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2012/07/02(月) | アパートの野良猫たちの機嫌がとても悪かった | ||||
いつもアパートの出口でたむろしている野良猫たちの機嫌が、今日はとても悪かった。 私が近寄るだけで「シャーッ!」という鳴き声をたてながら背中の毛を逆立てている。 まぁこんな日もありますよ、と思いながら通りに出たら 道路脇で横になっている黒子猫と、そのそばで立ち尽くす母猫を見つけた。 母猫の様子が変だ。 近づいてみたら黒子猫は血を流して死んでいた。 その場所には普段は車が止められているのですが、その車が出た際に黒子猫が轢かれてしまったらしい。 もう動くことのない子猫のそばに寄り添う母猫の姿がとても痛々しかった。 |
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■今日の一枚
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私は、この車の運転手が悪いとは思わない。 東京のこんな危ない場所にも関わらず野良猫達をどんどん増やした近所の老人達に全ての責任がある。 愚かな彼らを責めたところで子猫の命が戻るわけでもないし、仕方がないことなのだけれども この母猫の深い悲しみと、不条理に憤った他の野良猫達の怒りを 彼らは少しでも理解するべきだ。 自分達の勝手な自己満足がこの残酷な死の原因そのものであることを理解するべきだ。 当然だけれども、生き物を飼うということはそんなに簡単なことではないのです。 食べ物だけ与えておけばそれで良いという話では決してないのです。 それは猫だけではなく、ハトにせよ、どの動物にせよ皆一緒なのです。 |
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