Update, 2014.10.18

川越街道の交差点  平成21年11月21日(土)  平成26年10月18日更新

平成20年8月から川越の会社に通うようになった。駅からかなり離れているし、川越での東武線と西武線の乗り換えもかなり歩くので、全員車出勤。片道21キロの車通勤は最初かなりプレッシャー で、着くとすぐトイレへ駆け込む状態だった。最初のうちはこんな交差点がある、こんな店がある、こんな会社がある、こんな人が歩いているとか眺めていて、毎日通っているうちに 交差点と信号はすべて覚えてしまったし、どこにどんなものがあって、どこの信号で発進すればどこの信号で赤になるということまでわかるように なった。毎朝見かける車や歩行者も覚えてしまい、またいたとか、今日はいないとか楽しみにしてる。

記録魔の気性と退屈しのぎから、ある日ふと全交差点、全信号の撮影を思いついた。川越街道は、中央分離帯の並木があったり、坂があったり、広くなったり狭くなったり、変化がある し、古い民家、お寺などもあって、けっこう景観がいい。実際に撮影を開始すると、交差点を撮るためには、信号の先頭で止まらなければならない。 青で通過したら当然だめだし、赤で停止しても前に車がいてはいけない。不自然ではない程度に車間距離をとって、歩行者信号が点滅したら減速してカメラを手に取り、黄色でも止まってしまう。 後ろの車が迫っていれば危ないので泣く泣く通過することになる。後ろに車がいなければ、青信号でも止まって撮影 。早すぎれば右折車が視界をふさいでしまうし、ぼんやりしていれば、交差点に車や歩行者が入ってきて邪魔になる。しかし

、普通は信号にひっかかればイライラするもの だが、それが逆になって止まってくれ止まってくれと念じながら走っているわけで、いいストレス解消にもなった。晴れの日も雨の日もカメラを準備して、 約2カ月かけて苦労して全40の交差点・信号を撮影できた。(どうしても停止するチャンスがなくて、走りながら撮影したところも数か所。)ついでに、 交差する道路、交差点付近にあるもの、その辺で見かける人、エピソードなども記してみた。

(写真は左が下り方向(朝)、右が上り方向(夕方)。日付は撮影日。交差点の名称は、交差点の表示や地図の表示に従い、表示のないものは付近の施設などから( )で記した。交差点の住所は、交差点の手前左側の住所 。交差点を中心に住所が4つにわかれることもあるので。)

撮影日:平成21年9月16日〜11月9日、平成22年2月10日、平成22年5月25日〜7月8日
撮影車:ホンダ・インテグラXi
カメラ :キャノン・Power Shot A1100IS(オートモード、ズームオフ)

 
川越街道MAP1 1.水道道路〜15.(三芳スマートIC入口)

1.水道道路
新座市畑中1丁目  平成21年9月24日   新座市野火止8丁目  平成22年5月25日
 

 

自宅を出て、川越街道最初の交差点。右折して川越街道へ入るので、進行方向は水道道路。

水道道路は、朝霞浄水場と東村山浄水場を結ぶ水道管が敷設してあって水道道路と呼ぶらしい。手前方向は朝霞台駅方面、途中保谷志木線へ入ると、志木駅の横を通って、秋ヶ瀬橋を渡って浦和方面へ。進行方向は、途中野火止用水沿いを通って、小金井街道、所沢街道を横切って東村山方面へ 至る。

右折車が多いので、日中は旧道のところから渋滞していることもある。右折レーンができてしばらくは流れが良くなっていたが、そのうち右折車がさらに増えてまた元に戻ってしまった。川越街道へ出る道は、だいたいどこも渋滞している。川越街道のほうも、昔は右折レーンがなくて大変だった。そういえば、 川越方面から以前住んでいた東久留米へ帰るときはここで右折していたのだった。まさかその近所に住むことになるとは。

左の日高屋は以前はガソリンスタンドだったし、右のトヨタはガラス屋だった。 手前右側は、今は空き地だが、最初なんだったか記憶にない。街は変わる。


 
2.新座警察署
新座市野火止1丁目 平成21年10月16日   新座市野火止7丁目  平成22年6月2日
 

 

平林寺大門通との交差点。右方向は、新座警察署、新座郵便局、ヤオコー、西友、凸版印刷朝霞工場の前を通って、志木駅前に至る。左方向は、新座市役所、平林寺へ。言うならば新座市のメインストリート、というわけで旧道の手前からいつも渋滞している。

左手にドンキホーテが見えているが、手前にはロジャースもある。その他、手前朝霞方向にはドイト、進行方向にはニトリがある。新座市内にはほかに、ヤマダ、コジマ、ケーズの家電御三家、島忠ホームセンター、PCデポ、トイザラス、オリンピック、しまむらなど、名だたるディスカウント系の量販店が乱立している。住民が貧乏だからおしゃれな店など見当たらないが、安売りの店ばかりが増えていく。

平林寺は新座市唯一の観光スポット。休みの日には大勢の中高年ハイカーが付近を歩いている。野火止用水、平林寺堀、本多緑道などがウォーキングコース。と言っても、休んで弁当を食べるような場所もないが。

この交差点は赤信号で止まるチャンスがないので、走りながらの撮影。位置はちょっと手前だが、何とか撮影できた。


 
2−3.野火止用水公園
新座市野火止4丁目 平成25年9月26日   新座市野火止6丁目 平成26年7月7日
 

 

