J. D. SOUTHER

 

YOU'RE ONLY LONELY

 

YOU'RE ONLY LONELY  (CBS INC.:1979年)  2005年6月19日(日)

  1 You're Only Lonely
  2 If You Don't Want My Love
  3 The Last In Love
  4 White Rhythm And Blues
  5 Til The Bars Burn Down
  6 The Moon Just Turned Blue
  7 Songs Of Love
  8 Fifteen Bucks
  9 Trouble In Paradise
 EAGLES、JACKSON BROWNE、LINDA RONSTADTといったウェストコーストのアーティストの周辺に必ず名前が出てくるのが、J.D. SOUTHER。どんな人かと実際に聴いてみたら、ROY ORBISONばりの高音の甘い美声だった。
 ヒットしたロッカ・バラードの「YOU'RE ONLY LONELY」、そして一番のお気に入りは「WHITE RHYTHM AND BLUES」。他にバラードの「THE LAST IN LOVE」、「SONGS OF LOVE」がいい。
 このアルバムの帯にはそれぞれの曲の歌詞のさわりの部分が載っていて、それが切なくていい感じだったので思い出してみよう。
 YOU'RE ONLY LONELY:世界が君の小さな肩に崩れ落ちようとし、そして君が孤独でちっぽけな存在に感じる時、君は君を抱きしめてくれる人が必要なんだ。
 IF YOU DON'T WANT MY LOVE:もしぼくの愛が欲しくないなら、ぼくは君なしの道を行くだろう。でも、君についての小さな歌をつくれるくらいの思い出は残して欲しい。
 LAST IN LOVE:ドアの外にはブルース。雨が降っているかどうかさえ知らない。前にもこんなことがあったけど、もうたくさんだ。風に乗って聞こえてくる声が、二人のあの最初の時を呼び戻す。
 WHITE RHYTHM AND BLUES:夜のため息、ぼくは何か言おうとするのだが、言葉はのどにつまって出てこない。ぼくのような男は外から見えるよりも、傷ついているとは思わないかい。