EAGLES

 

THEIR GREATEST HITS 1971-1975
HOTEL CALIFORNIA

 

THEIR GREATEST HITS 1971-1975
  ASYLUM RECORDS(1976年)
  2004年6月20日(日)

  1 Take It Easy
  2 Witchy Woman [evil woman]
  3 Lyin' Eyes
  4 Already Gone
  5 Desperado
  6 One of These Nights
  7 Tequila Sunrise
  8 Take It to the Limit
  9 Peaceful Easy Feeling
 10 Best of My Love
 夏の夕暮れ時、フライドチキンでビールを飲みながら、カントリーロックを聴いて過ごしたい・・・。実際は、トレーニングやら家事やらでなかなかできないが、そんなときに聴きたいのがこのアルバム。学生の当時、ドゥービー・ブラザースと相次いで来日し、空前のウェストコーストブームになっていた。
 カントリーロック調の「TAKE IT EASY」は彼らの初期の代表作であると同時に、ウェストコーストロックの象徴的な1曲。そして、曲調はまったく異なるのだが、当時ヒットしていたのが「ONE OF THESE NIGHTS」。当時の最新作の中でお気に入りだったのが、きれいなメロディーだがシニカルな歌詞の「LYIN' EYES」。最近カバーの多い「DESPERADO(ならず者)」も魅力的なカントリーバラード。もう1曲「TEQUILA SUNRISE」もほんの少しメキシコ調で、のんびり飲みながら聴くのに最適。昔ヘンリーアフリカで、試しに「テキーラ・サンライズ」を飲んだことがあった。

 

EAGLES : HOTEL CALIFORNIA
  ELEKTRA/ASYLUM/NONESUCH RECORDS(1976年)
  2006年7月2日(日)

 1.Hotel California
 2.New Kid In Town
 3.Life In The Fast Lane
 4.Wasted Time
 5.Wasted Time (Reprise)
 6.Victim Of Love
 7.Pretty Maids All In A Row
 8.Try And Love Again
 9.The Last Resort
 夏のまだ暑さの余韻の残る夕暮れ時、フライドチキンでビールを飲みながら、カントリーっぽいアメリカン・ロックを聴くのが贅沢な時間の過ごし方。 そんな気分にぴったり来るのが、このアルバムの2曲目「New Kid In Town」。アルバムに先駆けて発売されたシングルで、来日した後の新アルバムということで当時かなり話題になっていた。カントリーっぽいというよりはどこかトロピカルな感じもする、ゆるくて明るい曲。
 そして、大ヒットした「Hotel California」。この頃はトリプルリードギターになっていて、12弦ギターのイントロ、歌の間に入るチョーキング、長いエンディングのハモリとか、涙が出そうなくらいカッコイイ。
 「ここは天国か地獄か」「いつでもチェックアウトできるが決して出て行くことはできない」という歌詞にうかがえるように、この曲はウェストコースト幻想の終焉を歌っているようで、アルバム全体にもそんな雰囲気が漂っている。「Wasted Time」、「The Last Resort」がそんな曲。EAGLESにとっても、ぼんやりといわゆるウェストコーストに憧れていた我々にとっても、このアルバムが終着地だったのだ。