新座警察署と野火止の間に新たにできた交差点。左は野火止用水で、右に入るとふるさと新座館がある。左奥にはニトリ、右奥にはヤマダ電機が開業予定で、その奥はコジマ、そして手前にはヒマラヤスポーツが開業予定。 この手前のロジャース対ドンキホーテに続く、直接対決。しかも隣同士だ。新座はなんでこんなに安売り量販店が多いのだろうか。

土曜日のジョギングコースだが、右折レーンを作ったため、歩道が狭くなってしまった。渋滞しやすい道もさらに渋滞がひどくなりそうだ。ヤマダやニトリに右折で入れるようになるぐらいのメリットしか感じられない。 歩道橋の両側に公園があってトイレがあるので、ジョギングの途中たまに立ち寄っている。いつの間にか、野火止用水公園という案内標識が出ていた。


 
3.野火止
新座市野火止4丁目  平成21年11月9日   新座市野火止5丁目  平成22年7月6日
 

 

志木街道との交差点。自宅からちょうど2キロ地点である。右方向は志木駅横を通って、秋ヶ瀬場橋を渡って浦和方面へ。左方向は清瀬、秋津を経由して、途中から府中街道となる。

右手前方に武蔵野線新座駅があり、再開発事業が進んでいて、マンションが林立し、帰り反対側からみた眺めは壮観である。このあたりでは有名だったタナボウルもビルに建て替えられて、その中に 新たなボウリング場ができている。

左方向へ行くと塩ラーメンで有名な「ぜんや」がある。いつも行列ができているが、暖簾が出ていなければラーメン屋とは全く気がつかない店構えだ。この近くには「ニューアマンド」という洋菓子店もあって、シフォンロールケーキが美味しいそうだ。ちなみに、左手前方には、不二家の工場もある。

志木街道の清瀬市下清戸あたりはけやき並木が続いていて、なかなか感じのいいところ。農家が多く、その庭先では、春先、梅、モクレンが目を楽しませてくれる。


 
4.大和田
新座市大和田2丁目  平成21年10月9日   新座市大和田4丁目  平成22年6月30日
 

 
右方向は県道113号川越新座線で、川越市小仙波まで続いているらしいが、まっすぐ行けば志木街道と合流して浦和へ至る。左方向は三本木通り、柳瀬川通りで、清瀬の団地へ続いている。

このあたりは、大きいパチンコ屋と全国おなじみの宇佐美が目立つ程度で、畑や小さい事業所ばかりで何もない殺風景なところ。 大きなボウリングのピンが見えるが、これは新座駅前のアミューズメントビルCKSquare内のCKボウルの広告塔。

柳瀬川に向かって坂道を降りたところで、スピードの出るところだが、この信号は赤に変わるか、青に変わっても先が進まなくて止まるケースが多い。スピードを出しても無駄だ。この坂の途中では最近2件の死亡事故があった。この交差点を過ぎればすぐ英インターで、所沢方面、浦和方面へ分岐するのだが、スピードを出して車線変更を繰り返す車が多い。 私は、左へ行くなら左車線、右へ行くなら右車線を一貫して走ることにしている。一徹な性格である。


 
5.(中野)
新座市中野1丁目  平成21年10月21日   新座市中野2丁目  平成22年6月25日
 

 
英インターを通過して最初の信号。すぐ両脇に西武バスの「中野」バス停がある。このバス停のために横断歩道を渡る人が多いようだ。 実際、右方向にある西武台高校の高校の生徒をよく見かける。

右手に古民家風の家が見える。 川越街道沿いには古い民家が多い。庭が広くて植栽が豊かで、入口や奥に蔵や事務所があったりする。豪邸に建て替えられたところもあれば、朽ち果てている家もある。身代を残すのも大変なことだろう。川越街道は歴史が感じられて、自然も豊かなので、興味深い道である。

この手前に伝書鳩を飼っている家があって、2階建ての大きな鳩舎がある。毎朝飛ばして練習させていて、群れになって飛んでいるのが見える。

英インターから2車線が1車線になり、英インター上から坂を上がった資料館入口まで渋滞していることが多い。朝の道路情報で国道254号は三芳町竹間沢まで渋滞と言っているときは流れがいいし、何も言っていないときのほうが渋滞している。不思議なものである。


 
6.跡見女子大前
新座市中野1丁目  平成21年10月15日   新座市中野2丁目  平成22年6月30日
 

 
跡見学園女子大学の前である。西武バスの折り返し点になっている。

新座駅、志木駅まで通学バスも通っているが、新座駅まで歩いている学生も見かける。1、2年生がこの新座キャンパスで、3年から文京キャンパスへ通うそうだ。右奥には西武台高校があり、手前の野火止交差点左方向には十文字学園もある。考えてみると、 最近の学校は不便な場所にあることが多い。その上、学生は車・バイク禁止だ。 通うのが大変だと思うが、学生は暇だし、まあ、若いうちは鍛錬に勤めたほうがいい。

バスの広告や市の広報誌を見ると、跡見学園ではよく社会人講座を開いている。おもしろそうなものもあるので、こんなところでのんびり勉強できる生活を送ってみたいものだが。


