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2003.6.12
2週間以上もご無沙汰しました。最初一週間は単にさぼってましたが、後の一週間は体調が悪くて。頭痛がして目がつらいので意識的にPCを遠ざけてました。すみません。やっと元気になってきたので今日から復活!……するでしょうかね? |
ワールドカップから一年 |
昨日のサッカー、パラグアイ戦。見ましたか? 結果はドローで残念でしたけど、私の場合サッカーを見ているというより楢崎くんを見てるんでo(^o^)o
ちょうど1年前、ワールドカップで日本中が盛り上がっていたんですよねー。それまでサッカーにまるで興味のなかった私とオオアマさまも、せっかく地元で試合をやっているんだからせめて雰囲気だけでも味わおうと、日本戦の当日横浜国際競技場の周辺をウロウロしてきたんですよ。青にユニフォームにあふれていました。あれから1年……。なんだか年ばっかりとりますね。 |
青山学院大学の
オープンキャンパス
↑青山学院大学相模原校舎
中央はチャペル |
その他の最近楽しかったこと。先週土曜日はわりと元気で、オオアマさまと一緒に青山学院大学の相模原オープンキャンパスに行ってみました。オオアマさまにとっては大学情報を集めるのも仕事の一つですが、呉女も予備校で進路指導の仕事をしていたことがあるので、大学情報には興味がないわけではなく、実はお見合いの時の話題はもっぱらコレでした。最近の相模の国の話題の一つは青山学院が駅から遠くて不便な厚木キャンパスからJR淵野辺駅から徒歩数分の相模原に移転したことです。厚木と相模原ではたいした差がないようにも思うけど、確かに通うには便利になったはず。その青山学院のピッカピッカのチャペルでパイプオルガンの演奏を楽しんだり、校舎のてっぺんのガラス張り展望台(?)から多摩丘陵や丹沢の山々の眺めを楽しんだり、図書館をウロウロしたり、300円で学食のランチを食べたり、オオアマさまなんて生徒対象の入試相談室へ行って先生をつかまえていろいろしゃべってきたり……。オープンキャンパスでなんでこんなに楽しめるんだ?と思うほど楽しんできました。これからもいろんな大学にオジャマしようかしら?……オープンキャンパスは呉女みたいなオバさん対象じゃないんだってば(年だけは受験生の母でおかしくないけれど、人生経験がないから多分そうは見えない)。できることならもう一度大学生くらいから人生やり直してみたいね。もっとちゃんと勉強しておくのだった、と。
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旅はアプローチが面白い |
2003.6.13
5月に行った奈良の旅の唐古・鍵遺跡を更新。弥生の遺跡ですから「飛鳥・奈良」ページはおかしいのですが、トップページにも書いたように、旅の途中を省きたくなくて、大和の真ん中をのんびり歩いた感じを出したくて、「旅日記」ではなく番外編の1ページにしました。旅って目的地だけが面白いのではないのです。そこへいたるアプローチも、移動の間も面白い。あの日、天気予報では雨だったのでレンタカーを借りることも考えたのです。実際にはピカピカの晴天でしたし、車なら効率よくまわれるけれど、私にとってはああいう大和の真ん中を歩くことこそ究極の癒し。歩いてよかったと思っています。 |
大河ドラマ |
ところで、再来年の大河ドラマは「義経」だそうですね。大河の題材選びには「ご当地」争いもたいへんだそうですから、義経なら東北から山陽まで、いろんなところが舞台になるからいいんじゃないですか? 吉野なんかも出てくるかな〜。今の「武蔵」は視聴率が低迷しているそうですが、呉女もあんまり熱心には見ていないんです。あれだけ「名作」の誉れ高い原作なのだから面白いのでしょうけど、剣豪ものの価値観がわからんのです。何のために闘っているのか……? それで感情移入ができないんです。歴史的有名人もあんまり出てこないし。江戸に行く、とか言っているけど、実際アンタどこにいるのよって感じだし。そのかわり、というか火曜日の「大奥」にはまりそうな気配アリ……。
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フラもソーイングも |
2003.6.17
今日は火曜日、フラダンスの日でした。やっと一曲通しで踊れるようになって、練習が終わるとかなり充実感。今回の講座はあと1回だけなのですが、あんまり楽しいので、続けてお教室にも通おう!と決意してしまいました。まだ申し込みはしていないのですけど。それで帰りに生地屋さんをのぞいたら、色のきれいな布を見つけ「続けるのなら、もう一着パウスカートが欲しいわよね」と買ってきてしまいました。それに実現するかどうかはわからないけど、ゆかたを縫ってみようか、という野望も抱いてます。昔祖母にもらった反物があるのでそれを使って。……ホントにやるかな? めんどうで途中で投げ出すかもしれないけど。ずっと押入れに入っていたミシンが急に働かせられてびっくりしてるかな? そんなことをしていると、また更新が滞りそう……。 |
「小江戸」佐原と香取神宮
香取神宮
