2003年1月〜3月の日記

2003年1月


新年早々更新
2003.1.1
あけましておめでとうございます。
 新年早々、実家で無謀な更新作業をはじめましたが、きょうのところは中途半端でおわりそう。まずトップをお正月バージョンに。ついでにコンテンツのところを変えました。今まで「更新日記」ということで日記と更新記録をいっしょにしてきましたが、これを分けようと思って…… ということで、新年早々バタバタしてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
 明日は初詣の後、相模に帰る予定です。


新年早々失敗
2003.1.6
あらら……、よーく見たら、トップページを更新するときに、「呉女の世界」への入り口をつくるのを忘れていました。で、つくりました。それから「このサイトについて」もつくりかえました。といっても、ほとんどレイアウトを変えただけですが。まだいろいろ試行錯誤中です。この更新日記のページをやめて、日記と履歴に分ける、というのも、ちょっと迷ってしまったり。

ローテク夫婦とその
ところで、デジカメ買いました。これでもっとタイムリーに写真が載せられるぞっ、と思っているのですが、使いこなせるかどうかが心配。というか、デジカメの何たるかがまだ今ひとつわかっていない感じ。これからマニュアル見て勉強します。年末はiモード初体験だったし、ウチってホントにローテクコンビなのよねー。
 そういえば、その携帯を買ってあげた義母。「メールはやらないと思うわ」というので、アドレスは登録してきたものの、あえて送り方などは教えていなかったのに、いつのまにかちゃんとメールが届いていました。立派っ! 「あんまり使わない」とか言いつつ、意外とおもちゃにして遊んでいるのかも。


大阪、行くぞっ!
2003.1.9
 オオアマさまは7日が始業式でした。その前からクラブ活動でちょくちょく出勤はしていました。マジメ〜で地味〜な文化部の顧問をしていますが、優秀な生徒がいるらしくて、いろいろ走りまわっているみたい。それで来月土日に大阪で行事があるので、出張費は出ないけれど行きたいのですって。そこで呉女は我が家に常備してある旅行社各社のパンフレット(お店の前にズラズラッと置いているあれ)を片っ端からチェックして、オオアマさまのいう条件(安いとかホテルの場所とか)に合った新幹線+ホテルのプランをさがして「これなんかいかがでしょう?」とご提案。「なんでもいいけど、なんで呉女も行くの?」「え〜、大阪の新しい歴史博物館もまだ行ってないしぃ〜」「……まあね」。というわけで、次の関西行きのキマリっ! また今月も節約頑張るっ! ……でもバーゲンにはそそられるわ。どーしましょー。


天上の虹19巻発
売!
2003.1.10
今日ついに発売された「天上の虹」19巻を読んで、思った以上に衝撃的な展開だったとか、「天上の虹」最大の謎が一応解けたとか、○○が夢に出てきてうれしかったとか、◇◇が出てこないの理由は△△の言うとおりだと思うとか、■■が出てこなかったのは残念とか、▽▽のキャラがだんだん見えてきたとか、◆◆や●●はこれからどうなるんだろう……とかいろいろ書きたいわけですよ(もう、書いてるじゃん)。でも、こういうところでは、まだ読んでいない人もいるわけだから、あんまりネタ晴らししちゃいけないわけでしょー?このサイトではネタバレオーケーということにでもしようかしら? うー、でないと、欲求不満がたまるぅ〜〜〜。どーしましょー。


「高校教師」
2003.1.11
 今日は昨日のテレビ「高校教師」の話。私は大河ドラマ以外の連続ドラマはあまり見ないほうなのですが(同じ曜日の同じ時間に同じチャンネルをつける、という規則正しいことができないのです)10年前のあのドラマは話題になっていたので、さすがに最終回あたりは見ていました。そういえば、ちょうど結婚前で「相手はどういう人?」と聞かれると「高校教師!」と答えていましたっけ。
 で、昨日のオオアマさまの職員室で「今晩見なきゃ」と話題になっていたんですって。 それで同じく普段はドラマを見ないオオアマさまも珍しく見る気になったわけ。オオアマさまは見ながら「今の高校生はこんなに整然と並んで走らないって」「スカートはもっと短いっ」「教師が高齢化(少子化で若い先生を雇うことがなかなかできないから)してるんだから、こんなに若い先生ばっかりいないだろっ」「これじゃ校外補導の後は先生がみんな飲みに行ってるみたいに思われるじゃないかっ」とかブツブツ言いつつ、日本史の先生にだけは「リアリティがあるなあ……」と共感していました。日本史の先生ってたいていあんまりパッとしないように描かれるのよね。なぜか。
 この10年で高校生もずいぶん変わっています。「携帯」なんて10年前は普及していませんでしたし。そういう部分をどう描くのかが見ものだと私は思っているのですけど、「学校モノ」というより呉女が苦手な「病気モノ」みたいな感じだから、来週も見るかどうかはわかりません。でも実際の教師がこのドラマに注目しているとは……。自分が主人公になったつもりになるのかしら……? それともあまりにも現実離れしているから安心して見ていられるのかしら……?