 
7.資料館入口
三芳町竹間沢  平成21年11月2日   三芳町竹間沢  平成22年6月17日
 

 
柳瀬川からの坂を上ったところ。なぜか、ここまで渋滞していることが多い。この先、中央分離帯で道が上り下りに分かれ、中央分離帯に2列、歩道側と合わせて、4列の並木道が続く。 緑に包まれて気持ちいいし、ジョギングしていると、公園の中を走っているみたいで心地よい。

昔からの川越街道は、向かって右側、上り車線だそうだ。そのせいか、平行して走っているのに、左側は平坦だが、右側はアップダウンがあって、雨が降ると冠水することが多い。

三芳町は倉庫業が多い町で、実際主要な税収源になっているそうだ。そのせいか、たいして広くもない道を大型トラックが交差していく。

右方向には三芳町の歴史民俗資料館というのがあるらしい。(調べたら新座市にもあるそうだ。)竹間沢通りという道をたどっていくとみずほ台駅方面へ出る。左方向は畑や倉庫群を通って所沢方面へ向かう。 すぐ左手に「みかんの里」という介護老人福祉施設があって、屋上に風力発電のでかい風車があって目立っている。新座市内でもデイサービスの車をよく見かける。

自宅から5キロ地点。帰りは、ここを通過するとやっと帰ってきたという気分になれる。


 
8.みずほ台駅入口
三芳町竹間沢  平成21年10月21日   三芳町竹間沢  平成22年7月2日
 

 

右側に大日本印刷鶴瀬工場、木村屋総本店三芳工場のほか、印刷会社、鉄工所などがあり、ちょっとした工場地区となっている。

右方向はみずほ台駅前に至り、左へ入ると埼玉スポーツセンターという施設があって、淑徳大学、三芳町役場へ続いている。

大日本印刷はマラソン仲間のT大将のかつての職場で、左に映っている珍来飯店へよく寄ったそうである。

帰りはこのあたりで渋滞することが多い。


 
9.三芳町役場入口
三芳町藤久保  平成21年9月25日   三芳町藤久保  平成22年6月30日
 

 
右手狭い道を入るとみずほ台駅前まで続き、左側は淑徳大学みずほ台キャンパスがあって三芳町役場方面へ続く。三芳町役場入口とあるが、三芳町役場はもう少し先である。

左手前に大崎電気工業の工場がある。この先でいつも自転車のおばあさんとすれ違うが、この門に入っていくところを何度か見かけた。清掃か給食で働いているのだろうか。

もう一人、毎朝この横断歩道を渡って歩いてくる男性がいる。40前後の元ラガーメンといった風貌でやや固太りの印象で、 いつも力んだ感じで歩いている。メタボ対策で歩いているのかもしれない。

このあたり、並木道がきれいなところである。


 
10.(飯田百貨店グランド入口)
三芳町藤久保 平成21年10月21日   三芳町藤久保  平成22年7月28日
 

 
左手奥に草野球場があるらしい。

右側ムー大陸というアミューズメント施設の脇をを入ると、小学校・中学校があって、みずほ台駅方面へ続く。確かに時々赤になるし、横断歩道を渡って行く人もたまに見かけるが、何のための信号だかわからない。通学時間帯には生徒が渡っているのかもしれない。

この先坂を下りると中央分離帯や並木が途絶えて、片側1車線の対面通行となる。

ここまで自宅から6キロ。往復12キロのジョギングコースにしている。


 
11.(日産プリンス前)
三芳町藤久保  平成21年10月21日   三芳町藤久保  平成22年6月1日
 

 
左右とも畑の中に住宅地が点在する場所の押ボタン信号。 帰り、ここでよく足止めを食う。

自転車のおばあさんより少し遅れてすれ違うおばあさんは、この信号を渡って同じ方向へ歩いて行く。このお婆さんも大崎電気かななどと思ったりする。 この前自転車のおばあさんが追い越す時手を振っていたから、同じ職場に違いない。同じ方向にもう一人70前後と思しき男性が歩いていて、この人も同じ職場かなと思うのだが確かめようがない。気になってしょうがない。もっと遅く出れば確かめるチャンスもあると思うが、そこまでモノ好きじゃない。


 
12.藤久保
三芳町藤久保  平成21年10月30日   三芳町藤久保  平成22年6月24日
 

 
初めて車で川越街道を走った時、藤久保、亀久保と同じような名前の交差点があっておもしろいなと思ったものだった。

交差している道路は、県道334号三芳富士見線で、右方向には大型量販店がいくつかあって、鶴瀬駅付近を通って富士見市役所方面へ至る。左方向は、三芳町役場方面、上富を経由して所沢方面 へ。三芳町上富には通称「いも街道」というところがあるそうだ。地図を見てもどこだかよくわからないが。川越芋は有名だが、その主要産地は三芳町だという。

大きい交差点の割には右折レーンはないし、店も少ない。左前方に人形の店があるのが珍しい。道路の拡幅工事中だし、右手奥も何やら建設中で、もう少しでこのあたりの風景も変わるかもしれない。

このあたり、ずっと藤久保。三芳町は、南が竹間沢、西が上富、北が北永井、それ以外は藤久保という感じである。

毎朝、このあたりをチョイ広末似の小柄な女子中学生が、ショルダーバッグを引きずるようにして、一生懸命な表情で歩いている。その中学校もここからはだいぶ遠い。頑張れ。


 
13.(鶴瀬駅入口)
三芳町藤久保  平成21年10月5日   三芳町藤久保  平成22年7月6日
 

 
藤久保のすぐ隣の押ボタン信号。交差点のすぐ近くに信号があると渋滞の原因になる。帰り、いつもこの辺は渋滞している。

右手狭い路地を抜けると鶴瀬駅前に出る広い道に続いているようだが、途中で道路が途切れていて、いつつながるのかわからない。左方向は住宅街。鶴瀬駅へ行く場合、藤久保よりこちらを通る人のほうが多いようだ。

