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2008/07/13(日) | 感性とは |
私は音楽に関する感性をほとんど持っていません。 感性とは、自分が世界から感受した刺激を分類、整理した上で、記憶の中に蓄積したもの。 その蓄積されたものがより効率的に、新たな刺激の中から重要と思われるものを掬い取り、 同種のものを再分類することで蓄積が蓄積を育てていく。 人によるその蓄積内容の差によって、感じ取ることができる内容・量が異なる。 感性とは、そのようなものであると定義した場合(あくまで私個人の勝手な定義ですが)、 私の音楽に関する感性はまるで金魚掬いの網のように、とても貧弱なものだと思う。 何か刺激を受けても、小さいものしか掬い取ることができないし 掬い取った経験によって網を補強してきたわけでもない。 いつも同じ薄さの網で、進歩・蓄積もしないまま、金魚掬いのように刹那的に使って すぐに破れて駄々漏れになってしまう。 そんなことを繰り返していたら、音楽の何が良いのか、何が楽しいのかを 全く感じ取ることができないまま、この歳になってしまった。 最近、自分の周りで音楽をやっている人が増えて 彼らがとても楽しそうなのを見たら、正直うらやましくなりました。 自分でも楽器を使って何かを奏でてみようかなと思ったのですが 今の自分の薄っぺらな感性では、できることが限られているので まずは音楽を聴くところから始めます。 |
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