2006年度自治活動報告

 輪番制の住宅管理組合活動と自治活動役員が回ってきました。これを機会に1年間の活動をレポートして行きます。

2006年2月8日号棟会(次期役員選定)

 輪番制の号棟役員が回ってきました。当ハイツの当号棟は11階建、水平方向10室ですが、1Fのみピロティ、郵便受けなどで、2室分のスペースがとられて8室となっており、トータルの室数は108室となります。当番制のスタートは11Fの各室から下の階へ進み1Fのたは2Fの下の階まで来たらまた11Fに戻る輪番制です。基本的には11年に1回周ってくるようになっています。

 エレベータが2機設置されて、4,7,10Fが停止階となっております。毎年10人が役員となりますが、役割として評議委員2名、自治委員2名、防災委員2名、選挙管理委員1名、役職名のない号棟委員3名の10人構成となっています。2名の役員は正と副に分かれています。

 本日は旧役員と新役員候補両方が集って新役職の選定の日です。希望する役員名を申し出る方がいれば、その順番に決まって行くが申し出る方がいない場合は残りを網田くじで決めているようでした。このような場合私にはこのようなハンディーがあるから、あまり負担にならないものにして欲しいという方が必ずいます。私は網田くじにするのもどうかと思ったので、評議委員正を選んで号棟会長も兼ねることになりました。

 号棟会は号棟会長が議長役ですが、各号棟から選出された管理組合の役員理事や監事も出席しているようです。号棟会会議での議題は理事会報告、三役員会報告、自号棟固有の各種問題を話合い必要に応じて三委員会または理事会へ課題提起をしているようです。三委員会とは評議会、自治委員会、防災委員会であり、号棟会の上部委員会の位置付けになっており、号棟会の開催日の後の時間帯で月例会が開催されています。

2006年3月8日号棟会(年度最後の号棟会)

 本日のメインテーマは新旧役員の引継ぎです。評議、自治、防災の委員には委員固有の仕事、書類、用具が配布されておりそれらの意味と内容物を次期役員へ引渡します。評議、自治、防災の委員正副は上位の委員会にも出席の義務があります。
 自治委員:休日の翌日が収集日の場合、ゴミ倉庫(可燃ゴミ・廃プラ)、資源倉庫(ダンボール・ペットボトルなど)を前日の定めら
        れた時間でのカギ開けと上位の自治委員会への出席。(カギ締めとゴミ倉庫の清掃は委託先のクリーメイトの作業になる。)
 防災委員:消火設備の点検、非常ベルが鳴った場合の調査と停止、防災訓練での誘導などと上位の防災委員会への出席
 評議委員:号棟役員が参加する号棟会会議の開催、クリーンデーなど(自転車の分別調査)号棟単位の活動の主担当、上位の評議会
        への出席など

当ハイツの組織構成は下記のようになっています。
 住宅管理組合組織と自治会組織の2つに別れますが、歴史的経緯から、当初住宅管理組合が自治会機能を持っていましたが、途中から自治会組織が作られたということで、管理組合の理事経験者が自治会役員になるという流れが出来ており自治会活動も活発になっています。

 管理組合は住宅資産の維持管理がメインで自治活動は自治活動メインということでうまく住み分けができていると思います。評議と防災委員はどちらかと言うと管理組合寄りの下部組織、自治委員は自治会組織の下部組織と言えます。当ハイツの自治会費は管理組合費から捻出されているので、自治会費の集金問題が発生しない。また、居住者は無条件に自治会組織に組み込まれるという特徴があります。

2006年4月9日第1回号棟会

 新しい役員での始めての号棟集会です。当ハイツは昭和57年に入居が開始され、今年で24年の歴史があり組織が完成しております。11階建ての約100世帯のビルが14棟より構成される約1400世帯からなる大規模住宅管理組合です。小学校と中学校が併設されており、1世帯3人としても4200人にもなり市内でも有数の自治会組織になっています。また都市整備機構の分譲住宅で年収が一定幅に収まっているという世帯構成であり中流意識がずっと維持されていると思っています。

