故郷の山「八面山(659m)」一周について(2005年5月5日)

 故郷生家の目の前にある八面山の周囲を車で通れる最短ルートで一周する道路はどようなルートが出来ているのか数年以上前からトライしてみたいと思っていました。1000CCのレンタカートヨタビッツで山道(林道)を伝って行けるところまで行ってみることにしました。このルートはカーナビの地図には出て来ませんが、存在することが確認できました。残念なから、完全な一周ではありませんが、70%ほど走ってみました。
 ついでに車で八面山の山頂へのドライブもしてきました。そして、山頂付近の展望台から曇りで天気がいまいちでしたが、生家の確認もできました。また、八面山の山上にある小池、大池にも水がたくさん溜まっており今年は水不足は心配なしと思いました。当然なから展望台から見える地域の溜池はどれも一杯溜まっている状況でした。

 天気は曇りで見晴らしはあまり良くありませんでしたが、山頂の第三展望台からは生家の屋根が見えました。
スタートは生家から、車で「長谷寺」方向の道を進み「松山地区」を抜けて林道を一路「しょうけのはな」へ向って走りました。道が行き止まりになるのではとの不安を抱きながら1000CCの車でしたが登ってくれました。2人乗っていたらと苦しかったと思います。

長谷からみた
八面山

こんな林道

しょうけのはな

屋形側からの
裏八面山

裏は八面山

屋形への下り

田口から山頂へ

屋形側の風景

山頂の
しょうけのはな

登った林道

山頂からの小池

生家が見える

由布岳(豊後富士)



故郷の近況(2012年9月)

母親が亡くなって3年が経過しました。昨年2月に3回忌を終了した以降故郷には帰省しておりません。故郷実家は空き家になって4年が経過しており、もう人が住める状態ではなくなっていると思う。私は今年64歳で嘱託定年を迎えましたが、今更田舎暮らしをしたいと言う気持ちにもなれません。


両親の位牌と墓は弟にまかせっきりで申し訳なく思っている。家の周りの雑草刈や墓掃除は定期的にやらないと草に埋もれてしますが、それも弟任せである。7月に定年になって休みの制約からとき放たれたので、一度故郷に帰省することも必要かも知れない。


現在私が故郷のことで気にしていることは東九州自動車道の建設進捗状況である。実は本高速道路の中津三光ICが私が通っていた小学校の近くに建設されることである。中津三光ICは建設中の中津日田道路と東九州自動車道のJCTも一緒に建設されるので、かなり大きな工事になるのではと思っています。


東九州自動車道の中津市区間の開通は平成28年の4年先の予定である。元気ならば、開通時には東京から車で走り染めをしたいと思っています。九州自動車道と接続されるので、北九州JCTから53km程度なので、北九州から30分ということになり国道10線と比較するとかなの短縮されることになる。


開通を心待ちにしているところです。東九州自動車道の予定ルートは西日本高速道路株式会社のHP資料より東九州自動車道路線図全体図となっています。
中津市HPの東日本自動車道中津地区進捗が参照出来ます。進捗報告の遅れが気になっています。
東九州自動車道計画図(苅田北九州IC-宇佐JCT間)は福岡県庁HPからの参照です。


大分県で予定している道路として、中津日田道路がありこちらも工事進捗中です。これは中津港を起点として、東九州自動車道中津三光ICと大分自動車日田ICを接続して豊前と豊後を接続しようとするものです。

下記は中津市と合併する前の三光村の空撮写真3枚です。





人口増の開始(20121224)

終戦から2-4年後にどうしてベビーブームが発生したのかと今あらためて考えてみたくなった。その裏を返せば、少子化開始の原因が見えて来るのではないかと考えた。

現在の少子化原因は保育園などの乳幼児を安く預かってくれる施設が少ないとの話があるが、それだけで少子化が進んでいるのだろうか。

国を挙げて、少子化対策の研究や子供手当が支給されているが、まだ増加傾向には至っていないと思う。私の息子夫婦も住宅ローンが厳しいので、共働きを開始した。認可の保育所ではないので、保育料が高い。パートタイムの仕事では保育料を払うと残りが少なく何のために働いているのか疑問を感じるようである。認可の保育園へ申し込みをしているが、募集人数が少なくて、期待が持てないと言う。

このような状態では2人目の子供を育てられるかはたから見ても心配な状況だ。保育園を無料化する政策が必要と思う。日本の子育てにかかる費用は保育園または幼稚園と大学の教育費用であることは20-30年前から変わってないと思う。結局のこの間、何の対策もされなかったのだろうか。民主党政権で高校までの授業料が無料化されたが、保育園や幼稚園に対する対策は遅れているように思う。

