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2002年4月30日設置

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2009/01/06(火) お化けはなぜ怖いのか

お化けはなぜ怖いのか。それたぶん

 ・お化けそのもののが、何で構成されているのかわからない
 ・そもそもお化けが何をする存在なのか、何のためにいるのかわからない

お化けそのものの視覚的な怖さというより、とにかく何から何まで「わからない」ことが怖いのではないか。
そんなことを病院の待合室で考えていました。

昨晩、お風呂でシャワーを浴びている時に左目のコンタクトレンズが瞼の裏に入ってしまい、
あわてて左目に水をかけて洗ったり、いろいろ試したのですがどうしても取れない。
どうにもならないので昨日はそのまま寝て、今朝一番で大学病院の眼科まで行きました。

昨晩の時点でコンタクトが眼球の裏側に入ったらどうなるのだろうと思って
あわててインターネットで調べたのですが、眼球の裏に入ることは物理的に不可能とのこと。
そこまでは知っていたのですが、どうやったら取れるのか、また取れなかった場合どうするのか
よくわからないままとても不安な気持ちで待合室で待っていました。
待ちながら考えていたのが、お化けの怖さはこれと似ているのではないかと。

どうしたらいいのか、どうなるのか。
先の見通しが予想できない未知の領域に対する不安な気持ちが、お化けの怖さの本質だと思う。
お化けの正体がわかった時点で「お化けという分類」に整理されてしまって
それ以降何かの拍子に見かけても、「あっ。お化けがいる。」で済んで終わると思う。

そんなことを考えながら待つこと30分、ようやく診察室に呼ばれて女医さんが診てくださったのですが
私の目を入念に調べたにも関わらずコンタクトが見つからず
別の女医さんにも見てもらったのですが、どうしても見つかりませんでした。
女医さんは「いつのまにか目から落ちちゃったんじゃないの ガハハ!」と豪快に笑ってたけど
あんなに大きなものが目から落ちても気づかない私は結構おっちょこちょいなのです。
でも、何事も無くてホッとひと安心。


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