心臓カテーテル検査
心当たりのある症状
2009年11月頃より軽く小学校校庭を軽く一周した時、いつもなら何とも無いのに胸に妙な圧迫感と息苦しさを感じた。息を吸い込もうとしてもなかなか吸い込み難い、胸の動悸も直ぐ治まらず5分くらいかかるようである。2009年2月より血圧降下剤を服用開始していたが、その副作用が現れたのかなとも考えた。次の血圧降下剤を処方してもらう時、先生に相談することにした。


2009年12月21日、会社の診療所先生に相談したら、「現在服用中のプログレス錠8mgの副作用とは考え難い、そろそろ年齢的にも61歳過ぎなので、大きな病院の循環器科で診てもらいなさい。」とい言われた。それならばと近日中に休暇を取って近くにある東京西徳洲会病院へ行くことにした。当病院は昨年頚椎のMRI検査を受けた経緯もあった。


循環器科外来での検査
2009年12月24日8:00頃東京西徳洲会病院の外来で受診カードを使って循環器科に申し込んだ。9:00から診察が始まったが予約無しの外来だったので、10:20まで待たされてしまった。先に問診表を提出してあったので、問診より先に基本的な検査をするようにと看護師さんより指示があった。心電図、心臓エコー、血液検査のための採血をして、待合室に戻り、診察を待った。診察では症状を話したが、「心電図や心臓エコーには何も異常はありません。」と言う、それでは次に心臓の造影剤を使用したCT検査をすることになった。


狭心症の疑いがあるということで、ドウナツ形のX線CT装置による検査も受けることになった。造影剤を血管から注射して流し込んだ。その時体中が一瞬暑くなる感じを受けた。レントゲン写真のように何回か、息を止めるアナウンスが流れ、撮影していった。約20分程度で完了した。意外あっさりと終わった。結果判定は本日では無理なので、12月29日10:00に予約してまた来ることになった。ここまでの費用は3割負担でも¥21,510であった。


CT検査の結果
12月29日CT検査の結果報告、心臓冠動脈が3本あるがその内1本の1箇所細くなっているところがあるとパソコン上の画面で説明を受けた。「もっと詳しく検査する必要がある。次はカテーテル検査をしましょう。」と言う。心臓カテーテル検査は2泊3日の入院検査と言う。次々と検査ばかりだが、検査費用がいくらになるのか、心配になってきた。「入院検査日は本日今決定する必要はないが、早いうちに外来でままた来て下さい。」という。何回通院すればいいのかとため息がでそう。自転車で通える距離なので、良かったとつくづく思った。


心あたりある症状は運動すると再現するので、いもまでも放置できないし、どうせ検査するのなら、早目にと2010年1月5日外来で行き、先生へ指し日で希望日14(木),15(金),16(土)の2泊3日と決定した。2日間休めばよいので、退院日が土曜日で助かった。


心臓勝カテーテル入院検査
私は入院している方のお見舞は何回も経験しているが、自身が入院した経験は一度もない。いざ入院となると衣類や洗面道具以外のものとして、時間潰しにラジオ、CDウォークマン、ノートPCを持参してよいか電話で確認したら、以外とOKと言われて助かった。病室のベッドのそばには備え付けのTVがあり、カードを購入すれば見れるとのこと、但しイヤホンは個人で用意して欲しいとのことでした。さすがに、ホテルとは違ってLANの設備は無いとのことでした。


10:20頃東京西徳洲会病院へ独り寂しく荷物を持って自転車で到着。
必要書類を提出して入院受付を済まし後、4Fのナースステーションへ、病室にて今後ジュール説明を担当の看護師さんより受けた。実際の検査は翌日15日の12:00からとのこと。今日はほとんど暇だ。ノートPCを病室で利用OKとのことでラッキーだ。時間潰しができる。