ここから再び並木道となる。中央分離帯に「川越街道」という大きな石碑が見える。 この石碑、中央分離帯の両端に設置してある。


 
14.(ウニクス前)
三芳町藤久保  平成21年9月28日   三芳町藤久保  平成22年6月9日
 

 
ウニクスは、スーパーヤオコーを核に、専門店、飲食店が入った複合型ショッピングセンター。UNICUSと書いてあると、ユニカスと読みたくなるの。31アイスとかタリーズコーヒーもあるから、地元の中学生のデートスポットになっているのかもしれない。昼間通ったことはないのでわからないけど。

このウニクスの前を、毎朝金属製のつえをついた足の不自由な男性が歩いている。おそらく脳卒中か何かのリハビリだと思う。歩きはかなり不自由そうだが、毎朝頑張っている。

右方向は、鶴瀬団地から鶴瀬駅方面。左手、ウニクスの裏側はグランシアという広大な高級(?)住宅街となっている。 バス停の名前もウニクス前ではなくて「グランシア前」だ。

このあたりの並木は松が多い。中には巨大なものもある。松というと海というイメージなので、海岸通りを走っているような気分になったりする。

ここまで7.5キロ。往復15キロのジョギングコースにしている。


 
15.(三芳スマートIC入口)
三芳町北永井  平成21年9月28日   三芳町藤久保  平成22年6月11日
 

 
ここからふじみ野市。

左方向、突き当りを右折すると三芳パーキングエリアのスマートICがあり、ETC専用の川越方面への入口と川越方面からの出口がある。

何もないところではあるが、 右手には自遊空間というアミューズメント施設やホテルがあり、パスタ、お好み焼き、焼肉の店とか何軒か集まっている。

少し先には蕎麦屋とうどん屋がある。蕎麦屋はなぜか古民家風の店が多いが、ここもそんな感じ。うどん屋のほうは普通の建物だが、1階の店の部分だけそれらしく装ってある。「蔵」という肉汁うどんの店で、何とテレビでコマーシャルをやっていた。 いわゆる武蔵野うどんだが、食べたことがないので一度食べてみたい。ちなみに、蕎麦屋のほうは「ぐらの」という。

この先で並木道が終わって、対面通行となる。


 
川越街道MAP1 16..(東台小学校入口)〜40.新宿町(北)


 
16.(東台小学校入口)
ふじみ野市大井  平成21年10月14日   ふじみ野市大井  平成22年6月22日
 

 
三芳の台地から大井の低地へ下る坂の途中の信号。クランク状の狭い路地を出入りする車がけっこう多くて、よく渋滞している。

左側は西台、右側は東台と呼ばれているらしい。左手には住宅街が広がっているだけだが、右方向は東武東上線、県道266号線を横切って川越富士見有料道路方面へ抜ける。

右手の路地を入ると道が広くなり、最近開校したふじみ野市立東台小学校がある。この辺は、アイムふじみ野の開発の影響を受けてマンションが増えて、児童が急増しているそうだ。東台小学校は木を多用した贅沢な校舎で、陸上トラックもある。この近くには既設の小学校があるので、学区が複雑になってしまう。住んでいるところによって学校がすぐ近くだったり、とんでもなく遠いところへ通うことになったりする。ちなみに、今住んでいるところの小学校は2キロ以上離れている。中学生の時、引っ越して遠くなったので、特別に許可をもらったバス通学していたが、今思えばかなり贅沢なことだった。

帰りは渋滞するが、朝はいつもすんなり通るのでなかなか赤信号で止まれない。青信号だが、後ろに車がいなかったので一時停止して撮影した。


 
17.(大井バスセンター前)
ふじみ野市大井  平成21年10月28日   ふじみ野市大井1丁目  平成22年6月7日
 

 
何にもないところの歩行者用押ボタン信号。

通い始めた頃、狭い路地の奥にバスターミナルがあるのかと思って覗き込んだりしていが、風呂設備会社の看板だった。 バス違い。

左の路地を入ると大井高校への近道になっているようで、時々学生服姿の生徒を見かける。

あとはただの住宅地があるだけだが、流れの間隙を縫って車が飛び出してくるので要注意だ。

右側にちょっとしゃれた建売住宅が建っている。でも、個人的には主要道路沿いに住みたいとは思わない。 せっかくの新築一戸建てだというのに、休みの日でも1階のシャッターが下りっぱなしという家が多い。家を買った甲斐がない。


