砂の中から、そーっと静かに頭を出していて、近くを小魚が通ると
すぐに砂に潜ってしまう、とても繊細なチンアナゴさん。
小さな体なこともあり、気苦労が絶えない彼らですが、近づいてよく見ると
結構りりしい顔をしています。思いのほか目力も強い。
この目で周囲を警戒しながら、砂の中から一生懸命からだを伸ばしている健気な姿は、
見ていて元気づけられます。
ちなみに。よく間違える方がいますが、オレンジと白のシマシマ模様はニシキアナゴさんです。
水族館で小さな子供がチンアナゴとニシキアナゴの違いを得意気に語っていたりして、
どこからその情報を仕入れたのか驚く。
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