 24年の歴史があるとは言え同じ棟内でも名前と顔が一致しているとはいい難いのがマンション構造の宿命です。改めて自己紹介をする時間を取って議題を進めました。号棟会長に届いた資料を各役員へ配布、号棟会役員名簿、号棟会の年間12回の開催日程表、三委員会開催のお知らせを配布しました。自己紹介で判明したことは定年になっている方が思った以上にいたということで私の先輩が多いと感じた次第です。

 4月16日開催の恒例のクリーンデーがメインの議題ですが、環境担当理事が事前に作業内容やスケジュールを資料として配布してくれているので助かります。クリーンデー兼号棟集会は4月と11月の2回/年の行事として運用されて伝統として定着しています。参加頂いた理事からは管理組合定例会議の内容が報告されます。現在は5月28日予定の管理組合通常総会に向けた議案作りで大変な状況とのことです。管理組合の新理事は総会で決定されるので、総会開催が現理事の最後仕事となります。

 本日の号棟会終了後は新年度三委員会も開催されそれぞれの委員会で議長や書記を担当する副議長が選任されて今年度の活動が開始される予定です。私は評議委員ですから、理事会の下部組織の位置付けの評議会(委員24名、理事+監事の16名合計40名)は大会議となりました。議長と3副議長の選出はあっさりと網田くじで決定しました。当たれば仕方が無いと皆さん覚悟ししているが、自ら議長をやりたいという方はおりませんでした。普通はこんなものでしょう。PTAの役員などはなかなか決まらいという話も時々聞きます。評議会が予定の1時間で終るのは非常によいことだったと思いました。

2006年4月16日クリーンデーと号棟総会の開催

 号棟委員は本日の行事のため9:30に管理組合事務所前に集合して、担当理事の説明を受けて作業用具と書類を受け取ってそれぞれの号棟へ戻ります。一般住居者の集合は10:00であり、広報の一部を切り取って事前に申し込む仕組みであって、参加予定者の人数は事前に把握できる仕組みになっています。約半数の世帯から参加申込があったが、当日の出欠結果では45世帯42%でした。小雨が降っていたので、申込者より少し少なくなったようです。参加者にはジュース、発泡酒、えびせんなどののつまみを配布することも伝統になっています。

 クリーンデーの作業としてはゴミ拾いがメインの作業で以前は雑草取りもやっていましたが、こちらはクリーンメイトへ委託しているので、中止になっています。役員は自転車をチェックして、壊れたものや年度単位に貼り付けるシール(¥100)のチェックをして、使えないと思われるものには処分予定日を記載したラベルを取り付ける仕組みが出来ています。どこのマンションでも同じと思いますが、自転車の管理は結構大変です。

 クリーン化の作業終了後には、飲み物などの配布をしていよいよ参加者による号棟集会となります。新役員の紹介に続いて、号棟内部や周辺で発生している問題などに関して意見や質問を受けて話合いをすることななります。事前に議題を用意している訳ではないので、何が出るか判りません。 各種設備の不具合発生の話が多いですが、「昨年要望していたのに、まだ何もされていない」とお叱りを受ける場合もあります。

 改めて管理事務所へ報告して、修理などを依頼事項が多い。基本的な考え方としては問題点を発見した人が管理事務所へ連絡して修理してもらうのが原則です。管理事務所では簡易な設備の修理はすぐにやる仕組みになっています。高額な費用のものは総会決議になりますが、ランプの交換や小額の修繕などは雑費や予備費で対応できる仕組みが出来ております。

 最近話題とにっている耐震診断を実施した欲しいとの意見が出され理事会へ上げることになりました。不審者出没や盗難事件に抑止効果のある監視モニタの設置要望に関しては昨年に設置が完了していると言った状態になっています。当ハイツではそういった防犯・防災・バリアフリーに関わる事項に関しては積極的な対応がされていると自負しています。