 
18.東入間警察署入口
ふじみ野市苗間  平成21年10月9日   ふじみ野市旭1丁目  平成22年6月16日
 

 
交差点の右方向は県道266号ふじみ野朝霞線で、東武線を超えた後東武線と平行に南下して志木市役所前へ至る。

近くにアウトレットモール・リズムがあるが、できた頃は話題になって東京ウォーカーなんかにも載っていたが、今はテナントがかなり空いていて寂れているらしい。

左方向には大井小学校、大井中学校、大井高校がある。じき道が狭くなって、三芳スマートIC付近を通って、所沢方面へ向かう。

このあたりから道が広くなり、景色も開けた感じになってくる。 大井町からふじみ野市への変化が一番感じられるところかもしれない。

左手に生鮮市場TOPというスーパーがあるが、年末は非常に混雑して、かなり手前から渋滞していた。


 
19.(大井小学校前)
ふじみ野市苗間  平成21年10月15日   富士見市勝瀬  平成22年6月25日
 

 
ふじみ野駅方面の歩行者のための押ボタン信号だが、左手にふじみ野市立大井小学校の駐車場があって、車の出入りも多い。

この辺は富士見市との境が入り組んでいて、この前方あたりとふじみ野駅前周辺はすべて富士見市。上福岡市と大井町が合併して、富士見市と三芳町は抜けたのでこんな結果になってしまった。

大井小学校の校庭の隅の川越街道沿いに、旧大井村役場の建物が残されている。ベージュ色の洋館風の建物で、国の登録有形文化財に指定されているそうだ。こんな建物を見ていると、好きなように設計して家を建てるなら、洋館風がいいなと思ってしまう。

この先左に旧街道が別れていく。信号が少ないから早いと思ってそちらへ出ていく車もあるようだ。そのうち試してみたい。 年末道が空いているので試してみたら、合流したところで何台か追い越していた。

その、角の所にラーメン屋があって、いつもはおっさんだが、ごく稀に若い女の子がカウンターの中に立っている。それを狙って来ている客もいるようだ。


 
20.ふじみ野駅入口
ふじみ野市亀久保4丁目 平成21年10月14日   ふじみ野市ふじみ野1丁目  平成22年6月22日
 

 
右手はふじみ野駅前。アイムふじみ野の開発で一番変わったのがこの辺だろう。道も歩道も広いし、車のディーラー、飲食店、ボウリング場などが街道沿いに続いている。

左手前方に、コンクリート打ちっぱなしの蕎麦屋がある。こんな店でざるそば1枚食べるだけではもったいない感じもするが、夜通りかかって駐車場に車が止まっているのを見たためしがない。 「和楽」というそうだ。はたして経営が成り立っているんだろうか、それとも金持ちの道楽なんだろうか。

右手前方には、街道名物むぎとろという看板の店がある。ここも古民家風の蕎麦屋。たまにはとろろも食べたい。 以前銀座の会社に通っていた頃、銀座インズという高速の下のショッピングセンターの地下に、元新橋芸者のおばあさんがやっている店があって、麦とろの定食を出していてよく食べに行ったものだ。


 
21.大井総合支所入口
 ふじみ野市亀久保4丁目 平成21年9月18日   ふじみ野市ふじみ野2丁目  平成22年6月16日
 

 
右方向には高層マンション・アイムふじみ野やサティがあって、高級住宅街の趣。アイムふじみ野はマンション自体が超高層だが、各室の天井も高くて、実際高級感があるそうだ。

アンダーパスで東武東上線を横切ることができるが、その先はなんと行き止まり。その手前で左折して、亀久保小入口からの道を右折してその次を左折すると、ふじみ野市役所方面への抜け道になる。

左側に入ると、大井総合支所(旧大井町役場)があって、ふじみ野市の教育委員会などはこちらに入っている。図書館、公民館もある官庁街(?)。その先に文京学院大学がある。緑の多い静かなキャンパスである。

このあたり、ずっと亀久保という町名が続く。すぐ左にポケットパークがあって、飛脚のモニュメントがある。何か由来が書いてあるのかもしれないが、車の中からは読めない。

この先左手に、「美可美」といううどん・そば・日本料理の店がある。料亭風のつくりの店で、街道の向かい側にも駐車場があって、こちらは宴会で繁盛しているようだ。

ここまで10キロ。往復20キロのジョギングコースになるが、川越街道沿いはトイレのありそうな公園とかがないので、まだ走ったことはない。


 
22.亀久保小学校入口
ふじみ野市亀久保3丁目 平成21年9月24日   ふじみ野市東久保1丁目  平成22年6月9日
 


 
右方向が県道272号東大久保ふじみ野線。まっすぐ東進すると、県道113号川越新座線に接続する。狭い道だが、東武線を渡ると広く整備されている。

信号の右側にバルチックカレーという店があって、看板のとんこつにんにくカレーの写真が強烈そう。知らなかったが、チェーン店で会社は倒産しているそうだ。

右折して出てくる車が多い時差式信号である。

ちなみに、この先にふじみ野市立亀久保小学校があるが、住所は亀久保ではない。ややこしい。 ふじみ野市の小学校は校名と住所が違っているところがやたらと多い。


 
23.(日暮歯科医院前)
 ふじみ野市亀久保3丁目 平成21年10月15日   ふじみ野市東久保1丁目  平成22年6月11日
 

 
何のためにあるんだろうと思ってしまう押ボタン信号。手前の亀久保小入口の信号と連動しているので、帰りはよく赤になる。
 
24.(亀久保歩道橋)
 ふじみ野市亀久保3丁目 平成21年9月25日   ふじみ野市鶴ケ舞2丁目  平成22年6月2日
 

坂を上って、左から川越街道旧道が合流してくる五差路。右は狭い道が住宅街を通って上福岡駅方面へ向かう。

交通量の多い亀久保交差点に隣接して五差路があるから、朝はともかく、帰りは詰まってしまう。

右側に洋服店がある。見ると、この辺の小学校、中学校の制服を販売しているようだ。テレビの番組で見たことがあるが、町にある店でほとんど客が入っていないような店で、どうやって経営が成り立っているのかというと、学校とかそういうところに卸して大幅な売り上げを上げているのだそうだ。


