IP電話の導入結果報告
.IP電話導入のきっかけ
IP電話の導入のきっかけはISPからのお知らせメールです。勤務先の会社でも昨年2004年12月からIP電話を導入しており、音声の品質や電話の操作が従来の電話機と全く変わらず、違和感がなかったことが影響しています。世間でもそれなりに話題になり、料金も安くて有利との話は聞いていましたが、真剣に調査してみようとは思っていませんでした。約1ケ月の運用でこれなら家庭に導入してもいいのではと内心思っていたところに、ISPの基本料金も3ケ月間サービスがあるとの誘惑で乗ってしまいました。
申込終了時点で、IP電話専用の050の電話番号も通知を受けた。

.ADSLモデムの更新
アッカネットワークス12MbpsのADSLモデムではだめで、同50Mbpsへ変更する必要があることが判明した。我が家は電話局から比較的近い2km以下と思っていたので、通信速度向上のメリットもあるようだし、使いほうだいの月額料金もそれほどアップしないし、電話料が安くなるなら、トータルで絶対得になるだろうということで、決心した次第です。月額4500程度だったものが、5000円強になる程度でおさまることが判明した。
2005年1月17日申込して、1月25日には新しい50Mbpsのモデムが届いた。1月26日にはNTT側の工事も完了するとの連絡あり。
随分は早くできるようになったんだと感心した

.設定について
HPで調査した限りでは既存の電話機がそのまま使えて、接続さえ間違いなくできていれば、全て自動で環境設定されるとのことが気に入ったところです。接続は12MbpsのADSLよりもシンプルな接続になりました。スプリッタによる電話回線の分岐は不要とにり、モジュラージャックから、直接ADSLモデムへ接続する方式です。ADSLモデムのモジュラージャックから電話機へ片やLANコネクタからPCへLANケーブルを接続するだけである。我が家の場合は直接PCへ接続している訳ではなくて、HUB経由で2台のPCへ分岐接続しています。(HUBを使って分岐する場合はADSLモデムはルータ機能付きが必要)。IP電話用のADSLモデムはルータ機能が絶対必要。ルータ機能がないADSLモデムでは原理的にIP電話には使えないとのことです。

 最新型のADSLではADSL内部のソフトの更新は自動でなされる方式とのことで、PCは一斉関与しなくて済むようで世の中の進歩を感じます。全てのPCソフトが早くそうなって欲しいものす。更新作業は利用者にとってはかなりの負担です。

.問題点について
●音声については、エコーがかかった感じがして気になってHPで調査したらまだ技術的問題として、そういう現象もあるとのことでした。
●相手方のナンバーディスプレイへ050の電話番号が表示される(当然の話)。
IP電話導入の宣伝をする必要があります。なぜなら、相手の方が、我が家へ電話する時IP電話番号へ発信したほうが料金が安くなるからです。

.料金についての疑問
●IP電話同士の接続料金は無料。但し、インターネット通信基盤会社が同一の場合。ITの本をみると共通な1つのインターネット網が存在し、共通基盤を利用しているから、インターネットが無料で使えるとの記載があるが、IP電話で使うと共通の基盤では無くなるところが理解できていません。どなたか教えて欲しいところです。
●IP電話から、普通の電話へ接続した場合の料金は8.4円/3分ですが、
逆に普通の電話から、IP電話へ接続した場合は11.34円/3分となるのですが、どうしてこうなるのでしょう。
普通電話からIP電話へ接続した場合の料金はNTT東西とインターネット通信基盤会社間の契約によって決定されていることが、ネットの検索で判明しました。各会社間との契約料金はこちらです。
●ここへ来て、インターネットのことが分かっているつもりだったのに知らなかったが明らかになってしまいました。インターネット協会のリンク集から勉強する必要がありますね。

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