トイカメラ写真館

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2011/09/18（日）	東京のホームレスと日本の衰退
上野でバスに乗ろうとしたら、不思議な立て看板を見つけた。 「長期の滞在者、長期の荷物放置はお断り」という内容だったのですが すぐには意味がわからなかったのですが、バス停の近くで横になって眠るホームレス達と 様々な荷物を脇に押しやるフェンスを見て、ようやく理解した。 バブル崩壊後、この国は確実に大きく衰退した。 生活保護だけで３兆円も支出する国になったにも関わらず、ホームレスの数は増える一方だし それに気がついていても根本対策をとれないほど政治が劣化した。 看板を立ててホームレスを追いやることは何の解決にもなっていない。
■今日の一枚 使用カメラ：　デジタルハリネズミ２ 上野のバス停の風景 ここにもホームレスがいた
今日の上野駅近くで、「日本は侵略国家ではない」という変な垂れ幕をして 大音響で意味不明なことを喚きたてる人々がいて、こちらもすぐには理解できなかったのですが どうやら70年前の戦争のことを言っているらしい。 島国の日本の軍隊が大陸に進出していたということは何を意味するのか、よく考えてから言って欲しいし もし侵略戦争ではないというのであれば、それでは何戦争だったのか、きちんと説明するべきだ。 増え続けるホームレスにせよ、この国の過去にせよ、私達は厳しい現実から目を背けることなく 未来に向けて力強く前に進む決意が必要だと思う。苦しい現実を見ないで 自分にとって心地よい安易な発想に囚われると、その代償として私達は未来を失うことになる。
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