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music
今年買ったCD。古いのも混ざってます。

MAVERICK A STRIKE/FINLEY QUAYE
この人、23歳にしてあのトリッキーのおじさんだそうです。でもトリップ・ホップよりもレゲエに近い。のんびりしてて、乾いた音がいい感じ。
Breaking God's Heart/HEFNER
BELL & SEBASTIANの出身地であるグラスゴーのロックバンド。声がCUREのロバート・スミスに似てる。ライブ盤のようなCDで、とちった所をライナーでバラしてるのが面白い。なんとなく聴いてたらなんかすごい気に入ってしまった。そんなアルバム。
What's a boy to do/SPOOKY RUBEN
とってもテクノポップしてる一枚。でも途中で息切れ気味。4曲目のWhy did I do waht I did?はすごくいい感じ。
HOW DOES YOUR GARDEN GLOW?/BETTER THAN EZRA
アメリカのロックバンド。でも声がRADIOHEADを意識してる感じ(途中ルー・リードみたいな歌い方してる曲もあるけど)。でもって全体的にメロディーがきれい。
WHO CAN YOU TRUST?+BEATS & B-SIDES/MORCHEEBA
シタールとかが入っているインド風のトリップ・ホップ。CD屋の棚で埃をかぶってました。でもほんとに良いです。たるいリズムだけどかっこいい。曲の作りがすごい良くて、ヴォーカルを省いても十分聴ける。なんで日本ではこんなにも無名なんだろう。
I CAN HEAR THE HEART BEATING AS ONE/YO LA TENGO
ストレンジ・ポップとかオルタナティヴ・ロックとか言われてるけど意味は良く分からない。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの後継者と言われたりするけど確かにそんな感じです。なんとなくいい感じ。こういうのは長く聞ける。
making bones/Red Snapper
ジャズとトリップ・ホップの中間。ロニ・サイズ=レプラゼントに近い。前からずっと欲しくて、やっと買いました。すごくクールでかっこいいです。聞けば聞く程よくなって気がついたらかなりはまっていた。ロニ・サイズが好きな人にはかなりお勧め。そうでなくてももちろん。
PNYC/PORTISHEAD
とうとう買いました。ジャンルはPORTISHEADでいいでしょう。もうほんとに圧巻。聴くたびに鳥肌の立つアルバムなんて他に無いよ。
REVELATIONS/Gene
UKロック。歌い方が若々しくなっててびっくりした。個人的には前の低くしぶーい歌の方が好きだけどこれも好き。ノスタルジックな雰囲気は相変わらずでやっぱバラードがすごくいい。でもあんま人気無いみたい。
APPLE VENUS VOLUME 1/XTC
ひねくれポップなひとたち。私の生まれた年にデビューしたくせに未だに好きな事やってる職人さん。VOLUME 1はアコースティックものを集めています。今回はストリングスが多く使われています。ちょっとビーチボーイズ臭くなったのは頂けないけど、XTCらしさは健在。VOLUME 2はエレクトロ・ポップ集だそうです。買わなちゃ。
WITHOUT VERIGO/GLEN SCOTT
基本的にはソウル。でもゴスペルとかドラムンベースっぽい曲もあり、アルバムは多種多様な内容でした。ソウルでは久しぶりにはまったアルバム。新しいスタイルのアーティストだと思います。
colours/adam F
ドラムンベースの貴公子と呼ばれてる人。何が貴公子なのか良く分からないけど、音楽はいいです。エブリシング バット ザ ガールのトレイシー・ソーンはほんとドラムンベースで映える声してます。
i sing the body electro/kurtis mantronik
テクノに近いヒップ ホップ。お祭りみたいに賑やかな曲が多い。合いの手みたいなフレーズが笑える。City of Womanはかなりの名曲。一聴して唖然とするくらいのインパクトがある。
Betty Blue/OST
中古屋で偶然見つけてふらふらと買ってしまった。すぐに映画を思い出してしまいます。いい映画だった。
up up up up up up/ani difranco
jon spencer blues explosionに通じる鋭いギターがやたらかっこいいアルバム。jukeboxは最高ですね。声もいいし。
electro-shock blues/eels
浮遊感と憂鬱さの混じった音が好きです。声がfool's gardenに似てる。唯、一曲一曲が短すぎて聞いた気がしないかも。
Beaucoup Fish/Underworld
