THE DOOBIE BROTHERS

 

BEST OF THE DOOBIES

 

THE BEST OF THE DOOBIES
  WARNER BROS. RECORDS(1976年)
  2010年6月13日(日)

  1 China Grove
  2 Long Train Runnin'
  3 Takin' It To The Streets
  4 Listen To The Music
  5 Black Water
  6 Rockin' Down The Highway
  7 Jesus Is Just Alright
  8 It Keeps You Runnin'
  9 South City Midnight Lady
 10 Take Me In Your Arms
 11 Without You
 1975年、アルバム「STAMPEDE」とシングル曲8.「Take Me In Your Arms」がヒット、そして76年イーグルスと相次いで来日し、ベスト盤も発売されて、ウェストコーストが大ブームとなっていた。
 ベスト盤ではあるが、一応オリジナル、ドゥービー7作目のアルバム。1.「China Grove」はノリノリのアメリカンロック。リズムギターは左右のスピーカーからステレオで響き、リードギターも当然ハモリ。そして、パワフルなトム・ジョンストンのヴォーカル。2.「Long Train Runnin'」、6.「Rockin' Down The Highway」、11.「Without You」も同じような曲。イーグルスといえば「Take It Easy」、そしてドゥービーといえば4.「Listen To The Music」。5.「Black Water」と9.「South City Midnight Lady」はアコースティックでレイドバックした感じの毛色の違った曲。これもいい。6枚目のアルバム「TAKIN' IT TO THE STREETS」では、スティーリー・ダンからマイケル・マクドナルドが加入し、音楽性ががらりと変化する。3.「Takin' It To The Streets」と8.「It Keeps You Runnin'」がそれ。とくに後者は真夏の白昼の街を感じさせてお気に入りの1曲。マイケル・マクドナルドはユニークなリズムパターンを作るのがうまいようだ。
 テレビでライブを見たことがあるが、旧ドゥービーの曲も新ドゥービーの曲も、全く何の違和感もなく演奏していて、器用なものだと思った。