スケートか散歩か
2003.1.14
12日、「たまにはスポーツでもして体力づくりを」というオオアマさまの提案でアイススケートをしに行きました。ウィンタースポーツといえば、少し前までは年に一度くらいはスキーに行っていたのですけど(ただしスポーツオンチの呉女はボーゲン専門)、近年はやはり年をとったせいか、わざわざ寒くて遠いところまで重装備して行くというエネルギーがなくなってしまいました。それで、スケートなら手軽だろうということになったわけです。呉女は10年ぶり、オオアマさまも20年ぶりで、果たしてすべれるものか心配だったのですが、案の定、呉女が最初に一周するのを見てオオアマさまは「それはスケートとは言いません。散歩です」。それでも2時間くらいやっているうちに何とか呉女も「散歩」が「ノルディックスキー」くらいの雰囲気にはなってきて、それなりに楽しめて帰ってきました。しかし、普段使わない筋肉を使った2人は帰ってきてからがつらかった……。当日はもちろんバタン・キュー(早速「武蔵」を見逃した〜)。翌日、つまり昨日もあちこち痛くて、一日中ウダウダ……というのは呉女のことで、オオアマさまは仕事に勉強にあけくれてましたけれど。
お蔭様で3000ヒット  で、3000ヒットを達成したみたいなのですけれど、それがおとといなのか、昨日なのか。多分、おとといかな……?という、まことに頼りない状態でして。気がつけば、今日はサイト開設から半年でした。


松井君の故郷
2003.1.17
 テレビでは松井くんフィーバーでしたね。ウチはふたりともアンチ巨人(特にオオアマさまは筋ガネ入り)なんですが、「巨人を出たらカワイク見えてきた」。石川県に住んでいたことがあって「第二の故郷」と呼んでいるオオアマさまは北陸、特に石川県に対する思い入れが深い上、松井くんの出身地、根上町はその中でもオオアマさまと深い縁がある場所なのです。(今まではその「思い入れ」より「巨人憎し」の感情のほうがはるかに上をいっていたわけ) それで私も2度、根上町に連れて行ってもらったことがあります。別に何か見どころがあるわけではないのですが。1度目はまだ新婚のころだったから、10年近く前、つまり松井くんが巨人に入団してさほどたっていないころだったのですが、そのときすでに「ゴジラくんサブレ」というお菓子がありました。サツマイモ味でとってもおいしかったんです。あれは今でもあるのかな? 根上町は小さな町ですが松井くんと森元首相という当代の有名人を2人も出しているパワフルな町です。
追憶のニューヨーク  ところで、ニューヨークで松井くんが記者会見をしていたタイムズスクエアのホテルは呉女が独身時代にニューヨークに行ったときに泊まったホテルでした。呉女はあまりバブルには縁のない生活をしていた、と自分では思っていたけれど、考えてみればあんなところに10泊もしていたなんて、十分バブルだったのかも……。だってあのころ、日本企業がマンハッタンのビルを買収したりしまくっていたんですよ。あ〜信じられん!
楢崎くん!  ちょっと景気のいい話といえば、楢崎くんが一億円プレーヤーに! 現役Jリーガーでは日本人最高額だそうな。とはいってもJリーグの発足当時に比べて全体として選手の報酬が抑えられる傾向にあるので、これが最高になってしまったということらしいのですけど。ともあれ、楢崎くん、おめでとう!


初デジカメ
2003.1.20
 昨日、あまり楽しくはない用事で小田急線の狛江駅に降りることになり、ついでにちょっと楽しいことをしようと散策してきました。1時間くらいの小散策ですが、なかなかだったのでこじつけ日記にのせました。初デジカメです。住宅地の中とかはカメラを構えるのに抵抗を感じたりするものですが、デジカメは抵抗が少なくていいですね。
良弁さん  狛江の寺に良弁さんが出てきたのにはビックリ。でも東国に良弁さん開基といわれる寺はほかにもあるようですから、全国に聖徳太子開基とか行基開基とか空海開基とかの寺があるように、昔はもっと有名なスターだったのかも。
多摩の地理感覚  それから、狛江というのは小田急線の駅ですが、思ったより調布とか京王線の文化圏(?)に近いんだな、と。特に私など車の運転ができませんから、電車の路線が地図の地理感覚の基準になってしまう。だから小田急線と京王線は別の場所、という感覚があるのですが、狛江はむしろ調布とか武蔵の国府があった府中とか、京王線一帯とのつながりで考えたほうがいい土地なんだな、と思いました。多摩で生まれて多摩に住んでいた私でさえ多摩がわかっていないのですから、関西の地理感覚なんてもっとわからない。 
奈良と和歌山
 年末、和歌山に行って新鮮に感じたのは、和歌山と奈良は同じ文化圏なんだな、と。そりゃ隣の県ですけど、現代の感覚だと間に大阪があるような気がしてしまうんですよ。和歌山に行くのは大阪を通っていくのが当然と思ってますから。和歌山と奈良を結ぶ電車の路線はありますけどメインの路線ではないからあまり意識しないですよね。でも飛鳥・奈良朝に紀伊へ行幸するときは紀の川沿いのそのルートですし、和歌山に茶粥とか柿の葉寿司とかがあるのを見て「奈良と共通文化圏なのだわ〜」と感じたわけです。当然といえば当然なんですけど。