今作はダンスミュージックに徹しています。ビートの快感を熟知したスマートなアルバムです。Born Slippy級の際立った曲はないけれど、その分アルバムとしてかなりの完成度に達しています。
NEARLY GOD/NEARLY GOD
トリッキーの別名義。丁度マキシンクウェーイとプレ-ミレニアム テンションの間に発売されたようです。これがものすごいアルバムなのです。トリッキーらしい陰鬱で緊迫した音世界は相変わらず。そして、参加アーティストがすごい。ビヨークをはじめとして、ネナ チェリー、テリー ホール(元スペシャルズで最近出したソロ作も評判になった)、アリソン モイエ(元ヤズーでイギリスの国民的歌手らしい)、キャス コフィなど。マルティナもいつも通り歌ってます。更にブラーのデーモン アルバーンも録音に参加して2曲ほど創ったそうだが、これはデーモン側から発表が拒まれたらしい。理由は不明だが、トリッキーはデーモンの中のダークサイドを引き出そうとしたそうだ。
HEAD MUSIC/SUEDE
待ちに待ったスウェードの新作。今回はデジタル機器を多く取り入れております。でもなまめかしいメロディーラインとブレット アンダーソンの特異な歌声は健在です。でもちょっと毒が抜けて来たかな。ブレットのひっくり返った歌ばかりが注目されがちだけど、このバンドがほんとに凄いのはそのメロディーセンスだと思います。このアルバムでも曲の美しさに驚かされます。
drawn to the deep end/Gene
REVERATIONSの前の作品です。やっぱりこっちの方が男っぽい曲が多い。地味なんだけどなんか好きなんですよ。
Ladies and gentlemen we are floating in space/Spiritualized
音響派サイケデリックロックだそうです。なんかわかったようなわからないような表現です。邦題は“宇宙遊泳”。その名の通り浮遊感のある、なんか不思議な感覚のロック。何気に評価の高いアルバムだそうです。
HAUNTED DANCEHALL/THE SABRES OF PARADISE
ジャズ トリップホップ。レッド スナッパーをもっとディープにした感じ。musicというよりはsoundという感じ。でもむちゃくちゃいいです。レッド スナッパーにはまった人は聞いてみて下さい。
Tigermilk/BELLE AND SEBASTIAN
ベルセバの幻の1st。一生聞く事はないだろうと誰もがあきらめていただろうこのアルバム、思わぬCD化で私はたまげてしまいました。内容は、かなりのハイクオリティーで驚き。彼らはデビュー前からつわものだった訳です。
PLAY/MOBY
モービーの新作。と言ってもあまり知られていないだろうし、誤解されまくっている人です。彼は007のテーマをリミックスした人とか、ばきばきテクノやってる人とか、ビッグビートを開拓した人とか言われていますが、それらは彼の音楽の1面にしか過ぎません。このアルバムにもそれらの他にロックやらヒップホップやらブラックミュージックやらゴスペルやらアンビエントやらが詰め込まれています。そしてかなり素晴らしい出来のアルバムです。全ての曲を書き、全ての楽器を演奏し、プロデュースもミックスもエンジニアも自分でやってる所もかなりすごい。
DECKSANDRUMSANDROCKANDROLL/PROPELLERHEADS
去年出たアルバム。スパイ映画ネタの好きなビッグビート屋さん。去年流行ったHISTORY REPEATINGはやっぱり最高。今年流行ったCRASH!の入った新作が待ちどうしい。
JUXTAPOSE/TRICKY
グロテスクを極めているトリッキーの新作。今回はトリップホップというよりヒップホップです。なので、聴きやすくなっており、初心者向けという感じ。今までのファンにしたらちょっと物足りなさもあり。今回はマルティナが参加してなくて非常に残念。でもやっぱトリッキーはいいすよ。
The Fidelity Wars/Hefner
あいかわらずヘフってます。なんかもう聴いててやたらいい気分になります。自己流を極めたへなへなひねくれロックは、はまると恐いです。私はこのアルバム無茶苦茶好きですわ。
STEREOTYPE A/CIBO MATTO
日本人のアルバムは相当久しぶりに買った。この人達もひねくれセンスが素晴らしい。SPOONもSCI-FI WASABIも最高。スローな曲も心地よいです。おすすめ。
SOAK/MIMI
MIMIというのは、日本語の耳とベトナム語でキスを意味するところから名づけたそうです。私は毒エンヤと呼ぶことにしました。ミニマルテクノっぽい曲に暗くて悲痛な感じの歌が乗っかっててかなり異様な感触。最初はちょっと聞きづらかったけど聞くうちになぜか心地よくなってきた。結構お気に入り。