4人部屋の検査入院は私だけのようだ。他の3人は治療入院だが循環器系患者らしい。隣のトイレを利用したが新しくて清潔な感じでGOODだ、そもそも本病院は数年前に出来たばかりの大病院。残念ながら、イトーヨーカドーの影になり富士山は見えない。
9Fの売店へ行ってみるか。目ぼしい物はなくて、雑誌週刊アスキー¥380を購入して1万札を両替のつもりで使う。4Fのナースステーションの前でTV視聴用900度数900分のカード¥1000を購入して病室でアナログTVをみることにした。余った分は現金で返却してくれるそうだ。

部屋に戻ってTVを付けて試した。アナログだけが受信できるLCDのシャープ製14インチTVである。
12:00過ぎ昼食の配膳が始まった。塩分控えめの余り美味しくない病院食を食べた。
米飯、竜田揚げ(カジキ)、サラダ(レタス、キャベツ、貝割れ)、サウザンアイランド(サラダのドレッシング)、切干大根煮物、パイナップルムキこれでは力が出ないと思った。

13:30頃薬剤師の方が来て、今飲んでいる血圧降圧剤プログレスは処方通り夕に飲んで下さいとのこと。ペニトロン舌下錠は使わないで欲しいとのことであった。明日の検査で使用する薬剤の効果に影響が出る可能性があるのでとのこと。

暇なので、持参した韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史本を少し読み始めた。週刊アスキーはWin7の記事があったが大した内容ではない。期待はしてなかったが他に買いたい本が売店には無かった。15:00からは6F栄養指導室に行く予定になっている。

BMI(ボディ・マス・インデックス)値が24で肥満ぎりぎり、カロリーの多い物を減らすように指導を受けた。また、減塩ももう少し意識した食事にする。ごはんのカロリーは以外と多いのでお代わりはやめるべき。ガンマーGTPが130程度休肝日は2日間取る必要も言われた。長生きするには努力が必要と言うことになる。15:30には終了。

病院食以外に売店で何か買いたいがと言ったら栄養士さんからダメと言われてしまった。9Fには食堂もあり、富士山が見えることを確認した。

15日12:00検査開始は患者数の都合で、13:30開始へ変更となった。
夕食が終わって18:30頃靴下を二足持って来て欲しいと頼んだ。売店で一速¥380のものを購入して履き替えた。足の発汗で足が冷たくなる感じがしてしまう。どうも寒さに弱い。

今20:05時間潰しにワープロ中。TVも面白いもの無し。ニュースは小沢さんの事務所や鹿島建設の家宅捜査のニュースで持ちきり。18日から通常国会が始まると民主党は予算審議が進まず、小沢さんの証人喚問うんぬんで予算審議が遅れそう。

ハングルのCDでも聞いて時間を潰すか。消灯は確か21:00だったか。
夕食のメニューは米飯中盛、豆腐ハンバーグキノコソース、南瓜サラダ(ハーフレタス)、ぬた、キウイ3/4、ヨーグルト(80)、魚が食べたかった。
20:00過ぎに歯磨きをしたが病室内の洗面所の水道の水が直ぐ止まり全く使いづらい。悩んだ末、トイレの水道を使ったが…。休憩室にも洗面所があったのを見落としていた。携帯電話の使用は休憩室ではOKらしい。

21:00消灯以降も看護師さんの許可をもらってイヤホンで22:20程度までTVを見ていた。
隣の人の咳といびきが気になる。咳をする人が二人いる。看護師さんが明日別の部屋が空くので変更しますので我慢して欲しいとのことで、一安心した。しかし2時間単位で目が覚める状態が続いた。トイレに2回行った。

6:OOモーニングコールの放送あり。照明の点灯は7:15頃だった。いつものラジオのハングル講座を聞いた。検温と血圧検診が終わると朝食だ。苦手な冷たい牛乳が出た、ナースステーションに頼んで電子レンジで暖めてもらう。コップが小さかったので2回に分けてやってもらった。水を飲んだり、薬を飲む時コップが必要、持参するのを忘れていた。お茶用のコップで牛乳を温めてもらったがこれを借りておこう。
朝食メニューは米飯200g、薄い味噌汁(ダイコン、エノキ)、納豆、減塩醤油パック3ml、ひじき煮付け、牛乳200ml。

