日誌

2002年4月30日設置

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2009/09/25(金) 初顔合わせは唐突に

仕事が終わって家に帰って、ゆっくりシャワーを浴びました。
そのまま髪を乾かしながら部屋に入って電気をつけて
ふと、押入れの扉を見たところ、丸々と太ったゴキブリを発見。

その瞬間「あら、珍しい」と思った。

私がこのアパートに引っ越してから、かれこれ5年が経ちました。
アパートの住人とも顔見知りになって、見かけるとお互いに挨拶するのですが
不思議なことに、私と同じ階の真向かいに住んでいる住人の顔を一度も見たことがありません。
部屋に電気がついているのを見かけるから、間違いなく誰かが住んでいるのに。

見たことが無いといえばゴキブリもそうで、一人暮らしの男の部屋ならゴキブリがいてもおかしくないのに
今まで一度も出たことが無いから、ゴキブリホイホイも、スプレーも
引っ越してから一度も使ったことがありませんでした。

そんな珍しい存在が突然部屋の中にいて
「あら」と思ったのですが、叩き潰して壁が汚れるのも嫌なので
とても無造作に、掃除機で吸い取ってしまった。

掃除機を止めて、パイプの口に蓋をしてからコンビニまでスプレーを買いに行こうとしたのですが
掃除機から微かにカサカサ音がしてる。
パイプの口の蓋までゴキブリが来ていて外に出ようとしてもがいている音が聞こえました。

そこで閃いたのですが、わざわざ殺すまでもなくそのまま掃除機のパイプを本体から外してしまって
両方に蓋をしたまま外に持っていけば、ゴキブリを放り出せるのでは、と。
早速、パイプを持ってアパートの階段を降りて外に出ようとしたのですが
まさに最悪のタイミングで、アパートの出口で出会い頭に女性と鉢合わせてしまった。

お風呂あがりで、しかもゴキブリを外に追い出すだけの用事だったので
下がトランクス一丁。素足に革靴。上はボタン全開のラフなシャツ姿。
両手に掃除機のパイプを持って、「U」の字型にぶら下がった状態で若い女性に真っ向から対峙した。

ゴキブリを見つけた時より遥かにドキドキした。

彼女は何事も無かったかのように私の横をすり抜けて行ったのですが
階段を上がっていく足音が私の階で止まって、ドアが開く音が聞こえたから私と同階の住人らしい。
5年目にして初めて出会いました。
その貴重な初対面で、強烈な姿を見られてしまった...
でも、私の好みのタイプの女性ではなかったから、まぁいいやとも思った。

とりあえず外に出て、掃除機のパイプの蓋を外してゴキブリを外に放り出しました。
一瞬、撃滅してやろうかとも思ったのですが、吸い取られた拍子に足を怪我したらしく
よたよた逃げていく彼を見ていたら、まぁいいやと思ってそのまま逃がしてあげた。

こんな日もありますよ。
今度、同階の女性に出会ったら、きちんと挨拶しよう。

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