PRINCE BLIMEY/RED SNAPPER
ほんといいよこのアーティスト。完全にはまってしまった。これは1stアルバムだけど異常なまでの完成度ですごくかっこいい。なんで今まで知らなかったのか悔やまれる一枚です。
GOOD HUMOR/SAINT ETIENNE
期待してたんだけどな。そんなに良くなかった。悪くはないけど。右の耳から入って左の耳から跡形も無く流れていっちゃうようなさらさらの音楽はあまり好まないので。
GOOD/MORPHINE
モルヒネ。low rockと自らが言っているように、ベースとドラムとサックスという編成で、低音域のロックを創り出しています。ロック界のレッドスナッパーという感じで、ジャジーで渋い音は中毒になってしまいます。今年の大発見のうちの一つ。
erectricity/SUEDE
HEAD MUSICからのファーストシングルカット。B-SIDEにもとてもいい曲が入っているのはいつものことで、このシングルもいいです。なんか明らかにブレット以外の人がボーカルを取っている曲が入っているのだけれどいったい誰の声なのかわからない。気になる。
rhythm and stealth/leftfield
テクノロック。ループが多いのがアンダーワールドと違うとこ。そういえば共にダニー ボイルの映画(トレスポとシャロウグレイブ)で使われてましたね。いいすよやっぱり。AFRIKA SHOXという曲が非常にかっこよいです。
SUPERGRASS/SUPERGRASS
1曲目のMovingがとても気に入ったので買った。わりと普通のUKロックだけどたまに光る曲が入っている。
REMEDY/BASEMENT JAXX
ハウス。乗りの良いダンスミュージックで、曲が他のダンスアーティストと違ってセンスいいと思う。ドライブでかけるといいかもね。
yes/MORPHINE
気に入ったのでもう一枚買った。やっぱ渋くてしびれる。前のは1stでこれは3rd。今年メンバーの一人が死んでしまったのでラストアルバムということになります。ほんとに残念せっかく見つけたのに。2ndも買わなきゃ。
Eternity and a Day/Eleni Karaindrou
「永遠と一日」のサントラ。映画も素晴らしかったけどこのサントラがまたすごい。あの映画を見た人なら、その映像とこの音楽が信じられないほど一体となっていた事が思い出せるのではないでしょうか。実際、このアルバムはそれだけで非常に良質のアルバムなのですが、聞いているだけで映像が鮮やかに蘇ってくるので一層感動的です。
Moonage Electric Ensemble/Calm
日本人のクラブ系ジャズアーティスト。「2001夜物語」という漫画にインスパイアされて作ったアルバムだそうです。とにかく曲がきれいでジャケもきれい。全く知らない人だったけど視聴してそのままレジに向かってしまった。
THRILLSEEKERS/KARMA
ドイツのフューチャージャズアーティスト。フューチャージャズなんて、訳の分からんジャンルだけど、内容はジャズテイストのクラブミュージックです。地味だけどいいアルバムです。テーマはスポーツカーだと言い張っていますが、疾走感はなく、ゆったりとした心地良いアルバムです。センスもいいし。
BIG SOUNDS OF THE DRAGS/JUNKIE XL
ベースはブレイクビーツだけど、ロックっぽくもあり、ヒップホップっぽくもある。威勢のいいアルバムですが、ちょっとループがきつすぎるかも。お気に入りはZEROTONINE。
Two Pages/4hero
最高。ドラムンベースのクリエーターだけどあまり枠に捕われない感じで、このアルバムはどちらかというとニューヨリカンソウルよりの雰囲気です。このアルバムは本当に凄いアルバムで、曲のセンスはもちろんブックレットとか附属のCD-ROMもデザインの仕事が行き届いている。これは不朽の音楽であり、思想でもある。
STOP THE PANIC / LUKE VIBERT/BJ COLE
ルーク ヴァイバートという人はプラグとして知られている、ドラムンベース方面のアーティスト。BJコールという人はペダル スチール ギター奏者で、ビョーク、ベックなど、ペダル スチール ギターを使ったUKのアルバムのほとんどに参加しているという伝説的な人、だそうです。その2人の顔合わせで作ったのがこのアルバム。内容は、ヒップホップ、ドラムンベース、ジャズ、ラテン、ハワイアンなどが融合した感じ。すごくすごくいいです。とてもユーモアのあるアルバムですが、その音楽的センスは抜群で、創ろうったってめったに創れるものではないでしょう。ぜひ一聴してみると良いです。最初はふーんと思うけど聞いてるうちにその曲の豊かさに驚くはずです。

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