呉女にとってのタカノ
ハナ
2003.1.21
 松井くん騒動の次は貴乃花引退騒動でもちきりですね。これを見ていると「私って年をとったんだなあ」と思ってしまいます。だって私にとって「タカノハナ」といったらパパのほうですよ。小学生だったころに活躍していた名大関。かっこよかったな〜。小学校6年のときの担任の先生がハンサムなんだけど体は小さくて、多分貴ノ花のファンだったのか、教室の掲示板に細い貴ノ花が大きな力士を寄り切る瞬間のポスターが貼ってあったんですよ。私もテレビの前でいっしょうけんめい応援していたものです。その息子の話なんだから、年とったなあ、と。だいたい夕方6時前の相撲中継なんて、子どものころは見ていたけれど、オトナになってからは見ていないです。それで関心なくなっちゃった。呉女にとって、貴乃花で印象的なことといったら、何と言っても宮沢りえちゃんとの婚約破棄騒動ですわ。……ア・ハ・ハ(「呉女的、夫婦別姓」参照)。あれで「婚約破棄」が「普及」することを期待したんですが……。どうして、って……長くなるからやめますが、どうなんでしょう。離婚と違って統計とれませんしねえ。


箱根ドライブ


2003.1.28
 トップのページにのせた箱根の写真。観光写真によくある角度なんですけど、先週の土曜日にひさびさに箱根をドライブしたときの写真です。また、よく遊ぶーと思われるでしょうが、土曜はオオアマさまは出勤で、オオアマさまの職場というのは東京とか横浜とかの都会ではなくて、神奈川でも西寄りの田舎のほうなんです。つまり方向的に箱根のほう。職場から箱根へは道路が込んでいなければ車でさほどかからないんです。それで、去年までは土曜も毎週出勤でしたから、半日で帰れる日は車で行って、後で電車で行った呉女と合流してちょっとドライブしたり温泉入ったりして帰ってくる……なんてことをよくやっていたのです。最近、箱根に行っていないなー、なんでかなー、と考えたら、基本的に土曜が休みになったからなのでした。
 箱根湯本の温泉に入ったら、露天風呂からあれは梅かな?桃かな? とにかくピンクの花が咲いているのが見えたんです。春だな、とちょっとうれしくなりました。その後、勢いで山の上の芦ノ湖まで走ってしまったのですが、山の上はさすがにまだ雪がありました。でも空気が澄んでいるから、眺めはとてもきれい。箱根からでも富士山がいつでも見られるわけではないので、たまにきれいに見えてくれると感動します。


2003年2月


呉女、風邪をひく
2003.2.3
世の中はスペースシャトルの悲劇の話題で持ちきりですが、呉女は……掲示板にも書きましたが、29日の水曜日あたりから風邪をひきました。前に日記に「オオアマさまが大阪に自主的に仕事で行くのに無理やりついていく」話を書きましたが、あれが先週末だったんです。だから、週末までに何としてもなおさねば、と水、木、金とネットも自粛して静養してたんですが、よくなるどころか悪くなるばかり。とうとう金曜に医者に行ったのですが、インフルエンザではなかったものの、熱は少しあるし、声は全然出ないし、モノを飲み込むのもつらいほどのノドの痛み。それでも大阪行きをキャンセルして家で悶々と寝ていたところでよくなるとは限らないし、オオアマさまだってよく具合の悪いまま旅立って、回復して帰ってきたりするし……と思い、強行的に行ったのです、大阪へ。(よい子はまねをしないでネ)
それでも大阪へ行く  ただし予定は大幅縮小して大阪歴史博物館に行っただけなんですけど(それにしても博物館に4時間いた)。オオアマさまが仕事に行っているときはおとなしくホテルにいたり、お茶を飲んだりしていましたが、声が出ないって不便ですねー。水一本買うのにも「これ、ください」の一言が言えないんですよ。自動販売機やコンビニ、スーパーってありがたいもんだなあ、と思いました。……で、ノドの痛みは引いて、お蔭さまでひどくはならずに帰ってきました。今日やっとちょっと声が出るようになりました。でもさすがに今日一日は自粛デーです。
等身大の女官

 でも大阪歴史博物館は楽しかったです〜。難波宮の大極殿の復元があってそこに等身大の女官たちの人形とかが置いてあるのです。古代の人骨から割り出した平均身長、女性152センチでつくってあるそうですが、これがほとんど私とおんなじ体型。その身長、そのなで肩、その腰の高さ(低さ?)……。かなりウケたんですが、女官たちは怒っているかなあ。「アンタほど頭デカくないわよ」「そんなに足太くないわよ」「アンタみたいに胸よりお腹が出てないわよ」……いろいろ言われていたりして……。


