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2008/07/15(火) | レンダリングのすすめ |
久しぶりにCGを作っていますが、レンダリングがとにかく楽しい。 3DCGを簡単に説明すると、 1.コンピュータで、形状データを作る(モデリング) 2.仮想空間に光源を配置する 3.仮想空間にカメラを配置する 4.形状データに光があたって反射して見える風景を カメラの位置からコンピュータが計算 5.計算結果が画像になる この画像にするための計算作業が「レンダリング」です。 レンダリングをするカメラの配置・設定がとても重要だから、 現実のカメラで写真を撮って練習しているわけで、 写真自体が好きなわけでは決してない。よく勘違いされますが 正直写真は好きではない。 このレンダリングにはかなりの計算力が必要で、 私のマシンのような古い機械だと画像を1枚計算するのに丸2〜3日かかっても終わりませんが、 そこは便利なものがあってネットワーク上の複数のマシンで連携して、 よってたかって計算することで時間を縮めることができます。 これが「レンダリングサーバ」。 私の家には、レンダリングサーバに使っている自作PCが3台あって 必要になると一斉に電源を入れて、LANにつないで計算させますが それらの冷却ファンが吐き出す騒音と熱風と巻き上げる埃とで部屋の中が大変なことになります。 特にCG展の直前だと、レンダリングを何度もやりなおすから 寝ている時も関係なく延々とレンダリングをし続けることになります。 でも、実はこれがとても愉しいのです。 ひととおり面倒なモデリングが終わってしまって、 後は光源設定とか素材表面設定とかカメラの設定を調整しながら 出来上がるのを待ってる瞬間が一番愉しいのです。 私の使っているマシンは3台とも古くなってしまっているから そろそろ新しいマシンを作ろうかなと思いつつ 久しぶりのレンダリングを楽しんでいます。 |
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