風呂やシャワーの設備を利用できることは事前に聞いていたので、15日9:00−9:3Oの予約を取った。着替えとタオルと石鹸は用意しているのだ。

気になっていたカテーテル検査の所要時間を看護師さんへ聞いたら、30分前後と言う、もっと長いのかとばかり思っていた。2泊3日の入院検査と言うのにたったそれだけなのと思ってしまった。

シャワー室の着替え室にはタオルとバスタオルあった。ひとつ欲を言えば、顔洗用の桶が欲しかった。持参した乾燥肌向けの石鹸を利用しすっきりした。備え付けのシャンプーもあったが、ドライヤーを持参したないし、設備もなかったので頭髪のシャンプーはやめた。

部屋に戻っていつも付けている常用の薬を各所へぬってホットした。ここで一段落。休憩室の洗面所で歯磨きと電気カミソリで髭剃りをしてすっきりした。全て終わった時はもう1O:OOになっていた。出かけるわけではないし、時間稼ぎになった感じだ。戻ってからワープロをしている。

家内へ検査時間を30分程度で終わると連絡したら、じゃあ行かなくていいね。立川に行くからと言う。全くとしか言いようが無い。「何だと思っているのだ」と言いたくなるが…・・。しょうがない日頃の行いのせいか?

検査のため、昼食は抜きだそうだ。但し、お茶や水はOKとのこと。夕食は右手の肘部からカテーテルを入れるので終わっても止血で圧迫している関係で、夕食は左手によるおにぎりとのことです。左腕には1本の点滴をするとのこと。検査準備までの時間はTVかCDで時間潰しするか。

11:20検査専用の薄いグリーンの浴衣タイプの検査服へ着替える。男性看護師が来て、ソリターT1と言う味の素社製の輸液用電解質液の点滴を開始500ml分検査終了後も継続するとのこと。造影剤を早く排出させることが目的とのこと。成分は塩化ナトリューム2.07g、L−乳酸ナトリューム1.12g、ブドウ糖13.0g。この状態で検査開始までベッドで待機だ。13:10準備のためトイレへ行く。小だけの予定が大もしてしまい、すっきりして検査に望める準備ができた。

検査開始時刻13:30になってもコールがない、開始がおくれて、今2番目の方がスタートしたとのこと。14:20頃やっとコールあり、6Fの検査室へ行くが部屋の前で少しまたされる。

検査室内は機械だらけと言った感じであった。3段の階段を上ってベッドに上向きに横たわる。検査中のカテーテルの表示が左上にあった。右腕の肘の内側に麻酔注射をして、まもなく、動脈へカテーテル挿入用の針を刺したらしい。
カテーテルがディスプレイに表示された。表示方法は胸の上にあるロポツトアーム先の四角部分からX線を出しているようだ。あっさりと心臓まで届き、造影剤が発射され、血流がきれいに表示されることがよく分かった。発射場所をいろいろ変更し、ロボットアームの位置をいろいろ変更して、何枚もデータを取っている。本当に早いなと思う、30分程度で検査終了。

動脈の止血用ベルトを巻きつけてハンドポンプでエアを入れて強烈に押さえつける。右手が青くなって、指がしびれてきた。少しずつ減圧していくとのこと。左腕は点滴状態のままで、病室にもどったのは14:55頃だった。30分単位で3回減圧して明日の朝外すとのこと。点滴の終了は21:00前頃であった。ソリターT1500mlを3本も使った。
その間右腕が痛い感じで指の痺れが続いていた。3回目の減圧後は少し楽になった。血流が指先まで届き、痺れが次第にとれていった。