2006年5月13日第2回号棟会
 今年度の号棟会が本格的に活動開始することになりますが、これから何が出来るのか、何をすべきかを考える必要があります。管理組合の大きな行事としては5月28日には第25回の通常総会が予定されています。号棟会の中の選挙管理委員が総会の出欠確認をすることになっています。

 選挙管理委員のもう一つの大きな仕事は各号棟から、管理組合の理事候補を選出して総会で今年度の理事としての承認を得ることです。理事は号棟会とは別メンバーからの立候補制になっており選挙による決定が原則です。25年間の歴史において、立候補された方はかなりおり、人数オーバのため、選挙になったことはありませんが、各号棟から理事が選出されてながら、今日に至っています。

 号棟会としては号棟独自の課題を洗出して管理組合の事務所へ要望書を発行するのことがメインとなります。細かいことですが、非常灯や送水管のなどの設備のランプ切れの点検、郵便受け設備の修理依頼などの棟内設備のチェック、自転車置き場のレイアウト検討、自転車の空気入れの整備などと思われます。自転車の空気入れは他の棟でも壊されてまともに使えない状態になっているものが多いと感じています。

 どうして共同の設備を壊してしまうのか誰が何の目的で壊すのか今1つ理解に苦しむものがあります。壊されにくい頑丈な空気入れを検討するなり、壊れた空気要れを修理して使うことも必要とおもいます。最悪は防犯監視モニタに写る範囲に設置しておいて、犯人調査が出来るようすることも考える必要を感じています。

 5月20日には壊れたまたは壊された自転車の廃棄準備のため一箇所へ集める作業をしました。毎年数台廃棄対象の自転車が発生しております。6月には今年度の自転車の持ち主確認と台数把握のため¥100/台の自転車シールの販売が予定されています。このシールを貼っていない自転車が廃棄対象にされる仕掛けにしてあります。正確には年1回、廃棄の警告シールを1ヶ月間張った後に引取の処理がされなかったものが廃棄となるルールとしています。

2006年6月11日第3回号棟会
 5月28日近隣の小学校の体育館を借用して管理組合の第25回の通常総会が開催されました。号棟会と管理組合の定例総会との関連に関しては理事会から依頼を受けて、総会の準備作業の支援として総会成立の条件である委任状のカウントや総会出席届け者の事前確認、議決時の賛成票のカウント等の作業があります。当管理組合員の総会への出席率は16%程度でしたが個人的には高い参加率と思っています。

 実は昨年の総会で一旦決議された歩道の工事を巡って必要性の有無を関して臨時総会を召集されて再確認する事態が発生し、結果として、途中まで進んでいた工事が中止されることになった経緯がありました。途中まで進んでいた関係で業者への費用支払いが発生するのとになりました。この支払い費用の処理方法に関して一部異論が提出されて、総会が異様な雰囲気になりました。理事会が費用の支払いに関して、組合員の合意を得ずに費用処理をしたやり方が追求されたのでした。

 私個人としては、費用が発生した以上は何らかのかたちで支払うしか無いと思うのですが、余りに理事の責任を追及する事態になって、今年の理事は16人のうち、2人が残っただけで、総入れ替えの状態に成りました。業務に対する伝統は確立され、25周年迎える管理組合ですから、総入れ替えに近い陣容になっても、気持ちを一新してよい伝統を守りながらやって欲しいと考えております。

 号棟会の6月のイベントは6月18日の駐輪登録です。当団地では自転車やバイクの管理をするために毎年6月に、自転車やバイクにシールを¥100で購入して頂いて貼ってもらっています。シールの貼られていない自転車などは約2ヶ月後に再チェックして、廃棄の手続きをしています。大規模な団地においては駐輪の問題は定期的に対策を打たないと壊れたものや不要と思われる自転車が増加して、通行の妨げになるという問題が発生します。このイベントは当団地の恒例の行事になっています。

