GENESIS

 

A NEW WORLD RECORD

 

AND THEN THERE WERE THREE  (CHARISMA RECORDS:1978年)  2009年1月11日(金)

  1. Down And Out
  2. Undertow
  3. Ballad Of Big
  4. Snowbound
  5. Burning Rope
  6. Deep In The Motherlode
  7. Many Too Many
  8. Scenes From A Night's Dream
  9. Say It's Alright Joe
 10. Lady Lies
 11. Follow You Follow Me
 主要メンバーが次々と脱退して、トニー・バンクス(キーボード)、フィリップ・コリンズ(ドラム)、マイク・ラザフォード(ベース)の3人だけになったことを端的に表すタイトル。アルバム全体を通して、深い霧のようなキーボード、プログレッシブ・ロックらしい変拍子、抒情的なメロディーとフィル・コリンズのウェットなボーカルで、独特のミステリアスで寒々しい雰囲気を出している。
 どの曲も同じような感じで、特にこの曲がということはないのだが、アフロっぽいリズムのイントロで始まる「Follow You Follow Me」は、FMのベストテン番組でもよくかかっていたポップな曲。この頃は、プログレ・バンドがよくヒット曲を出していた。プログレだからといって、長大な曲で、意味不明の歌詞、頭に残りようもない複雑なリズムやメロディーでなければならないというこだわりは、個人的にはないのでけっこう気に入っている。