ラジオの電池切れが判明し、家内へ電話して買って来てもらおうかと思ったがぐっと我慢した。自分で売店へ行けそうなので、まず、看護婦さんへお願いして、単4電池を置いているか確認してもらった。置いてあるとの連絡を受けた後、水分をたくさん補給して、造影剤を早く流したほうがよいと言う。序に暖かいお茶も買うことにした。戻ってきたら、点滴のチューブに血液が逆流して赤くなっておりビックリしたが寝ていたら、戻っていった。

検査のため昼食抜きだったので、減塩の夕食でも美味しく感じた。塩抜きのおにぎりを左手で持って食べたが美味しかった。右腕には止血ベルトが肘関節のところに巻いてあるので曲げられないのだ。左手での食事は始めてだったか?本日の夕食メニューはおにぎり2個、厚揚げの野菜炒め、ふろふき大根40(肉ミソ)、千切りサラダ、りんご2/6、ヨーグルト(80)

夜は寒くなり、風邪気味となり頭痛とくしゃみがでる、検査衣服の上に持参したバジャマと羽織ものを着て寝ることにした。21:00前には点滴も外して、少し楽になった。しかし、動脈止血ベルトは付けたままだ。TVは22:30には終わって、就寝とした。3回のトイレ通いで長い夜が終わった。

翌朝6:40頃検温・血圧測定をして、動脈止血ベルトとさよならができてホットした。これで両手がやっと自由になって嬉しかった。ワープロもできるし。
7:15からはいつものように律儀に、ハングル講座を聞き始めた。朝食はどうしてか、今日は遅くなり7:40頃の配膳であった。係りの人へ牛乳を温めて欲しいと頼んだら、一瞬、ではユーグルトに交換しょうかと言ってくれたが、今日退院だからと言うと快く暖めてくれた。昨日はナースステーションへ持って行って暖めてもらっていた。

面談の結果
先生との面談では、直ぐに処置が必要という訳ではないが、ステントを入れたほうがよい場所が1箇所発見された。小さいものがまだあるが、そちらは治療の必要なし。血液をサラサラにする薬とコレステロールを下げる薬で1ヶ月間の様子見をして、2月18日の診察で入院日程を決定することになった。



カテーテル検査に関する検索HPの紹介

これらの記事を事前に閲覧しておりましので、心配ごとはだいぶ軽減されておりました。
臨床工学技士の方によるHPhttp://www.kaimayo.com/med/1/index.html
心臓CTに関する千葉西総合病院HPhttp://www.chibanishi-hp.or.jp/pages/multi_slice_ct.php
私が検査を受けた東京西徳洲会病院HPhttp://www.tokyonishi-hp.or.jp/



心臓カテーテル治療
3月3日から3月6日までの3泊4日で狭心症のカテーテル治療のため東京西徳洲会病院へ入院しました。

検査と治療の違いのみ紹介したいと思います。治療の入院期間が長いのは治療完了後の感染症の発症監視期間を1日長く確保していることに関係していることが分かりました。治療は入院翌日の3月4日14:30に開始され約60分の予定と聞いておりましたが、順調に進んで結果的には30分で終了しました。検査の場合と変わらなかったことになります。

事前に「バルーンを膨らませるから、少し息苦しくなるが我慢して。」と言われていたが、狭窄部でカテーテルに付けたバルーンをふくらませた2分間は少し強い息苦しさがあり、歯を食いしばって耐えした。「バルーン治療だけで、血流が良くなったが、ステントを入れますか。」と言われたので再狭窄の恐れがあるので是非ステントを入れて欲しいと依頼したが、一箇所のみなので、大した時間もかからず、直ぐに終了しました。

カテーテルを挿入する場所が検査の時は右腕の肘の内側の動脈でしたが、右手首の動脈からとなり一段と指に近い方になりました。治療終了後に負担となる止血時の影響範囲を少なくし、右腕の自由度を確保することにより患者への負担を軽減してると思いました。肘部分のエアベルトによる止血では肘を曲げられないが、手首の場合は肘が曲げられるので、トイレや寝返りでの自由度が高いです。