 
25.亀久保
ふじみ野市亀久保2丁目  平成21年10月21日   ふじみ野市鶴ケ舞3丁目  平成22年7月8日
 

 
県道56号さいたまふじみ野所沢線との交差点。

さいたま新都心の官庁へ行く時通る水判土(みずはたと読む)の交差点に所沢方面と書いてあって、ここからどうやって所沢まで行くんだろうと思っていたが、その道がこれ。

右方向は東武線を渡ってふじみ野市役所前を通って大宮へ至るが、踏切で大渋滞する。 二度と通りたくない道である。

左方向は、スーパー、銀行、こぎれいな商店街が続いていて、もしかしたら旧大井町の中心街かなと思わせる。関越自動車道のところ、三角で左折、その後右折して所沢へ至る が、直進すれば県道6号に突き当る。

この先に舞鶴という和食の店がある。右側の地名は鶴ケ舞、左側は鶴ケ岡という。鶴といい亀といい、めでたい土地である。

この先、また中央分離帯に並木が続く。


 
26.上福岡駅西口入口
 ふじみ野市鶴ケ岡2丁目 平成21年9月18日   ふじみ野市西2丁目  平成22年6月2日
 

 
右方向は上福岡駅前へ出る。西口には再開発でココネ上福岡という、高層住宅のほか、市役所の出張所、 郵便局、ショッピングモール、クリニックモールなどが入った複合ビルが建っている。

左方向は団地・住宅地で、ビバモール埼玉大井というイトーヨーカドーとビバホームが入った大型ショッピングセンターがあり、さらに巨大マンションが 開発中だ。奥のほうには尚美学園大学上福岡キャンパスもある。左前方におしゃれな感じのマクドナルドがあったりして、多少都会的な雰囲気の漂う一角である。

このあたりの中央分離帯は近くの団体が花壇を整備していて、季節ごとにいろんな花が咲いているが、一際目立つのが11月に入っても咲いている向日葵か菊か区別のつかない大きな黄色い花。

いつもこの辺を子犬のような感じのかわいい女子中学生がまぶしそうに前髪を揺らせながら、雲の上を歩くような感じでゆっくり歩いてくる。 このまま素直に育ってほしいものだ。


 
27.(大井シティホテル前)
 ふじみ野市鶴ケ岡3丁目 平成21年10月15日   ふじみ野市西2丁目  平成22年5月21日
 

 
ほとんど赤になったことがない歩行者用押ボタン信号。これも、後続車がいなかったので一時停止して撮影。右手に小学校があるので、通学路になっているのかもしれない。

このあたりでシティホテルというのも妙な立地という感じもする。ホテルなんか、経営が成り立っているんだろうか。 駅近くのビジネスホテルでさえ、休憩ありにしているという。

この辺には、寿司屋、焼肉屋が競い合うように道路を挟んで2、3軒ずつ並んでいる。すしおんどにおたる、安楽亭に一番かるびという感じ。たまには寿司とか焼肉とか食べたいものだが、車だから寿司や焼肉だけ食べて帰るくらいなら、家へ帰ってシャワーを浴びてから魚肉ソーセージ とカップラーメンでビールを飲んだほうがましだ。


 
28.(藤間歩道橋)
川越市藤間  平成21年9月25日   川越市藤間  平成22年6月10日
 

 
ここから川越市。並木もなくなり、坂を下って川越市街の道路となる。 ルームミラーで後ろを見ると並木道が美しい。逆方から見ればどうというということもない。視覚の不思議である。

右の狭い道は霞ヶ丘団地を通って上福岡駅方面へ出る。

左前方に川越街道旧道が別れていく。

渋滞が嫌で一度通ったことがあるが、センターラインのない狭い道で、信号で右折待ちに引っ掛かると動けなくなるし、子供の通学路になっていてあまりスピードも出せない。流れはいいが、鵜頭坂まで来るとぴたりと動かなくなり、すぐそこの川越街道へ出るのに10分もかかる。全然抜け道にならない。


 
29.(薬日本堂前)
川越市藤間  平成21年11月2日   川越市熊野町  平成22年5月25日
 

 
左に薬日本堂という漢方薬の店があって目立っている。

右手は並木通りといって住宅地を通って、新河岸川まで出る。

左手は旧道を横切って、県道56号を通って所沢方面へ至る。 三芳町、ふじみ野市(大井町)、そして川越市と、川越街道から左に進むとたいがい所沢へ出ることになる。 それだけ所沢というのはこの一帯の要衝だったのだろう。その辺も今後調べてみたい。

旧道の信号が赤だとここで左折車や右から来た車が詰まって道をふさぐことがある。

尚美学園大学のスクールバスもここを通っている。

帰りはこの信号、歩道橋の信号と続けて止まることが多い。


 
30.(埼玉マツダ前)
川越市藤間  平成21年10月15日   川越市諏訪町  平成22年5月25日
 

 
特に何もない信号。交差点といっても、左右の狭い路地は住宅街があるだけ。

店も、マツダの店とサイゼリアがあるくらい。 交差点に「はんこ屋さん21」という店があって、三文判が必要で帰り寄ってみた。川越街道の行き帰りで店に寄ったのは初めてのこと。