聖徳太子、脱出
2003.2.8
 風邪の具合は、まだセキは出るけど、ちょっとよくなってきたかなー。治りが遅いのも年のせいですかね。でも今日はちょっとエネルギーが出て、「飛鳥・奈良」ページの「聖徳太子の眠る町、河内飛鳥」を更新しました。これでやっと聖徳太子から抜け出せた〜。こういうページをつくるとき、写真の取り込みとかはあらかじめやっておいて、その写真に合わせて頭の中で文章をつくります。その過程で自分でも疑問の部分とかはっきりしないところは本などをひっくり返して自分で納得するまでは調べるので、今なんて枕元にいろんな本が積み重なっています。それで自分の頭の中でつながったところで一気に勢いで書くんです。だから書き出したら早いのですが、それまでが……。聖徳太子なんてはっきりしないことだらけで手こずりました。これからいよいよ私の好きな時代へ入っていくのですが、だからといって手こずらないとは限らない。わかっているつもりでも、文章にしてみると改めて疑問に思うことってありますよね。
オオアマさま、キレル   ところでオオアマさまは、この時期、学校の入試シーズンで、通常の仕事以外にいろいろな入試事務などがあるので忙しい。昨日など、ほかの先生のミスで仕事をやりなおさなきゃいけなくなったり、生徒とケンカ(?)したりしたのが重なって機嫌が悪く、職員室でそうとうキレまくっていたらしいのです。それで周囲の先生が気をつかってくれて、焼肉屋で「励ます会」をやってくれたんですって。(ま、ごちそうしてくれたわけではないらしいのですが。)私が書いているオオアマさま像からは穏やかで気の長いキャラクターを想像する方が多いようなのですが、実はオオアマさまはけっこう短気。虫の居所が悪いと、そこらで他人とケンカでも始めかねないようときがあるので、呉女は時々ハラハラしてます。


呉女と実家の関係
2003.2.10
少し元気が出てきたところで、昨日はオオアマさまとドライブで東京は府中まで行ってきました。実家に近いところなんですけど、母に「風のウィルスもってこないで!」と冷たく言われているので、ここひと月以上も実家に行っていないし、昨日も寄りませんでした。

「発掘された日本列
島」

 目的は「府中市郷土の森博物館」で開催中の「発掘された日本列島2002展」(2月23日まで開催中)。この展覧会はほぼ毎年見にいっているでしょうかねえ。前年の発掘成果の中から選ばれたものが一括展示してあるのですが、だいたい6月ころに東京で始まって全国を回り、最後に東京近郊にもどってくるんです。その最後が今年の場合府中なので、実際にはおととしの発掘成果ということになるのですが。
 やはり、私は飛鳥時代あたりを注目しますので、面白かったのは桜井市小立古墳から出た木製の車輪。当然といえば当然ですが、後の時代のものとあまり変わらない。それから藤原仲麻呂関係の遺跡なんかが宮城県にあったりするのも驚きでした。それから岩宿遺跡とか登呂遺跡とか、昔から知られた遺跡も、また改めて掘り返して調べたりすることもやっているんですね。そういったことも新鮮でした。
飛鳥京再現CG  いちばん一生懸命見てしまったのが、会場の最後にあった7世紀の飛鳥京をCGグラフィックで再現したビデオ。飛鳥苑池遺構遺跡関係でNHKでも放映された番組「謎の都・飛鳥京」の中で紹介されたCGをまとめたものでしたが、これは面白いです。実はこの番組の制作スタッフの中に私の高校の同期生がいて、番組がまず地上波で放映されたときに「CGをもっとじっくり見せて〜」と彼にメールで訴えておいたのが功を奏したのかな?(違うでしょう……) 7世紀の飛鳥の様子が判明してきたのはここ数年の発掘成果ですから、今後もどんなことが土の中から出てくるか見逃せません。そういった意味でも毎年開催される「発掘された日本列島展」は見逃せません。
武蔵府中  それから、この博物館の常設展は入場料100円のわりに中身が濃い。府中は武蔵の国の国府があった、いわば県庁所在地。京王線の府中駅にもJRの府中本町駅にも近い大国魂神社東あたりが国府だったことがわかっています。その関係の展示なども充実していた……んですが、呉女の体力がもたなかったため、あまりじっくり見られませんでした。また行かなきゃ……。


腰が重い……
2003.2.13
 何だか近頃「こじつけ日記」も更新していないですね。書きたいと思うネタはいくらでもあるのです。でもこのページはじっくり書くページではないから、思いたったらさっさと書かないと、書きたくなくなっちゃうんですよ。で、腰の重い今日このごろ(いつもだろって)すぐタイミングをはずしてしまう……。
大河ドラマ「太平記」  きのうのNHKの「その時歴史は動いた」のテーマが「足利尊氏vs楠木正成」だったんですが、その中の合戦シーンなどの映像で大河ドラマの「太平記」の映像を使っていました。結婚するちょっと前くらいに放映されたんだから、もう10年くらい前になりますが、私がもっとも好きな大河ドラマのひとつなんで、かなり熱くなってしまいました。昨日の番組でもいっていましたが、尊氏は決して後醍醐天皇や楠木正成が憎くて戦ったわけではなくて、相手のことをすごく認めていたんだけど、立場上戦わなければならなかった……というような苦悩があのドラマではよく出ていました。尊氏を演じた真田さんがすっごくかっこいいこともあって、テレビにかじりついてみていたものです。昨日の番組の最後にも出てきた京都の天龍寺は「太平記」のドラマそのものともいえるお寺で、私が京都でもっとも好きな場所のひとつです。ひさびさにこの「天龍寺」でもこじつけ日記に書こうかなーと思いつつ、何となく一日が終わってしまった。あ〜あ。
妄想  最近、りりえさんのサイトで「天上の虹」を大河でやったらどういうキャスティングがいいか、という企画がありまして、参加させていただいて楽しかったので、そのうちリンクさせていただこうかと思っているのです。この中で私は真田さんを○○役にしたんですけど、考えてみれば尊氏役のイメージがかなりあったからなのだわ、多分。今、私の中で真田さんの○○の妄想がふくらんで……ほとんどビョーキになってます。