1時間毎にエアベルトの圧力を下げて徐々に血流を増やして行くわけですが、今回2回目の圧力低下の結果、血がにじみ出ると言うことが起きました。私は気がつかなかったのですが、看護師さんが気がついてくれて良かった。ベットのシーツが直径10センチほど真っ赤になりました。痛みがなかったのでもし自分で気づいたとしたら、もっと広い範囲に広がって、慌ててしまったと思います。看護師さんも慌てているようで、腕の下へ敷くものを持って来てくれました。

治療日から3週間が経過し、少し走ってみたが、直ぐに息苦しくなると言う症状は発生しなくなり、普通の生活が可能となったと思っています。ステントには2種類あって1つは普通のステンレスのもの、もう1つは新しい再狭窄を防ぐ薬をぬってあるものがあるようですが、私に使用したものは普通のステンレスのものでした。後者の新しいタイプのものは一生血液をサラサラにする薬を飲み薬も続ける必要があるとのことでした。

普通のステンレスタイプのステント治療においても、3-4ヶ月は再狭窄が発生しないか監視しておく必要があるようです。今も血液をサラサラにする薬バイアスピリン錠(100mg)、コレステロールと中性脂肪を下げるリピトール錠(5mg)、もう1つの血液を固まりにくくし、血栓ができるのを抑える薬プラビックス錠(75mg)を朝各1錠服用しております。

4月6日には治療後の経過観察のため通院予定となっていますが、現在服用している薬は何時まで継続するのか気になるところです。

ステント治療のリンク
国立循環器センターカテーテル治療


腰椎椎間板ヘルニア手術(2012年8月)
8/8入院、8/9手術、9/10歩行テスト、9/14退院と予定通りに手術も無事に終えることができました。
皆さんには余分な心配をおかけしましたが、一安心しています。病名は椎間板ヘルニアでした。全身麻酔で、手術時間3.5Hでした。腰椎3番と4番の間から左足へ伸びている神経根に軟骨が絡まった状態で坐骨神経痛を発症していたとのことです。


自宅でのトイレ、洗面、シャワーも何とか一人で出来る状態となっております。自己リハビリを継続中で、左足の筋力が落ちている、稼動範囲が減少しているなどのリハビリ指導員からの指摘を受けています。8/24には最初の通院予定です。アルコールは傷のため控えめにと言われていますが。


▲追加情報
「わかさ」9月号と言う雑誌に脊柱間狭窄症の特集があり、それを事前に読んでの手術でしたので、どんな処置をするのか大体分かっていました。脊椎間板ヘルニアも似たもの。この雑誌の26Pにデルマトーム(脊柱の狭窄場所と痛みや痺れの症状の現れる場所の関係図)の説明があり面白いと思いました。
雑誌の受け売りですが、脊柱の名称も覚えていた方がが今後の役にたつと思います。脊柱は仙骨を除くと24個の椎骨からできており、頭蓋骨と骨盤を繋いでいます。


頭蓋骨から下の方へ向って昇順番号がふられています。頚椎:7個(8個の場合もあるとのこと)主に首、肩から腕までの神経出口、胸椎:12個主に腕から胸、下腹部までの神経出口(背中も含む)、腰椎:5個主に腰、でん部、骨盤から足先までの神経出口、尚排尿や排便関係は仙骨から出る神経のようです。


この脊椎の間から全身へ神経根経由で神経が指先まで伸びています。この神経のどこが圧迫されると症状が出ます。どの脊椎間から出ている神経か特定する方法が神経根ブロック注射です。


