ANTONIO CARLOS JOBIM

 

THE COMPOSER OF DESAFINADO,PLAYS

 

THE COMPOSER OF DESAFINADO,PLAYS(Verve Records:1963年) 2003年8月28日(木)

  1 The Girl From Ipanema(イパネマの娘)
  2 Amor En Paz(Once I Loved)
  3 Agua De Beber(おいしい水)
  4 Dreamer(Vivo Sonhando)
  5 O Morro
  6 Insensatez(お馬鹿さん)
  7 Corcovado
  8 One Note Samba
  9 Meditation
 10 Jazz Samba(So Danco Samba)
 11 Chega De Saudade
 12 Desafinado
 ボサノバ第3弾。ふだん通勤の電車ではヒーリングの意味もあってクラシックを聴いているが、夏だけはボサノバを聴いている。
 このアルバムは、ボサノバを代表する作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンのインストゥルメント・アルバム。オーケストラとボサノバリズムをバックに、ピアノやフルートがメロディーを奏でる、リゾートでの目覚めにふさわしい音楽だ。曲も「GETZ/GILBERTO」や「ASTRUD GILBERTO」のアルバムでおなじみの名曲ばかり。
 ただし、曲名の間違いがあって、2曲目「O MORRO」は「Amor En Paz」(Astrudの「過ぎし日の恋」)、5曲目「FAVELA」のほうが「O MORRO」。4曲目「DREAMER」は「GETZ/GIRBERTO」に入っている「VIVO SONHANDO」のこと。なんと、ジョビンのスキャット入りだ。
 このアルバムでの掘り出し物は11曲目の「CHEGA DE SAUDADE」(ノー・モア・ブルース)。ユーミンの「あの日に帰りたい」の編曲はこれを基にしているに違いない。