バレンタインデーの思
い出
2003.2.15
 昨日はバレンタインデー。久々にデパ地下なんぞというところに行ってみたら、ほんとに不況か?と思う活気でした。最近は高いチョコレートが売れていると聞いていましたが、本当に一時よりチョコの単価が上がっている気がするし、和菓子屋さんも参入するし……。買うほうとしては迷いますねえ。デパートに勤めていたころは、2月14日はお祭りみたいなもので、ほとんど仕事にならなかったものです。同僚の人たちだけでなくて、営業さんたちにも配ってましたから、当日は大荷物でしたよ。女の多い職場ですから、男性社員はフツーでもデパートの手提げ袋二つ分くらいはチョコをもらっていました。ちょっとカッコいい男性になると(私の売り場には阿部寛パリにカッコいいコがいた)すごく大きい手提げ袋二つ分くらい。ホワイトデーにお返しをもらいそこねないように、自分の名前のシールをベタッと包装紙に貼ることを考え出したのは、私でした。
最近の若いコ  オオアマさまは数年前まではずいぶん女子高生からもらってきていたものです。当時の生徒は今でも遊びに来るし、結婚式にもよく呼ばれるし。でも最近はさっぱり。オオアマさまがおじさんになったのか、生徒が変わってきたのか。最近の若いコは見る目ないねえ。ま、いいけど。
真夜中の夫婦  ところで、規則正しい生活をするオオアマさまは夜はきちんと寝るんのですが、めずらしく夜中の2時くらいに2人とも起きてしまって、語り出しちゃった。それもシビアな話題を。教育問題とか(これは我が家の日常会話だけど)2人の生き方とか。それで今日はオオアマさまは普通に出勤で5時半起きだったのだから、眠たくてしょうがない……。
ドラマ「大化の改
新」!
 でもネットをしていたら、突然ビックニュースが目にとびこんできました。掲示板に書きましたが、NHKがおととし放映したドラマ「聖徳太子」に引き続き「大化の改新」を制作するんですって! うふ〜楽しみなような、コワいような。だって「聖徳太子」は単に楽しめたけど、「大化の改新」となるとこだわりが強すぎて……。でも「聖徳太子」は企画の噂を聞いてから放映まですごく長くかかった気がするから、いつの話になるんでしょ? 多分「聖徳太子」の装置とか衣装とか小道具を再利用するんだろうな。お金かかってそうだもの。ディテールに凝ったドラマだったから。とりあえず、誰が中大兄をやるかが楽しみというか、心配というか。


お肌はとっくに曲がっ
ちゃったけど
2003.2.16
 昨日も「もしも大河が……」と日記を書くのに夜更かししてしまいました。最近、体調が悪いのにもかかわらず、実は好調だったことがありまして……お肌の具合です。もともとスキンケアなどに気を配るタイプではなく、ほったらかしにしていたんです。さすがに2、3年前から「乾燥」を感じたりするようになり、オオアマさまにも「梅干しばあさんになるぞ」とおどされて、化粧水くらいはしっかりはたくように心がけてきたのですが、最近使っている洗顔せっけんと化粧水(とっても安いもの)が合っていたのか、ここのところお肌が何となくしっとりつるつるしてきたような気がして喜んでいました。ところが、夜更かしがお肌に悪いのか、今日のお肌は久しぶりにザラザラ。こりゃ、いかん。風邪もなんとなくぶりかえしてきたし。早く寝よっと。


「大江戸八百八町展」
2003.2.23
 この週末、土曜は江戸東京博物館の「大江戸八百八町展」を見てきました。今年は江戸幕府開幕400年」にあたるので、その記念イベントのひとつ。といっても今日が最終日だったのですが。混雑している、と聞いていたので朝早めに出て行ったので入場制限にはひっかかりませんでしたが、出てきたころには昼前だったにもかかわらず入場制限されたお客さんが列をなしていました。展示された史料などは江戸時代でも後期のものが比較的多くて「新しい」ものでしたが、何だか江戸って豊かな時代だったのかも、と思いました。当時の庶民の家財道具一式のミニチュアがありましたが、時代劇で貧しいイメージよりは物が揃っていて、必要十分というか、ハイテクなモノに囲まれた今より呉女にはこういう時代が合っていたかも……なんてちょっと憧れてしまいました。 
「江戸・京都・大坂の
自慢比べ番付」
 それから興味深かったのは「江戸・京都・大坂の自慢比べ番付」。トップは江戸が「諸大名方」、京都が「諸宗本山」。そして大坂が「仏教最初天王寺」、「聖徳太子」のページに書いた四天王寺です。お〜そんなにありがたがられていたのね〜と大坂の話に反応してしまいました。
……なんて書いていると、じっくり楽しんできたように思いますが、実はそうでもなくて、目玉の「熈代勝覧(きだいしょうらん)」という絵巻は込んでいたこともあってほとんど見ることができなかったし、そのことに関連して目撃したある光景に落ち着かなくなってしまい、そのあとに用事があったこともあって早々に出てきてしまったんです。「目撃したある光景」のことについてはその後も考えたら眠れなくなってしまい、「オバさんの主張」に書こうかなと思っているのですが、それにはまだ頭の中でまとまらないので、もう少しまとまったらアップします。