私は当初腰椎4番と5番の間から左足へ伸びている神経へ向けて神経根ブロック注射を4回実施して、痛みの消滅なし、最後に場所を変えて腰椎3番と4番間の神経根ブロック注射で痛みが2H消滅する効果が判明して、手術の決断となりました。神経根が特定されてない状態で手術しても効果が期待できないとのことです。


但し、神経根ブロック注射をする前は腰椎のレントゲンを見ながら神経根の近くまで針をさして、ショックを確認して麻酔やステロイド注射します。ショックの確認は強烈で電気ショックを受けて、体がはねるくらいで、ちょっと大変でした。


腰椎椎間板ヘルニア術後7ヶ月(2013年3月)

坐骨神経痛の痛みに耐えながら定年2ヶ月前からの通勤の辛さに耐えて、定年直後の8月上旬に腰椎すべり症の手術を受けて半年超が経過しました。ここで現状をまとめておくことは今後同様の手術を受ける方の参考になればと考えます。当初、脊柱管狭窄症との診断でしたが、手術終了後の判断では椎間板ヘルニアだったとの結果になりました。

術後1週間で退院し、以後は自宅で体力の回復を待つという状況。
寝返りを打つ場合も痛みを我慢して、反動をつけて実施する状態。
仰向けに寝た状態から、起き上がるのは無理で、体を横にしてから手を付いて起き上がる。
腰椎の手術後の傷の長さは15センチ程度で、まだテープを貼ったままであった。
腰椎の4番と3番の間は金具とネジが固定してある。
ストレッチ体操として、四つん這いになって腰を左右に振ることを続けた。


3ヶ月程度経過した時から、ストレッチ体操の書籍も購入して尻や腰に効く体操を始めた。
少し腰の痛みは残っているが、軽い散歩を開始、バランス感覚が不完全だと言う思いがあった。
斜面部分を歩くとバランスがおかしいとの感覚がまだ残っていた。
走るのは詰づいて倒れるのではと怖い感じがしたので、歩くのみとした。
ソフトボールの練習でキャッチボールを開始したが、投げても力が入らない。遠投は無理だった。
寝返りの問題は解消、仰向けからの起き上がりも問題なくできる



5ヶ月程度経過した時から、ソフトボールのキャッチボールも次第に力がはいるようになった。
散歩の時、少し走ってみたが、倒れる不安もなく少し走れることが分かった。しかし、全力走ではない。
ソフトボールでの軽いフリーバッティングも開始した。力いっぱいのパッティングは6ヶ月経過まで控える。
一日1万歩を目標に散歩を開始。多いほど良いだろうと1.5万歩に達することもあった。



6ヶ月経過を前に駐輪場管理の就業の面接を受けた。
6ヶ月経過時点で、腰部のMRI検査も受けたが問題無し、但し、ネジ部の緩みが少しあるようだが特に問題無しとのことだった。
起き上がる時、腰椎部分にピリッとした痛みが時々感じたので整骨院へ行ってマッサージを受けたが、筋肉が固くなっている、あまり1万歩を大きく超えるような散歩は控えた方がよいと言われた。



7ヶ月経過の今年3月より駐輪場管理の仕事を開始した。
ソフトボールで力いっぱいのキャッチボールでも痛みを感じなくなった。
バッティングも力を控えることもなく素振りも可能となった。

坐骨神経痛の症状が発生して、2ヶ月の経過後に手術を受けて、6ヶ月が経過しやっと坐骨神経痛発症前の状態に戻ったことになります。腰椎という体幹部分の手術を受けると筋力が回復するには6ヶ月程度の時間がかかることが良くわかったというのが報告内容となります。



手術を受ける前には本当に回復するのかと少し不安がありましたが、今では手術を受けて本当に良かったと思っております。内視鏡手術との選択もあったかも知れませんが、痛みの原因がどの神経を圧迫しているか神経根注射で判明していたが、狭窄によるものか、ヘルニアによるものか私の場合はしっきりしてない状況での手術でした。よって内視鏡でない方がよかったとの結論となりました。


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