態を楽しみながら、お酒を飲んでいました。

あんまり飲みすぎたものだから、急に体が寒くなってきて
そのまま布団にもぐりこんで「うー、ぬくいぬくい」とやっているうちに
いつの間にか熟睡してしまって、夜中の3時に突然目が覚めた。

テレビも電球もつけっぱなしで、テーブルの上も荒れ放題。
すぐに眠りに入れそうな感じではなかったので
部屋の中を少し片付けました。

お酒を飲むと、人前では隠しているその人の本性が出てしまうことがあります。
普段の生活をしていく上で他人には見せてはいけないと
表面上取り繕っている部分、押さえ込んでいる部分を
酔っぱらって無防備にさらけ出してしまう人をいままで何度も見ました。
それは、間違いなくその人の本心なのです。

急に傲慢な態度になる人。
人を力いっぱい蹴っ飛ばす人。そのくせ
道端の看板などを蹴るときは明らかに力を加減する人。
激しい剣幕で怒りだす人。
その場の人々を凍りつかせる演説をぶってしまう人

いろいろな人がいるのですが、私の場合は根がただの馬鹿だから
酔っぱらっても馬鹿馬鹿しい状態をさらけ出すだけです。
私が普段取り繕っている部分が馬鹿なだけだと思うと
まぁ良かったと思う。
些細なことで笑いが止まらなくなったり、変なことで感動したり
何もしゃべらなくなってただひたすらニコニコしてたり。
他人にあまり迷惑をかけなくてすみます。

そんなことを考えながら、深夜に部屋の中を片付けていました。

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