少子化が問題になっているのに、その対策が不足していると考える。高齢者優遇と言われているが、高齢者の仲間入りを今年果たした私もそのような印象を受ける。高齢者への優遇分の費用を少子化対策費用へ転用することには賛成する。しかし、高齢者は老後の不安を抱えていると言う。でもこんなことを言うと失礼に思われるかも知れないが、今年もらった喪中はがきで連絡を受け死亡された親族の方は90歳以上の方が目立ったように思った。

こんなに長生きできる日本に住んでいるのに、老後を心配する必要があるのだろうか。私は90歳まで生きれば十分に生きたと思うのだが、どうでしょうか。不幸にして早く亡くなる方もいますが、統計データでは完全に長寿の人が多いのに、老後を心配するとは考え過ぎではないかと思うが。私は高齢者優遇分の費用は早急に少子化対策にまわして欲しいと思う。

少子化対策と併せてもう一つ必要な対策は若者の雇用対策だと考える。定職がなくては安心して子育てを継続することができるはずもない。年金受給前の高齢者の雇用対策と若者の雇用対策は両方必要であると考える。ここで問題となるのは、この高齢者と若者が同じ仕事を奪い合うと言うことが起きてないか考える必要がある。私は全く奪い合いが起きてないとは言えないがほとんど起きてないのではと思う。もし、起きているなら、高齢者と若者でワークシェアすることを早急に制度化する必要がある。

私が若者と言われた40数年前の日本は今の日本に比較すれば全く貧しくて、仕事の内容をそんなに選ぶ自由は殆どなくて、親に心配をかけないことを第一として、仕事なら何でもやりますという時代だったと考えまる。今の若者は少しわがままなところがあると考える。繁栄した日本を見てきた若者は自由を謳歌した子供時代を過ごし、選択の自由を満喫した。親の責任もかなりあると考えるが…。

繁栄する日本が永久に続くと考えたいが、どうもそれは無理ではないかと思うようになった。歴史を紐解けば、日本史、世界史をみても栄枯盛衰が歴史でなないか。過去から現在までずっと繁栄が続いた国はないのだ。なぜ繁栄が続かないか、まじめに歴史教科書を読めば、解答は書かれているのでは。

今、日本が永久に繁栄を続けるにはどうすれば良いかについて、歴史教科書の回答を覆すべく議論が起きているのではと思う。バブル崩壊やリーマンショック不況と言われる現在、経済指標でも確かにデフレ不況だと思う。昔インフレ不況という経済用語があったが、デフレ不況という不況の話はあまり聞いたことが無かったが。繁栄の時代があったから、不況の時代が来たのだと考えれば、何の不思議なことはない。

人口増加と社会の繁栄は相関関係があると思うが、戦後のベビーブームは日本の繁栄の前に発生している。あの頃は戦争に負けて、開放感に浸ってベビーブームが発生したと言われているが、単純にそのように考えて結論づけてよいのであろうか。私は戦後の貧しい日本の状況に関してあれこれ言えるほど知識を持ち合せてないが。両親は戦後に結婚したのは確かだが。開放感だけでベビーブームになるのだろうか。私は戦後のベビーブーム世代の人間であるが、兄弟は2人だけである。私の両親は開放感に浸る余裕はなかったのだろうか?

生物一般論では種の数が減少すると種の数を増加すべく子供が増加する、種の数が増えると集団自殺する種もあるようですが。数が増えると食料が不足して、餓死するしかないので集団自殺するものも分かるような気がする。しかし、人間以外の生物でも集団自殺ではなくて、集団餓死ということになる場合もあるだろうが、そう言う話は聞いたことがないが。江戸時代の飢饉の時は数万人もの村全体が餓死したという話はあったように聞いたように思う。

人間社会の場合、餓死者が増加すると百姓一揆のような暴動が発生して、社会が混乱し、為政者は権力によって武力にて暴動を鎮圧することになる。この鎮圧ができず、大規模に社会が乱れた時代が戦国時代といわれる時代で、規律は無くなり、弱肉強食の世界になるものと考える。当然社会人口は戦乱のためかなり少なくなることでしょう。

現代社会の直面している雇用問題は大きな混乱なく、社会不安で暴動発生に至る前、なんとか最小限に平和裏に解決する方法を見出そうとしていると考えられる。解決の方向は見えている。それは貧富の差を小さくすればよいのだ。みんなが貧乏なら、だれも暴動は起こさないでしょう。暴動を起こしても、どこにも略奪可能な資産はないのだから。だだ、貧富の差をなくす為、お金持ちの人はたくさんの税金を払って貧富の差を無くして欲しいものです。お金持ちの人は略奪にあうような時代になって欲しいとは思っていないと思う。


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