ERIC ANDERSEN

 

BLUE RIVER

 

BLUE RIVER (COLUMBIA RECORDS:1972年) 2004年1月11日(日)

  1 IS IT REALLY LOVE AT ALL
  2 PEARL'S GOODTIME BLUES
  3 WIND AND SAND
  4 FAITHFUL
  5 BLUE RIVER
  6 FLORENTINE
  7 SHEILA
  8 MORE OFTEN THAN NOT
  9 ROUND THE BEND
 ヒット曲というものがなくて、知名度も低いので、この「BLUE RIVER」は幻の名盤といっていいアルバムだ。このLPも20年ほど前、有楽フードセンターにあった小さなレコードコーナーでたまたま見つけたもの。エリック・アンダーセンというのは、顔も歌声もジェームス・テイラーをもう少し田舎臭くしたような感じ、というかもう少しDOWN TO EARTHな感じのシンガーソングライター。
 1曲目の「IS IT REALLY LOVE AT ALL」が一番のお気に入り。旅を続ける、忘れられたすべての寂しい人たちに捧げる曲だそうだ。シンプルなギターに木管楽器が遠くに響き、落ち着いた歌声に女性のコーラスが重なり、早春の雪融けのように清冽な印象がする。歌詞カードがないので、CDを買おうかと思っているが、輸入版でしか手に入らないようだ。