 最近問題になっているのは駐輪場にバイクが置かれてバイク置き場も用意しているが、不足ぎみで一部苦情が発生しつつあります。また、自転車を置いてよい場所にはラインを引いてエリアを明確にしているわけですが、一部の不心得者が禁止区域に置いて通行を妨げていることも問題になっております。登録シールの販売は各棟のピロティーで号棟会の役員で販売し、各戸台数から棟全体の台数も計算して駐輪場の過不足の情報管理にも役立てています。

2006年7月9日第4回号棟会
  6月のイベント駐輪登録は2Hで無事終了しました。世帯数108に対して198台の登録依頼があり、数台の廃棄がありました。当日都合で登録できなかった方は管理事務所にて別途登録依頼をすることになっています。平均世帯当たりで2台となります。7月9日には登録シールのない自転車をチェックしてして警告シールを貼って登録シールの貼付促進をします。当日のチェック結果で、30台の自転車にシールが貼られていないことが判明して問題になっております。8月19日には破棄する旨が記載されています。

 自転車問題に関連して、空気入れの破損問題があります。空気入れは毎年号棟の予算で2つ購入して、鎖を付けて盗難防止を狙っているのですが、壊される被害が後を絶ちません。シンプルな構造のものがよいのですが、空気入れの説明によると何種類かのアダプタが交換できるタイプになっておりこれが、壊される原因のようです。今回試みとして、7月1日アダプタは全て外して、一番単純な普通自転車の空気入れ専用の金具だけにして鎖も付けず「号棟用」と記載し、使用後は元の位置へ返却のメモを設置かごに記載して利用してもらうことにしました。監視モニターから記録される位置へ設置したが、どれくらいこの状態が維持できるか楽しみにしている。7月17日2台目の空気入れを設置しました。価格としては比較的高価な¥1780のものに笠立をポールにに固定して自由に持ちでして使ってもら方式である。多少高価な方が大切に使ってもらえるのではとも考えています。

 第4回の号棟会のメインテーマは団地として恒例となっている7月開催の「夏祭り」に対する設営、夜店協力、ゴミ整理や警備活動、後片付けへの協力依頼です。これに対して人選をして役務の担当者を設定することです。4日間の協力依頼に対して8人日以上の登録を目標にしていましたが、クリアすることができました。

 7月15日夏祭設営が無事に完了しました、鉄骨のはりが途中まで落下すると言うひやりとした一瞬がありましたが、大事は発生せず無事に終了しました。矢倉、テント22張り、ポール20本、飾り門柱3箇所の設営が9:00-11:30の間に完了しました。7月29、30日がお祭り本番、7月31日は後片付けの予定になっています。当日の午後突然激しい雷雲が発生して強い風が吹き荒れて、同時に2−3センチもある氷も降り、矢倉が30-50センチ移動したので、元へ移動するというハプニングも発生しました。この雷雨は激しい突風を伴っており昭島地方には幼稚園の屋根飛ぶという被害が発生しました。

2006年8月13日第5回号棟会
 7月29,30日には当団地恒例の夏祭りが開催されました。今年は結局8月に入っての梅雨明けとなるような天気でしたが祭り当日の2日間は良い天気でした。号棟会としては組合理事クループで焼鳥店を出店しており、それら等の手伝いました。焼鳥の本数が多くて時間内に完売できるか心配でしたが、何とか20時までには完売してほっとしました。もう一つの支援としては環境衛生ということですが、これは分別廃棄用に設定されたゴミを新しいゴミ袋に交換して、ゴミを所定の位置に運ぶ作業でした。2日間無事に終了してほっとしました。

