KANSAS

 

POINT OF KNOW RETURN

 

POINT OF KNOW RETURN (CBS INC.:1977年)  2004年11月14日(日)

  1 Point Of Know Return
  2 Paradox
  3 The Spider
  4 Portrait (He Knew)
  5 Closet Chronicles
  6 Lightning's Hand
  7 Dust In The Wind
  8 Spark's Of The Tempest
  9 Nobody's Home
 10 Hopelessly Human
 中学生の頃からアメリカのヒットチャートを眺めて暮らしていたのだが、社会人になってそんなものから遠ざかっていて、弟に最近何が流行っているんだと聞いたら教えられた中の1つ。“アメリカン・プログレッシブ”というジャンルネームを与えられて登場したグループの1つ。ハモンドオルガン風のシンセサイザー、ドラムとベースの変拍子のユニゾンといったサウンドは、イエスのヴォーカルをアメリカン・ハードロック風に替えて、ポップに仕上げたといった感じ。
 タイトル曲の「POINT OF KNOW RETURN」や「PARADOX」は、そんなグループの特徴がよく表れている。「NOBODY'S HOME」はドラマチックな曲で、これもお気に入り。
 フォークギターのフィンガーピッキングとヴァイオリンのオブリガートで歌われる「DUST IN THE WIND」は繊細でセンチメンタルな曲で、当時日本でもヒットしてよくラジオで流れていた。最近、去年あたり車か何かのCMで使われていた。木枯し1号のニュースで、久し振りに聴いてみたくなった1曲。