再び、真夜中の夫婦
2003.2.28
 おとといの「ハウステンボス倒産」を受けて、昨日ひさびさに「こじつけ旅日記」を書いていて、夜、ほとんど書き終わる、というところで、珍しく仕事のあと夕食も食べてきたオオアマさまがご帰還。帰宅が遅い日はたいてい機嫌が悪く、しかも帰宅後も生徒の親との電話で熱くなっていたにもかかわらず、なぜか昨日はハイ状態。多分、組合の団交が妥結したのと、期末試験の問題をほぼ作り終わったから、らしい(試験をつくると問題を添削するのが呉女のシゴトです)。で、朝持ってでた新聞を広げて、明日香で見つかった最古の暦の話やら、ハウステンボスの話の続きやら、で盛り上がってしまい、そのままネットはせずに寝てしまった……。ということで、日付は昨日ですが、本日「こじつけ旅日記」に「ハウステンボス」をのせました。2月にひとつくらいは書きたい、と思っていたのですべりこみセーフ!
明日香の暦……さら
ら様のつらい日々
 ハウステンボスについてはそちらを読んでいただくとして、暦ですよ。持統3年。さらら様は即位しないまま、政務を執った称制という期間があり、実際には持統4年に即位したので、持統天皇として即位する直前の年。しかも即位させるつもりだった最愛の息子、草壁皇子が亡くなった4月13日が裏面の一行目なのだそうです。見つかった暦には各日の「吉凶」が出ていて、それによれば4月13日は「万事に凶」なのだそうで……。 単純に最古の暦が見つかったと知ったときは、「来年あたりああいう形の板の卓上カレンダーが売り出されないかなー」なんて言ってよろこんでいたのですが、1300年の眠りからさめた一片の木の中に、さらら様の人生で多分もっともつらかったであろう日が書かれているかと思うと、なんだかフクザツな心境になってしまいました。 
オオアマさまのこだわ
 日本人が迷信深くなるのはもう少しあとのことか、と思っていたら、この時代にすでにそうだったんですね。今回見つかった暦の中にある吉凶の内容などには現在の「高島暦」などの運勢暦にそのまま残っているものもあるのだそうです。そういえば、年末に義母が「高島暦」を見せてくれて、今年の運勢はあーだこーだと盛り上がっていたけど、私の今年の運勢がどんなんだったか……すっかり忘れました。義母にもう一度見せてもらおうかしら。だいたい呉女は占いとか運勢とか、あんまり信じないほう。オオアマさまは毎朝テレビの「今日の運勢」とかをチェックしているけど、経験上「いい日」とされた日は悪く、よくないとされた日はいいんだって。だから自分のふたご座が「今日の一番」の星座だったりすると「最悪ー」とかって、うなってます。でも「旅行の申し込みをするのは吉日がいい」とかって、妙なことにこだわったりするんですよ。けっこうおチャメでしょ。
仕事よ来い(来るな?)  ところで今日また仕事の依頼の電話を取りそこねました。とりそこねると、すぐ別の人に依頼がいってしまうんです。仕事を待っている人はワンサといる業界ですから。だいたい、私が電話に出られない状態にあることのほうがずっと少ないのに、どうしてわざわざそういう時間を選ぶように電話がかかってくるのかしら? 運が悪いのか、心のどこかで「仕事こないで……」と言っているのがバレているのか。だって、仕事の作業そのものは好きだけど、締め切りに追われるのが好きじゃないんだもの。けど、こないのも困るし(ワガママなやつ)。


2003年3月


雛祭り
2003.3.3
今日は楽しい雛祭り〜♪  子どものいないウチでもちゃんと雛人形を飾って(母から受け継いだ年代モノのミニ雛)、雛ケーキ食べるんです。雛ケーキ食べるのって一般的なことかどうか知らないけど、オオアマさまはこの習慣にこだわります。つまり、甘いものを食べる口実があればいいのよね。
「戦場のビアにスト」 ところで、昨日は話題の映画「戦場のピアニスト」を見てまいりました。呉女はホロコーストを描いた映画なんて暗くなりそうだから、「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見たいと言ったのですが、オオアマさまのリクエストに押し切られてしまいました。でも見てよかったです。おすぎさんじゃないけど、「とにかく見てください」という感じです。ナチスのポーランド侵攻とそれによるユダヤ人迫害の話ですが、ユダヤ人やポーランド人でもアクドイ人は出てくるし、ドイツ人のいい人も出てくる。ナチスの残虐さとかいうことより、もっと普遍的なものを感じさせる反戦映画です。見終わったあと、二人は某とろけるプリンが有名なお店でケーキを食べつつ、「人権」について語りあい「でも人権意識のいきすぎで個人主義がはびこり過ぎ、今の教育現場はたいへんって側面もあるんだよ」「人権っいうのは自分を大事にするのと同じように相手のことを大事にする考え方なんだから、個人主義とはむしろ並び立たないはずじゃないの?」なんて熱くなっちゃったもので、のどがガラガラになってしまいました(へんな夫婦)。人類の歴史の中で「人権」なんて観念が出てきたのはつい最近のことで、ごく一部の聖人のような人をのぞけばそんな考えは昔はなかったんだと思うんです。たとえば日本の飛鳥、奈良時代なんかにもなかったでしょう。でもこの映画なんて、たかだか呉女が生まれる20年ほど前の話ですよ。それに今にいたっても似たようなことをやってる人たちややりたがってる人がいる人たちがいるってのが情けないと思いますねえ……。
そういえば、この映画に主演しているエイドリアン・ブロディという俳優さん。ちょうど1年前に見た「マリー・アントワネットの首飾り」で主人公ジャンヌの夫、ニコラスを演じていた人です。呉女もプログラムを見てはじめて気がつきました。映画のニコラスは「ベルばら」に出てくるニコラスとはキャラが違いましたけど。
 それから、この映画の題名を口に出すとき、「戦場の……」まで言うとその先自然に「メリー・クリスマス、って出てきちゃう」とオオアマさま。実は私もなんです。「戦メリ」も話題になりましたしね。呉女もけっこう好きでした。当然だけど同世代だなあ……と思って。若かりしころがなつかしい。