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土曜日には佐原(千葉県)に日帰りで行ってきました。伊能忠敬の出身地として有名な町です。呉女が思うに、東京から日帰りで行く観光地として最も成功しているといえる町は川越と佐原です。根拠はないけど、世間の話題とかを聞いているとそう思います。両方とも「小江戸」と呼ばれる江戸時代に栄えた町。川越は一度数年前にフラッと訪ねたことがあります。佐原は今回全く始めて訪れました。そのうち書くと思いますが、その古さ加減というか、町の残り具合と新しさとの調和がちょうどよくて、美しい町でした。ただ途中で雨に降られてしまったのが残念。それから佐原の町から3キロほどのところに下総の一の宮、香取神宮があるのでそちらも訪ねました。6月と12月は大祓えの月なのだそうで、人型の紙に名前を書いてそれに息を吹きかけ、境内のド真ん中にしつらえられたワッカをくぐると半年間の罪をきよめることができるとか。説明書きに「人は知らず知らずのうちに人を傷つけたり、良心に反したことをしたりしているものです……」との言葉に大いに納得して500円払ってワッカをくぐってきました。他にやっている人が全然いなかったのではずかしかったけど、ちょっと清清しくなった気分です。
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中ツ道発掘「飛ぶ鳥の明日香
の里をおきていなば」 |
2003.6.18
昨日の日記に書かなかったのですが、昨日の新聞に藤原京と平城京を結ぶ道のひとつ、中ツ道の一部が藤原京跡で発掘された、とのニュース。いつもオオアマさまが出勤するときポストから新聞をとってそのまま持っていってしまうのですが、昨日の朝は一度わざわざ玄関まで戻ってきて、チラと一面を私に見せてから出かけていきました。
現在の高速道路なみの幅ですって。車もないのにねー。さらら様も歩いたかしら? 平城京に遷都のときの道といわれると、元明天皇の「飛ぶ鳥の明日香の里をおきていなば君があたりは見えずもあらなむ」の歌を思い出します。そういえば、下ツ道は唐古・鍵のところに書いたように国道24号に重なったりするし、上ツ道は山辺の道に近かったり、先日の夜行バスで天理から奈良に入る道がほぼそうだろうとか、けっこう意識する機会があるのですが(奈良町の「はり新」というお店には「かみつみち弁当」というのがあります)、中ツ道ってあまり意識したことがなかったですね。ホントにいろいろ出てきますよねー。見に行きたいけど、キリがないもんなー。 |
「大奥」にハマる |
ところで、昨日の「大奥」。オオアマさまが8時半ころに帰宅したので夕食の仕上げをしていたりして、前半はゆっくり見られませんでした。でも、そのオオアマさまが「大奥」を気に入ったらしいのです。オオアマさまは大河とニュースと野球くらいしかテレビは見ない人なんですけど、先週夕食を食べながら見せてみたら、いつのまにかテレビの正面に鎮座ましましていました。昨日もまるで最終回のような展開に「もう終わっちゃうの?(;_;)」「まだ始まったばかりだし、これから和宮とか出てくるのよ」「よかった〜(^o^)」てな感じ。昨日は浅野ゆう子ってやっぱり美人だな〜なんて感心してしまいました。こわいところもいいけど、ちょっと憂いをにじませた表情がキレイ。それから北村一輝がいいですねー。彼「北条時宗」で怪しい雰囲気を出しまくってました。ああいう濃い感じは苦手なタイプなんですが、トーク番組で素を見たら、えらく無邪気というか純な感じの人なのが好印象。今回の役は怪しい中に純な感じがあるのがいいんじゃないかしら? 来週死んでしまいそうですが……。それでも気になってしかたがないのが、「暴れん坊将軍」でもそうでしたが、江戸城の天守閣。明暦の大火で消失したまま再建されなかったはず。しかもいつも「姫路城」なのもなんだかねえ……。
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「芹沢_介の世界」
↑日本民藝館は井の頭線駒場東大前から徒歩数分
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2003.6.30
27日の木曜日の話。「日本民藝館」で開催中だった「芹澤_介の世界」展を見に行きました。芹澤_介は生活の中の美を認識しようとする昭和初期の民藝運動の中心人物の一人で型染絵の第一人者です。「型染め」はまず特殊な紙で型を彫り、それを使って着物の反物などの染色をするのですが、芹澤氏の場合、着物だけでなく絵画、絵本などいろいろなものにその技法を使っています。沖縄の紅型に影響を受けた明るい色彩。日常品も彼の手にかかると素敵なデザインに変身するのです。実は、すでに亡くなりましたが私の祖父は型染めの型紙を彫る職人だったんです。祖父の器用な手元をよく覗き込んでいたものです。なんで私にはあの器用さが受け継がれなかったんだろう? 私は今回展示されていた「那覇大市」という作品がお気に入り。市で売られている細々したものがすごく素敵に描かれているんです。あと小川(埼玉)の紙漉き風景とか益子の陶芸の様子とか。旅の印象を自分なりの方法で表現できる人はうらやましいなあ |
すずめさんの個展 |
……と思っていたら、そういう人が身近にもいました。続いて阿佐ヶ谷の喫茶店で開かれていたすずめさん(リンク参照)の個展を訪れました。ご本人は多忙で会えなかったし、ちょうどお店が込んでいたのであまりじっくりと絵を見ることができなかったのが残念なのですが。すずめさんは有名な風景から小路の何気ないお店まで、旅先(ヨーロッパ)の風景を水彩画で描いています。すずめさんの繊細な感覚で、すーっと風がぬけていくようなさわやかな絵です。そのお店のアイスミルクティーがこれまたおいしくて、しばらく本など読みながらゆったりしてしまいました。 |