 当団地は分譲住宅の管理主目的とした管理組合と地域の自治活動をメインにした自治会に分かれているが管理組合の理事経験者が自治会の役員を引継ぐパターンが定着しており、2つの組織間でもめごとがなくスムースにいっている点は高く評価できると思っています。正直にいうと号棟会はどちらの組織に所属しているか個人的にはあいまいと思っていますが、逆にあいまいのままがよいのかも知れないとも思っています。

 31日の後片付は月曜日ということで、私個人は仕事で欠席しましたが、参加者が少ない、作業分担や指示系統の不備で一部不公平感があったようです。設営は土曜日だが、後片付けは月曜日というパターンで23年間続けてきたが、祭りの実行メンバーの平均年齢が50歳を超えている中では最初に課題となりそうな事項です。

 当団地のもう一つの夏の行事として、防犯パトロールがあります。8月のお盆前後に22時から団地内の防犯パトロールをやって違法駐車取り締まりや一部ゴミの収集をやって防犯意識を高揚しています。当団地でも本年度空き巣狙いの被害が発生しています。車上荒しなどの被害も時々発生しており、夜間照明の強化なども実施しています。

 当団地のでも高齢者が増加して騒音に対する苦情が増加傾向にあります。風紀上の問題をいかして低減していくかが今後の課題です。高齢者に優しい安全な団地に向けてどのようなことに取組んでいく必要があるかもっともっと考える時期に来ていると思います。


2006年9月10日第6回号棟会
 夏の大きな行事夏祭りと防犯パトロールが終了して、9月の行事として敬老の日に向けた自治会主催の「敬老の集い」も恒例化しています。本行事に関しては号棟委員会には支援依頼は特にありませんでした。当団地においても高齢化は着実に進んでおり高齢者間のコミュニケーションの場が必要になっています。運動会とはまた一味違うかたちで開催されているようです。

 今回の議題は10月15日予定の運動会への支援依頼がありました。昭島市の自治会団体19,20ブロックの合同運動会です。市では各自治会で市民の親睦を深める目的で、運動会行事を奨励しています。各種スポーツ大会も別途開催されますが、運動会は特に地域内での親睦を深め災害発生時に協力体制などの活動がスムースに実施される下地作りにも役立つことも期待されているようです。

 運動会活動は小学生が少なくなり、大人向けの種目が増えていますがしかたの無いことです。小学生は学校行事でも運動会がありますが、自治会の運動会では賞品が出る分頑張っているようです。当運動会で一番人気がある種目は「パン食い競争」です。出場者全員に行き渡る分のパンが用意されているので腹ごしらえに丁度よいのでしょう。

 高齢化が進むと競技への参加を遠慮する人が増えるので、参加者を集めるのに苦労があります。結果的に同じ人が何種目にも出場する結果も発生しますが、ある程度はしかたがないと思います。高層団地に住んでいるとはいえ高齢者も公園や学校の運動場へ出て来ることが必要だと思います。


2006年10月9日第7回号棟会
 秋の大きな行事10月15日開催の運動会における号棟会の評議、自治、防災委員ごとの協力依頼内容が明確にさることになっています。号棟会としてのメインの担当は出場者を募って規定の場所に集合してもらうことです。得点種目と参加賞のみ種目があるので、得点種目に関しては平等を保つ為参加人数を確認する必要があります。競技ごとに主担当班と従担当班が設定されており例年問題なく進行されます。

 運動会の準備は前日のライン引きがあるが、当日8時ごろから準備作業を始めて、9:00には開会という手はずになっており、パン食い競争は全員参加で腹ごしらえの役目も果たしております。準備や後片付けがてきぱきとなされる体制というか、準備のマニュアルが整備されているのも当団地伝統になっていると思います。

 今回私は福岡で開催の80歳になられた恩師囲んだクラス会と重なり、副評議委員の方へお願いして欠席させてもらうことにしました。ほぼ毎月のように何らかの行事が組まれたかたちになっているのでこのようなことも起こりますが、副担当の方に助けてもらうことになりました。