冬眠あけ
2003.3.13
ひえ〜。10日も日記をさぼってしまった……。掲示板も一週間書いていないし、停滞しているなあ、このサイト。
 でも、サイトは停滞していても、呉女自身が停滞しているわけではないのです。むしろ、啓蟄を過ぎて冬眠から覚めたもぐらのように、ここのところ呉女にしてはパタパタと活動していまして、仕事とメール以外はほとんどパソコンを開いていなかった、というのが実情です。長いこと悩まされていた咳もやっとなおったし、急に「ソファを買おう」と思いたって、置く場所を確保するために大掃除や模様替え、資料整理を始めたり(そのソファが今日やってきました)、なつかしい幼なじみと会って深夜まで話しこんだり……。
 
アルバムとサイトの違い で、一週間前からずっと更新しようと考えてなかなかできなかった「こじつけ日記」の平戸を今日やっと更新しました。平戸はねえ……。本当なら「珠玉の町たち」に書きたいくらい面白い町なのですが、そんなこと言っているといつになるかわからないし。でもいざ写真を見ると、いかにも平戸らしい写真を意外と撮っていなかったり、真ん中にデーンと呉女かオオアマさまが写っていて使えなかったり。自分のアルバムに貼る場合は、パンフレットの観光写真の切り抜きなどもいっしょに貼るので、いかにも、という写真はなくてもいいんです。だから、こういうところで紹介するとなると困るんですねえ。写真ではあまり平戸らしさが出せなかったです。文章のほうを読んで、「へえ、そういう町なのか」とか、興味をもってくださる方がいらっしゃれば、うれしいのですけど。 
誕生日&10周年記念準
備中
ところで、今週末は呉女の節目の誕生日&結婚10周年記念で京都に行ってきます。ちょっとフンパツして「老舗旅館」なんていわれるところに泊まってみようかと思いまして。あと着物を着て歩いてみようかと(天気が心配ですが)。それで、ただいま着付けの練習中です。昔習ったのですが、自分で切るのは数年ぶり。それでも若いころに覚えたことは、なんとなく思い出せるもののようです。

京都ページ新設!
2003.3.24
 ひえ〜。今度は10日以上さぼってしまった……。さぼり癖ってこわいですねー。この間に先日書いたように京都に行ってきました。それで思いたって京都ページ「千年の都を遊ぶ」をつくってしまいました。前から京都ページをどんな感じでつくろうかと悩んでいた(ほかに悩むことはないのか!)のですが、呉女にとって奈良が歴史にひたる場所なのに比べ、京都は義姉もいるし、お墓もあるし、けっこう身近な場所であり、「遊び場所」みたいな感じもある。そこで思いついたことを書いてあとで構成しなおしてもいいし、と気楽にやってみることにしました。思い入れがありすぎて奈良ページがなかなか進まないことへの反省でもあるのですが。とりあえず「京都老舗旅館体験記」をのせました。以下続く……かなあ。
 もう一つ、地味なところで「呉女の世界」の「オバさんの主張」に「消費者と企業のコミュニケーション」を載せました。これは一ヶ月前に江戸東京博物館に行ったとき「目撃したある光景」について書きたいと日記にも書いていたものがやっとできたということで、ずいぶん長くなっちゃったんですけど、呉女のいつもとは違う面を出してますので、興味のある方は覗いてみてください。
戦争……  さぼっている間に少し春がきて、呉女が一つ年をとったというだけでなく、ついに戦争が始まってしまいました。毎日ニュースでも新聞でも戦争ばっかりなんで、気がめいります。我が家の周辺には米軍関係の施設があって他人事ではない、ということもあります。当初こそ交通渋滞が起きたりしていたものの、昨日あたりは町も落ち着いてしまっているのがかえって不気味。「早く終わらせる」なんて言って、実はけっこう長引くのではないかと心配です。そんな中「アカデミー賞」で「戦場のピアニスト」が作品賞こそ逃したものの監督賞と主演男優賞をとった、というのはほんの少しの救いかも。授賞式でのニコラスくん……じゃなかった、ブロディ氏。輝いていました。スピーチも胸に迫るものがありました。彼自身アメリカ人だから、実は複雑な立場なのかもしれませんけどね。
我が家の桜



