最近考えること
定年延長
同窓会
定年延長
年金の受取年齢
定年延長の話の発端は日本が世界有数の長寿国になり、そして少子化により年金を積立てる年代の人数が減少してることがはっきりしたので、受給年齢の引き上げと積立て期間延長もして積み立て元資の減少を抑えるためになされた厳しい選択だったと思います。現在多くの企業では定年は60歳になっていますが、定年と受給開始年齢との間にギャップが発生しました。そのギャップは生年月日により段階的に引き上げられ団塊の世代の私たちは64歳から満額の年金が受給できるようになっています。最終的には65歳からとなり若い方には不利な状況になったとおもいます。現時点で60数歳以上の方では60歳定年退職と同時に年金が満額もらえるよき世代もありました。
法律の制定
2005年上期から景気が上向きになり企業の決算もよくなりつつあるようです、個人的には実感はないですが、株価も上昇、地価も上昇傾向にあります。来年2006年4月から施行される「改正高齢者雇用安定法」に向けて企業の社会貢献活動CSR公開している企業では従業員の雇用延長はCSRの一環として取り組んでいるようです。幸いにも私の勤めている会社でもその対応のため組合と会社間で制度の細かい詰めを実施中で、55歳以上の人は来年の4月前には60歳の定年延長をすると宣言するかどうかの判断を迫られます。個人的には延長したいと考えています。
延長した時の課題
会社の考え方は定年延長の希望者をできるだけ多く雇用する代わりに賃金に関しては56歳から年収を減額したい。60歳以降では企業年金の一部支給分と高齢者雇用継続給付金があるので、それに見合って賃金を減額したいとの方針のようです。この雇用延長期間に入った時の仕事の内容にやりがいがあるものなのか、60歳以上になった場合の勤務時間に関する緩和条件などの導入は考えられないのか不明な点がまだ残っています。 
   
関東支部同窓会が終わって
同窓会開催準備
最終卒業学校での母校関東支部同窓会がオフィシャルに一度も開催されたことが無いが、これを企画して実現するにはどういう手続きが必要であったかまとめておきたいと考えます。私はS44年卒の2期生ですが、クラス会の幹事的なことは時々やって7−8人程度で集ることはやっておりました。学年の壁を越えるには一人ではなかなか難しいので組織的にやる必要があります。大分の母校同窓会本部としての組織は存在し、同窓会名簿も5年に1度程度は発行されているので名簿を頼り連絡を取ればよいわけです。同窓会をやりたいという話は開催日の1年前に遡ります。これだけの下地があってやっと実現に漕ぎ着けたのです。数人の支部幹事の選定からの開始となります。

 最近は同窓会ネットというHPもあって名簿を渡せば、葉書の発送、会場手配、HP作成、写真撮影までやってくれる業者もあるようです。これとは別に同窓会名簿が名簿販売業者から投資などの勧誘業者の手に渡り、あたかも同窓生のごとく名乗ってしつこい各種勧誘に使われてしまうなどのいやな事件も発生しております。私にも母校の後輩を名乗る偽り担当が電話をかけてくるという嫌な経験があります。従って業者へ名簿を渡すやり方のはやめて、幹事同士で頑張ることで、同窓会企画業者の利用は今回はやめました。
 しかし、同窓会企画の幹事は予想以上に時間を費やしました。同窓会企画業者の同窓会ネットをみますとかなり繁盛している様子も伺えます。また幹事さん必読マニュアルもよく出来ていると思います。はがき発送と出席受付以外のもろもろの事項に関してはうまく利用して幹事が楽になる方法も検討の余地があります。
はがき発送範囲と出席確認
はがき発送に関しては本部同窓会会長へ相談とたところ本部費用持ちで、同窓会名簿を編集・印刷している業者へ依頼して発送することが可能との回答をもらって大変心強かったです。660人近くの方へはがきを出すとしたら、往復はがき代だけでも6.6万円となります。業者での本文印刷・宛名印刷発行費用も発生します。この費用を軽減するためはがきを片道用として、申込は同窓会HPからのフォームによる送信と直接の電子メールによる受付とし、申込された方には受付済みの返信メールを個別に発信しました。申込者のデータ管理はEXCELで管理しましたが、申込の状況に関して面白い発見がありました。発送から3W程度の締切り設定でしたが、直前の駈込み申込が意外あったことです。見積人数40−50人をオーバして着席で予定していたところが広い部屋への変更は無理で立席とせざる得なくなり辛うじて別室の追加で対応することになりました。
会場選定と当日のスケジュール
会場探しは当然案内状の文案作成より前の最低2〜3ヶ月程度前に確定しておく必要があります。会費と会場選定と出席人数と招待恩師が関係しており、案内状の発送に関連してまず招待恩師の了解と開催場所と開催日時選定と出席者見積が1番先に必要です。今回の反省点は開催日の1ヶ月前の締切時点で参加者がオーバしたが広い部屋へ変更が出来ないという結果になってしまったことです。ホテルであれば変更の可能性があったのでしょうが、大きめのレストランでしたが、上のクラス部屋への変更が出来ずに別部屋の追加になってしまったことです。追加した別部屋では母校の写真等をプロジェクターで投影する専用部屋に設定し、大きい方の部屋で立席で70人ということになりました。開催時間は3時間をキープしてそのスケジュールと分担表を作成しました。また二次会に関しても、候補を用意しておくことにしました。会費としては二次会費用は別負担とし、本会費とは基本的別会計にしました。会費は若い方にも参加してもらうという意味で当初の1万から8千円へ変更しました。招待恩師の交通などの費用は同窓会本部の負担でやってもらえたので大変助かりました。初回ということもあって本部の歴代役員にも出席してもらいました。お陰様で、支部と本部のパイプも出来たと思います。
幹事の準備会と二次会について
場所の選定はHPで調査したり幹事メンバーが仕事で利用したことがあるところを選定することになりますが、下見をして決定することが大切だと思います。収容人数に関してはHPの数字を簡単に信用してはよくないと思います。フロジェクターによる映像投影や全員の記念撮影も同じ部屋でやるとしたら、かなり余裕が必要です。二次会に関してはカラオケへ30数名が行きましたが、あまり大人数のカラオケはゆっくり話が出来ないし、どうかと思いました。費用の支払いも意外と高額になり二次会幹事は大変でした。帰りにコートの取り違いも発生しましたが、早めに発見出来て、宅配便で事後送付ということも発生しました。

 幹事の発足会、準備会として会場選定、当日のスケジュール作成、反省会・会計報告会などで何回も集って打合せをする必要が発生し、交通費・飲食代も発生します。幹事間ではでき.るだけ電子メールを使いましたが集って話し合うことも必要です。電子メールに関しては本部役員との調整、参加申込者への返信、欠席者連絡者への返信、幹事間のメール、参加者全員への依頼事項、当日の協力者への依頼事項、参加者全員へのお礼等をトータルすると企画の段階から200件近いメール発信があったのではと思います。出席・欠席管理は結構大変です。

 締切日近辺になると駆け込みの申込が発生します。開催日直前になると急に都合がわるくなったので欠席するという連絡も届きます。今回の総括として、はがき発送660枚に対して出席申込者10%欠席連絡2%、出席申込者の10%にキャンセルが発生しました。転勤などで移動になって宛先不明がきも約7%程度ありました。
葉書だけでなくて、クラス内には電子メールの情報をもっているグループもありますので、電子メールプッシュは非常に有効と思います。少しだけやりましたが、出席者が見積オーバになったので意識的に抑えたという面もあります。出席者が締切後も少ない場合はHPより追加募集の予定でしてがその必要はありませんでした。
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