森川智喜 |
スノーホワイト |
森川智喜 2015年1月15日 (木) |
襟音ママエは十四歳の中学生だが、探偵事務所を開いている私立探偵。それは、〈なんでも知ることのできる鏡〉を持っているから。実は、異世界の国王の血をひく娘・マルガレーテ・マリア・マックアンドリュー・エリオットで、事務所を取り仕切っている助手は小人のグランピーだ。異世界の国王の后・ダイナは、国王亡き後の女王の座を狙って、ママエを殺すため子の世界へやってきた。そして、その仕事を悪辣な高校生私立探偵三途川理に依頼する。三途川は白雪姫よろしく、ママエの事務所に毒りんごを送るのだが…。 おもしろいことはおもしろいが、これが本格ミステリ大賞受賞作 というのが理解できない。それと、このシリーズがどう考えても悪徳探偵の三途川理シリーズだということ。ほかの作品はどうなっているんだろうと興味はわくが。 |