 
31.高階南小学校入口
川越市藤間  平成21年10月21日   川越市諏訪町  平成22年6月24日
 

 
この交差点も右手に住宅街が広がっている。

手前に川越の銘菓「くらづくり本舗」の店のほか、焼肉、中華料理、鰻の店があって、このあたりからにぎやかになっていく。

会社に通い始めた頃右前方がずっと工事中で何ができるんだろうと思っていたら、サミットストアだった。女性専用フィットネスクラブ、100円ショップ、本屋などが入った複合型スーパーである。

このあたり、右側は熊野町、諏訪町、藤原町などと細かく分かれているが、左側一帯はずっと藤間という地名が続いている。

ここから坂を上る。


 
32.(シダックス前)
川越市藤間  平成21年10月8日   川越市藤間  平成22年6月24日
 

 
左右に住宅街が広がる交差点。

夜通ると、がってん食道大島屋、カラオケのシダックス、パチンコ店などがあって繁華街のような雰囲気だが、朝通るとなんということもない。

この先に川越の鰻の名店「んぽこ亭」がある。ふざけた名前だが、ここが川越で一番おいしいそうだ。それで、帰りこの前を通る時はいつも窓を全開にして匂いだけもらうことにしている。風向きの加減 か、店をだいぶ通り過ぎたところで匂いがMAXになる。

朝はなかなか止まらない信号だが、夜はよく止められる。ここが赤になると、青で発信して次の信号が必ず赤になる。ふじみ野市内に入るまでタイミングの悪い状態がしばらく続く。

雨の中、ワイパーが下り、タイミングよく上手く撮影できた。


 
33.市民センター入口
川越市藤間  平成21年10月5日   川越市藤間  平成22年6月16日
 

 
右方向に高階市民センターという川越市の施設がある。出張所に公民館、図書館、映写室などもある大きな複合型コミュニティ施設。こういうところは利用しないと損。 本を買ったりスポーツクラブに入らなくても、図書館や師の体育施設を利用すれば安く済む。でも手続きが面倒くさい。

左方向には川越初雁高校、川越南文化会館(ジョイフル)という施設があり、河岸街道という古道(?)が狭山方面へ続いている。この街道、どこをこう走っているのかわからないが、川越市内の脇田新町へ続いている。これも、道の不思議。

この辺から遠くに川越市内のマンション群が見えてくる。通い始めた頃、やっとあれが川越かと思ったものだった。

ここから坂を下る。


 
34.新河岸駅入口
川越市砂新田  平成21年10月28日   川越市砂新田  平成22年6月2日
 

 
坂を下りたところ。右方向は新河岸駅付近を通って、県道336号今福目野木線へ合流して川越富士見有料道路(無料)へ出る。

左方向は住宅街で、その先は行き止まり。

右側に消防署の高階分署、左側にJAいるま野の高階支店がある。このあたりは高階地区というらしい。しかし、高階という住居表示はない。気になるので調べてみたら、川越市に編入する前は高階村だったそうだ。名前は「和名抄」の入間郡高階郷に由来するという。藤間とか砂新田とか寺尾とかが合併してできた村なので、高階という地名自体はないわけだ。

手前左側に焼鳥屋がある。ガラス戸にいろいろ能書きを書いて貼ってある。ホッピーが合いそうな店である。 ちなみに、焼鳥はたれなら山椒、塩なら七味というのが私のこだわり。内臓系より正肉系のほうが好きで、ねぎまならたれ、肉だけなら塩である。腸や皮はコレステロールが高いので基本的に食べないし、ささ身の刺身などは安全上決して口にはしない。余談でした。


 
35.(いなげや前)
川越市砂新田  平成21年11月5日   川越市砂新田  平成22年6月4日
 

 
右側は新河岸駅前に出る。

左側はいちょう通りという広い通りが右にカーブして、そのまままっすぐ行くと16号広栄町へ出られそうだが、残念ながら不老川のところで道が途切れている。鵜頭坂の迂回路、ぜひ完成してほしい。

スーパーいなげやのほか、ファッションのしまむら、川越の鰻中心の和食チェーン大穀があったりして、少しにぎやかな一角。

帰り、なぜか車が詰まっていることが多くて、青信号なのに横断歩道の手前で立ち往生してしまうことがある。


 
36.(ホンダカーズ前)
川越市砂新田  平成21年9月29日   川越市砂新田  平成22年6月22日
 

 
左右住宅街の押ボタン信号。

この辺から、ハンバーグ工房、ジョナサン、ラーメン店、ネットカフェ、吉野家、眼鏡市場、アオキ、シャトレーゼ、かつやといった店が続く。

左に「極真カラテ」の看板が見える。私の空手(の知識)は大山倍達師直伝、「空手バカ一代」で。でも極真カラテ、総合格闘技では勝てない。瓦を10枚、20枚割るような人が本気で打ち合えばろっ骨や顎が折れないはずがない。だから、試合を見ていると猫のじゃれあいのようになっている。やはり、 本気で打つ寸止めでやったほうが強くなると思うのだが。ちなみに、私は格闘技は大嫌いである。そもそも痛いことは嫌いである。