顔はヒミツ
そんな中でも我が家は平和で(……昨日終業式を迎えたオオアマさまはえらく機嫌が悪かった。そうとうムカツクことが学校であったらしい。あ、終業式を終えても先生はまだ出勤です)、オオアマさま関係の来客が二組。お客様を「春」で迎えようと、わずか350円で一枝買っててきた「吉野桜」。花瓶に生けておいたら、蕾だけだったのが数日でほぼ満開になっています。その一部の写真をトップページにのせました。そうそう、トップで呉女の後姿を披露しているだけでなく、「老舗旅館」では前からもご披露していますが、旅館の前で撮っている写真は顔の部分を塗りつぶしています(そういう技術をやっと見つけました。ソフトのマニュアル読んでもわからないんだもん。いろいろテキトーに試行錯誤してやっと……)。たとえ拡大したとしても顔は見えません。あしからず。 
カワイイ来客と
オオアマさまの不安
来客の一組はオオアマさまが10年前、つまり結婚したころに担任をしていた元生徒たち。なぜかこの学年の女子生徒にえらく慕われていて、時々いろんな生徒が遊びにくるんです。すでに結婚している生徒さんが「私、先生みたいな人と結婚したかったんです〜」なんて言う。この子がまたかわいいんだな〜。オオアマさま、残念でしたね〜。もーちょっとお見合いなんかせずに待っていたら……。彼女たちに私の年を言ったら「えー、もっと若く見えます〜」。いい子たちだねえ……。もう一組のお客様の一人は私には初対面の男性だったのに、共通の話題があって盛り上がってしまいました。。以前はオオアマさまの来客に対してはお茶を出す程度であまり顔を出さなかったのですが、最近はお酒とチョー簡単なおつまみを用意して、積極的に参加して楽しむようになってしまいました。それでオオアマさまとしては私がヨケイナコトを口走るのではないかとハラハラして疲れるのだそうです。ま、そのうち慣れるって。

今、関西にいます。
2003.3.29
ただ今29日午前中なのですが、突然ですが、関西のオオアマさまの実家におります。オオアマさまの仕事のけりがついたので、前から持っていきたい荷物があったりしたことから、久々に(一年半ぶりくらい)車で来ました。車ならハイウェイカードが前から買ってあるから(それにしても3万円5万円のハイカが販売終了になったのはイタイ)高速料金はかからないのでガソリン代のみ(しかしそのガソリン代が今は高い)。気の毒なのは一人で運転しなきゃならないオオアマさま。呉女は助手席で寝てるだけ。そのわりに「寄り道」したところでは「あっちた、こっちだ」と勝手を言ってウルサイ。 
またまた新コーナー その「寄り道」は例によって7世紀関係でして、順番に作っていたら、いつになるかわからない内容だから、「飛鳥・奈良」ページに「呉女の旅レポ」という新コーナーを突然つくりまして、その中に昨晩頑張ってレポートを書いてしまいました。こういうのにデジカメって便利ですね。ということで、「壬申の乱・大海人皇子軍の本拠へ」を更新。「飛鳥・奈良」のトップもちょっとレイアウト変更。
イマドキの高校生  そうそう、終業式の日にオオアマさまがえらく不機嫌に帰って来た理由が判明しました。オオアマさまのクラス(高1)で来年度のクラス替えを発表したところ、仲のいい友達とクラスが離れてしまった女の子の一部が「仲がいいことを知っていてわざと引き離すなんてヒドイ!」と泣き出してしまい、それにつられて女子生徒の多くが泣いて収拾がつかなくなってしまったそうです。その上、その状態のままドサクサにまぎれて掃除をせずに生徒は全員帰ってしまい、その教室はその日で次のクラスに渡さないといけないので、しかたなくオオアマさまが一人で大掃除をしてから帰ってきたそうです。で、翌日も出勤したオオアマさまはクラブなどで学校にいた女子生徒にクラス分けの趣旨とか、どういう考えでどういうふうにクラス分けをしているのかとか、ちゃんと説明したんですって。そしたら100%とはいかなくても、ある程度納得したって。先日「オバさんの主張」にも書いたけど、そういうふうにちゃんと説明することって必要だと思う。実際、クラス替え発表までの数日、オオアマさまは本当にいろいろ悩んでいたんですよ。連休中も突然「学校行く!」とか行って。ま、考えようによっては今までのクラスが好きだったから泣いちゃった、とも言えるわけで、かわいいと言えばかわいいんじゃないの? 
 以前別の先生から修学旅行のときの部屋割りで泣かれて困ったという話を聞きましたけど、それもたいへんですよね。今の修学旅行はツインの部屋に泊まるからそういうことになるのでしょ。昔は一クラス一部屋の大部屋だったんだから、そういうところに泊まればいいのに。最近はそういうところが少ないのかしら? 掃除の話はオオアマさまが前から「最近生徒が掃除をしてくれなくて」と嘆いています。少し前ならオオアマさまが一人ででも掃除をしたりしていると「先生、手伝います」と言ってくれる子がいたものだけど、最近は「先生」という声に振り向いてみると「そこ、どいてください」って言われる、って。笑って聞いているけれど、笑いごとではないんですよ。ま、「最近のの若いコは」というのは年とった証拠ですかね。


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