 このような運動会行事はできるだけよい賞品だして、気持ちよく参加してもらうことにしております、以前は昼休みを設けてやっていましたが最近は昼休み無しで、効率的に開催して、13時前には終了する時間配分で開催しています。その後の後片付けも一時間以内に終了するように手際よくなされております。

2006年11月12日第8回号棟会
 号棟委員の義務に関する件が新しい話として出てきました。当号棟も高齢化が進み83歳を越えた一人暮らしの役員もいらっしゃるということで、号棟委員をパスできないでしょうかという問題提起です。上部の評議会においても当番制の役員になっているにも関わらず会議へ出席していただけない方と高齢を理由として参加が難しいという方がいますが、ということで、他の号棟での状況を確認しました。

 予想通りとは言え同じ悩みの号棟があることが判明しました。高齢者に関しては理由書など出して頂き新しい役員を決定する時期に対応するのはどうかとの意見が出されされました。順番が早く回って来た次の方にも了解してもらう必要もあり、上部の理事会でも検討してもらうことになりました。理由もはっきりせずに欠席される方に付いては有効な手立てが無い状態のようでした。

 11月19日には恒例の防災訓練と秋のクリーデーが連続して行われました。自治会と管理組合の合同行事として毎年開催しております。昭島市の方から防災課、消防署、警察署の協力も頂いて、小学校への避難訓練と各種体験として、煙体験、救急時の119番通報訓練、消火器の取扱い、災害時の給水、救出工具や防災倉庫内部備品の展示などの見学がありました。1400世帯の団地ですが、参加者が470名にも登り市役所の防災課より昭島市内の地域しても一番活発に訓練している地域だとお褒めの言葉もありました。歴代の管理組合や自治会役員の努力によるものと私も嬉しく思いました。団地内部にも防災に備えた設備や非常食も一部倉庫に保管してあります。

 訓練の終了後には訓練とは直接関係ないでが、昭島市の清掃センターの方より、ゴミの分類に関して下記の従来5種分別が7種分別に変更されたことの説明がありました。
1.可燃ごみ 週2回収集 有料(生ごみ、衣類、木材、資源とならない紙)
2.不燃ごみ 3週間に1回収集 有料(金属、瀬戸物、ガラス、ゴム、電球、油の缶)
3.プラスチック 3週間に2回収集 有料(新しく追加になった分類。従来は不燃ごみ扱いだった。発砲スチロール、ポリウレタン、プラボトル)
4.古紙 週1回収集 無料 (新しく追加になった分類。詳細として、新聞、ダンボール、牛乳パックに追加として雑誌・雑古紙)
 古紙はリサイクル資源として、認められて、可燃ごみの減少を狙っているとのことです。可燃ごみでは紙類が50%もあるため)
5.資源 週1回収集 無料(ペットボトル、ビン、缶、ビデオテープ、スプレー缶、ガスボンベ)
6.有害ごみ 3週間に2回収集 無料(蛍光灯、電池、水銀体温計  ボタン電池・バッテリー:量販店に返却)
7.粗大ごみ 電話申込 有料

11:00より秋のクリーンデーとして、号棟周辺の清掃として、ゴミ拾いを20分程度実施して、参加のお礼として、菓子、ジュース、発泡酒などを配布。15分程度の号棟集会を開催、空気入れの利用状態にはお礼と自転車整理への協力を依頼、管理組合理事より最近の理事会や号棟会の報告のあり方に対する補足説明をして頂き小雨も降りだしたので終了とした。