 
37.(アオキ前)
川越市砂  平成22年2月10日   川越市砂  平成22年6月17日
 

 
平成22年2月に新設された押ボタン信号。

アオキの横の路地を右斜め手前に戻ると、新河岸駅への近道。左手前、吉野家の路地を入ると、郵便局や小学校があるようだ。

前後の信号の間隔は約200m。車からすれば迷惑だが、考えられるのは、新河岸駅への利便性と生徒の通学の安全確保ということか。地元の有力者や住民、あるいは共産党か公明党がが強烈に陳情したのだろうか。最近この辺の渋滞が緩くなってきたから、まあいいけれど。


 
38.(不老橋)
川越市砂  平成21年10月14日   川越市砂  平成22年6月22日
 

 
いつもこのあたりから渋滞が始まる。ここから16号までの600mを通過するのにだいたい10分かかる。左に入って右折左折を繰り返すと16号広栄町へ出るはずなのだが、カーナビはついていなし、一方通行に迷いこんだりするとまずいので試したことはない。

この信号のちょっと手前に信号も横断歩道も何もない路地があって、なんと右側は県道336号今福木野目線、左側は県道8号川越入間線の始点である。道路というのは途中で他の道路と一緒になったり、直進方向が別の道路だったりと、いろいろ 不思議なものである。いっぺん、道路の不思議を研究したいものだ。

左に中古車屋があって、犬小屋に2匹の薄汚れた犬がつながれている。今時珍しい情景だ。おそらく散歩もドッグフードもないのだろう。

養護学級へ通うらしい女の子と母親が歩いていて、いつも朗らかな笑顔がすがすがしい。姿を見るとホッとする。親は苦労しているだろうけど。


 
39.(レッドバロン前)
 川越市岸町2丁目  平成21年9月29日   川越市岸町2丁目  平成22年6月18日
 

 
16号の抜け道になっているようで、車の切れ目を狙って左右に車が出入りする。右へ行くと16号富士見町交差点、左へ行くと県道6号、16号広栄町交差点へ出るようだ。

このあたり、なぜか閉店している店が多い。熱帯魚の店、移転したモデル玩具の店など小さい店が多くて、帰りはあっという間に通過してしまうので印象に残らないところだ。店のすぐ前まで来て もなかなか入れないので、客も無視するようになるのかもしれない。

手前に古い民家があって、時々おばあさんが出てきて道端の花を摘んだりしている。

左手前方には、サミットストアにも入っていた女性専用フィットネスクラブがある。カーブスというところだ。駐車場が少ないが、少人数で時間予約せいだから大丈夫なのだろう。


 
40.岸町二丁目
川越市岸町2丁目  平成21年9月16日   川越市岸町2丁目  平成22年7月8日
 

 
ここを通過できれば、坂を上って16号まではもうすぐ。 鵜頭坂というが、正確には旧道のほうらしい。

ここを交差する道も16号の抜け道になっているらしく、同じように右は16号富士見町、左は県道6号、16号広栄町へ出る。

交差点を挟んで、岸町坂下、鵜頭坂という川越シャトルのバス停がある。小型のバスで、東武、西武の路線バスが通わないずいぶん狭い道まで入り込んでいる。 会社の近くにもバス停があって、えっと思うようなところへ入っていく。本数が少ないので通勤には使えない。川越も中心部を離れると、ずいぶんと辺鄙な田圃まで住宅地が広がっているので、多くの人は車で移動しているようだ。毎朝、杖をついた中年サラリーマンがバスを待っている。バスは割と空いているが、必要な人にとっても貴重なもの。公共交通機関をもっと利用するようにしたいものだ。

左手に古民家風の手打ち蕎麦の店があるが、そのすぐ裏にもごく普通の蕎麦屋がある。ざるそばを食べるとしたら手打ち蕎麦の店、親子丼を食べるとしたら普通の蕎麦屋という感じになるだろうか。そういえば、蕎麦屋の親子丼とかカレーとか、しばらく食べていない。 親子丼なんて、専門店はないから、食べるとしたら蕎麦屋なのだ。

この辺を、雨の日も暑い日も寒い日も、毎日歩いている丸顔でかわいい女性がいる。バッグとか荷物がないのでウォーキングらしい。 こんな時間に趣味を楽しめるなんてうらやましい。他にも若い長髪の男性とか、女性二人連れとか、歩いている人が結構いる。


 
41.新宿町(北)
川越市新宿町2丁目  平成21年10月19日   川越市新宿町2丁目  平成22年5月25日
 

 
ここが終点。鉄塔が迎えてくれる。「あらじゅくまち」と読む。入社した頃「しんじゅくちょう」と言って笑われた。家を出てからちょうど15キロ。しかし、会社まではまだ6キロある。

この交差点が渋滞する原因は、主に右折レーンを車がふさいで直進、左折レーンに車が入れなくなることにある。右折車は無料になった富士見有料道路を使ったほしいものだが。また、大型トラックが左折で自転車・歩行者待ちをすると直進車が通れなくなってしまう し、旧道からの車はなかなか入り込めない。交差点の手前を左折すると信号なしで16号に出られるが、通学の小学生が横切るし、タイミングが悪ければなかなか16号に入れない。結局この信号で左折してもたいして変わらない。

この交差点は左折事故がよくあるところ。左右を良く確かめてゆっくり行く。どうせ16号に入ってすぐの角は渋滞しているし、次の交差点は必ず赤になる。

右側に看板屋があって、訳すと公務員は市民全体の下僕だというようなメッセージが英語で書いてある。反骨の人と見た。

これで、「川越街道の交差点」はおしまい。これからも、機会を見て改訂していくつもりです。