日誌

2002年4月30日設置

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2008/07/21(月) 千鳥ヶ淵での献花

天気が良かったら自転車で遠出する予定だったのですが
曇天模様だったので、近場の千鳥ヶ淵戦没者墓苑までお参りにいきました。
終戦の8月になると参拝者が増えるので、少し早めに。

私の親族に海外の戦没者がいるわけではないのですが、
1年に2〜3回、千鳥ヶ淵へ献花をしに参ります。

戦争で敗北して国中が焦土と化した日本が今の状態にまで奇跡的に繁栄したのは
戦争で亡くなられた多数の方々と、その方々の無念の思いを引き継いで
戦後必死に生き抜いた方々がいたからだと、私は思っています。

他国に侵攻した日本の戦いの理由を美化するつもりは無いですし、
都合よく歴史を解釈するつもりもございません。
その上で、この国の土台となっている大切な存在を忘れることの無いように、
定期的に千鳥ヶ淵にお参りに行くことにしています。

終戦から60年以上経ちましたが、今日の千鳥ヶ淵には沢山の参拝者がいました。
ご年配の方々がとても丁寧に、心を込めてお供え物をしているのを見て
あらためて、あの戦争が過ぎ去った遠い過去のものではなく
現在でも多くの人々の心に、大きな影響を与えていることを実感しました。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑は海外戦没者約240万人の慰霊・納骨施設ですが、
国内で亡くなられた方々と、戦後を生き抜いた方々へも思いを馳せて。

献花をして参りました。

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