 自転車に関して、2006年度のシールがないものが15台残っており、号棟役員で自転車整理と2回目の警告シールの貼付を実施しました。


2006年12月10日第9回号棟会
 12月の号棟会日程と他の一泊忘年会のスケジュールがバッティングしていることが一週間前に気が付いて、一時は号棟会を休んで一泊忘年会を優先しようか考えました。悩んだ挙句号棟会長という責任上都合が悪くて欠席という訳にもいかないだろうとの結論から、一泊旅行をキャンセルすることにした。どうも注意力の低下というか、一泊旅行の話は1カ月程度前に聞いていたのにその時は定例第二日曜日の号棟会のことが全く頭に無かったのです。
 12月は年末だから、行事は無いものと思っていたら、防犯パトロールが設定されておりました。8月にも実施したので、2回目となります。防犯パトロールは号棟委員だけでなく、自治会もやるので分担して実施することになっています。

 12月9日、16日、23日の21:30から団地内を3エリアに分けて、各棟の野外灯、庭園灯、駐車場の消化設備のランプ、などのランプのチェック、違法駐車のチェック、目立つゴミなどあれば拾っていく、当然不審者らしい人が発見された場合は声をかけて行く等を実施しています。この活動が当団地内の治安向上と住み易さの向上に繋がればと思います。

 号棟会の後に続いた評議会では2007年度の事業計画に対する要求があれば出して欲しいと理事会より提案がなされました。今年の理事会は一昨年決議の工事中止問題により実質的な工事予算0の1年でしたが、来年は新しいことへ予算を計上して、総会決議を受けようとしているようです。もう一つの課題として、当団地も24年が経過して、リフォームが盛んに実施されているが、リフォーム申請に関して業者代行では無く居住者自身が上下左右の近隣への工事開始の連絡と、申請書の記載と提出を義務つけるとの報告がありました。最近トラブルを起こす例が多いとのことでした。

 1月の行事として、自治会主催の1月28日恒例の餅つき大会があるが、こちらへの支援協力依頼があり、号棟会役員で時間ある方と言うことで申込書へ登録した。9:00−12:00まで、反省会を含めると14:30までの運動会と同程度の行事になっています。号棟役員は警備、餅つき、かまどのいずれかを分担することになっています。トン汁、甘酒、樽酒、ビールが出ます、お餅はあんこ、大根おろし、ごまと多彩です。年初めですが、年度最後の締めくくり行事となっており、参加料は無料で自治会と管理組合が予算を確保して開催しています。


2007年1月14日第10回号棟会
 年初めの号棟会ということで、お神酒代わりにビールとつまみを用意して例会を開始しました。1月メインの議題は理事会より2007年の事業計画への提案事項を出して欲しいということ次期号棟委員での役員選定の件です。

 今年度は過去の経緯から事業予算の確保がされていませんでした。私の方から案として、棟北側通路の排水に問題があり、大雨の場合水溜りができる件の対策として、現在のマンホールの高さに問題があり、低くする工事の件及び同じく棟北側のピロティーから通路に降りるところにスロープを設置しいるが幅不足であり現在の2倍幅のスロープにする、個人室内の共通事項として、共同アンテナTV信号のコンセントを2個から3個へ増設工事等を例として提案し、賛同がえられた。だめもとで、風呂の換気扇交換工事も提案してみようと密かに考えています。

 次期号棟委員は輪番制なのでメンバー10人は発表されて、決定しているが、2月例会では評議委員正副、防災委員正副、自治委員正副、号棟委員をスムースに選定することが現在号棟委員の最後の役目である。もう一つおおきな事として、号棟代表の管理組合の理事推薦者の選定があるが、今年度の理事が再度継続してくれることを承諾してくれたので、一安心である。理事に関しては輪番制ではない。もし、そうでなかったら、次期理事選定が一番おおきな課題となるところでした。当管理組合の役員理事は各号棟から、代表理事を選出する制度になっているのです。

