行かずに楽しむ京都、物産展
す。呉女はデパートで買い物をすることは少ないのですが、ウチから行きやすいところにある デパートで京都の物産展をやっているのをオオアマさまが見つけてきたので、今日(2003年4 月)、日曜の午前中に出かけてみました。 さほど広くはない催事スペースに入ると、馴染みのあるお店の名前が並ぶのでワクワクする のをおさえ、まっすぐに向かったのが「イノダコーヒー」の喫茶スペース。京都にはなぜかコー
そしてお買い物。 呉女はだいたい「ブランド」というものに興味がなくて、どこの何でもどーで
場で焼いていたのを見る限り、焼き方はフツウでしたけど、何を入れたらあんなになるんでし
近は種を全国に出すようになったそうです。それで関東でも盛んに栽培されているのでスーパ ーでも買えるようになったわけです。その中でも「みず菜」は一般的。鍋ものに使う野菜と思っ ていらっしゃる方も多いようですが、レストランなどではサラダに使うのがフツウになっています し、呉女はおひたしや煮びたし、ベーコンと炒めて食べるのも好きで、愛用してます。 ……てなわけで、満足してデパートを出てきました。会期中にまた行くかもしれません。 ここからは元デパート勤務だった呉女の、ここだけの話……。 催事の時には何人かの社員が自分の売り場を一週間離れて催事場で金銭管理や販売のお手伝いをするのです。 呉女はリビングフロア所属でしたので、物産展の食品以外の名産品などのコーナーのお手伝い担当でした。お手伝 いメンバーはそのときによって上司が決めるのですが、当時から呉女は京都が大好きでしたので「京都の物産展に は私を上がらせて下さい」と新入りの分際で立候補したんです。そしたら先輩たちに耳打ちされたことには「あなたね え、京都展はやめた方がいいよ」。物産展の一週間は全国のデパートを回っているその土地のお店の方たちとかな り密着して働くことになるのですが、京都展の人はシビアなので過去には途中で泣き出した若手社員もいるとか。と にかく京都展はやりにくいから自分からやりたいなんて言う子はいない、と。呉女は「ふーん……」と思いつつ、「それ でもやらせてくださいっ!」と頼み込んだので参加することができたのですが、社員のミーティングでも「レジのちょっと したミスも鋭く追求されますから、細心の注意を払ってください」と言われたのはよく覚えています。シビアというのは 決して悪いことではありません。きっとそういう京都人の厳しさが千年の都を支えているんでしょう。 で、実際どうだったかというと、京都グッズに囲まれただけで満足してしまうノーテンキな呉女のことですから、あん まりシビアだったという記憶はないんですねー(単に自分に不都合なことは忘れているだけかもしれない)。ただ記憶 にあるのは、どこの店とは言いませんが(今回は出ていなかった)、オッサンがいやらしくて、何気で手を握ってきたり するんですよー。あれは完全にセクハラです! もーっ! けど、呉女の物産展のお手伝いの楽しみは、地元のオニイサンたちにおすすめのお菓子を聞き出すこと(なんでオ ネエサンじゃなかったんだろ?)。実は「阿闍梨餅」もこの情報から知って病みつきになったものなんです。ちなみに 「おはぎ」は毎日違うお菓子を買って食べ比べた結果、気に入ったものです。今から思えば働いてたんだか、遊んで たんだか……。 物産展は気をつけて見ていれば、あちこちでやっていると思います。 京都まで行けないときは、物産展で楽しみましょ! |