 号棟会役員は輪番メンバーから、自発的に希望役員を選んでもらい、候補者が無い正副役員は網田くじが昨年のルールでしたが、輪番が飛んだ場合の次のメンバーへ理由説明が納得不足してぎくしゃくすることもあるらしいので注意が必要です。正直に言うと私に輪番の連絡が来た時その経験をしているのです。
  1月28日の餅つき大会は杵で餅つきをする係が割り当てられていました。出来るだけ多くの方に餅をついて貰うようにして、人手不足の場合は杵を持つ必要がありそうです。腕が痛くならない範囲で楽しんでやってみたいと考えています。餅つき大会は予算も事前確保されており、当団地の恒例行事で無料でお酒や各種材料をまぶした餅やトン汁が食べられます。


2007年2月11日第11回号棟会
 いよいよ次年度役員選出の号棟会がやってきました。号棟会役員は輪番制のルールが確立されているので候補者10人は決定しています。管理事務所よりメンバーリストが送付されてきましたが1名の方は引越し予定ということで次の方へ飛ぶことになりましたが特に問題なく了解が取れて一安心でした。

 当日は3名の方が欠席したのが気になっていたが、各役員の役割分担を説明した上で、希望の役職に名乗りを上げて頂き候補者なしでは全員によるて網田くじになることを説明し了解を取り付けました。比較的に負荷が重いと思われる役職評議委員正が以前の評議委員経験者である方へ当年度役員の推薦で、説得に成功し了解が得られて決定しました。これで自発的に役員を名乗り出易い雰囲気ができて順調に決まっていきました。最後に1つ役が残り、欠席者3名による網田くじが実施されて無事に終わりました。

 夫婦2人とも高齢で病気がちを理由に挙げた方には皆さんが納得してくれてもめることはありませんでした。網田くじで役員になった方には私のほうから電話して事情を説明しし了解を貰えてホットしたものです。後で聞いた話ですが、上位組織である理事会役員10人が辞退を意思表示しており、該当号棟会では輪番以外の号棟代表の理事候補の選出するはめになったところもあったようです。

 16人体制の理事会において、10人の交替では業務の流れに支障をきたすおそれがあります。2年前には予算執行にあたり、臨時総会が開催されて、途中まで進んだ歩道工事を中断するという事態がありました。3月の評議会で詳細が判明するものと思います。


2007年3月11日第12回号棟会
 最終回の報告となりました。一年は長いようで短かったなという印象です。今回も新旧号棟会委員に集ってもらい役員ごとの備品の引継ぎや業務内容の引継ぎを無事に終了しました。引継ぎ備品の内容としては災害時に利用予定のヘルメット、号棟委員の腕章、救急箱、集会所やゴミハウスの鍵、建物の防火警報設備の操作マニュアル等です。3月21日には4人の参加でしたが、号棟会の打上を開催しました。

 新しい号棟委員の名簿を新しい号棟委員のみに配布したのですが、個人情報保護の関係から、各人の承諾なして、配布するのはおかしいとの意外な発言があって回収することになりました。お互いの名前、号室、電話を委員間で共有しないで、うまくやっていけるのかという心配がよぎりました。

 郵便受けや部屋に名前も出さない方が最近増えてきている印象を持つのですが、これも個人情報保護の名の下に意識的にそのようにしているとしたら、いやな雰囲気だなと思います。何者か分らない名前すら明かさない人が増加する中で、同じ建物に住むということはどうしてもおかしいと思います。

 これからは個人の権利と公共的な義務のせめぎ合いが起こりそうです。学校教育においても自由を大幅に認めたら学力が低下してまた、教育関連の法律の見直しが始まりました。人間社会は自由をさせればよい社会になっていくと言う考えは必ずしも真理とは言えない気がしております。

 これからも地域と関わりを持ちながら生活して行くことになりますので微力ながら、当団地の目標である住んでて良かった町・団地作りへ協力したいと思います。最後の仕事として、号棟共有の自転車空気入れのカゴを新調して設置場所も変更して一階のエレベータ周りがすっきりしたなと思っています。「空気入れ」に関しては鎖を無くて自由に持ち出して使える方式が継続できていることを誇らしく思います。

 
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