ERIC CLAPTON

 

461 OCEAN BOULEVARD
UNPLUGGED

 

461 OCEAN BOULEVARD  (RSO RECORDS:1974年)  2005年9月4日(日)

  1.Motherless Children
  2.Give Me Strength
  3.Willie and the Hand Jive
  4.Get Ready
  5.I Shot the Sheriff
  6.I Can't Hold Out
  7.Please Be With Me
  8.Let It Grow
  9.Steady Rollin' Man
 10.Mainline Florida
 「I SHOT THE SHERIFF」の大ヒットでCLAPTONが甦った、記念碑的なアルバム。 全体的に、ボトルネックやオルガンが使われて、サザンロック的なサウンドになっていて、BOB MARLEYのこのレゲエ曲もだいぶ洗練されている。
 「MOTHERLESS CHILDREN」は有名なフォークソングだが、陽気なサザンロック風に仕上がっている。「PLEASE BE WITH ME」は、フォークソング風の感じのいい曲。「LET IT GROW」は、ZEPPELINの「STAIRWAY TO HEAVEN」みたいなマイナーコードの出だしとメジャーコードのリフレイン部分の対比の美しい曲で、クラプトンの祈りが伝わってくる名曲だ。
 一番のお気に入りは「GIVE ME STRENGTH」。レイドバックしただるい雰囲気のドブロギターに載って、たった5行の歌詞が歌われる。昔、四谷三丁目に「コクテイル」という店があって、行くと必ず置いてあるジュークボックスでかけて聴いていた。たぶん、「I SHOT THE SHERIFF」のB面だったんだろう。

 

UNPLUGGED  (REPRISE RECORDS:1992年)  2003年11月30日(日)

  1 Signe
  2 Before You Accuse Me
  3 Hey Hey
  4 Tears In Heaven
  5 Lonely Stranger
  6 Nobody Knows You (When You're Down And Out)
  7 Layla
  8 Running On Faith
  9 Walking Blues
 10 Alberta
 11 San Francisco Bay Blues
 12 Malted Milk
 13 Old Love
 14 Rollin' & Tumblin'
 クリームはあまり好きではなかったので、クラプトンを聴くようになったのは「I SHOT THE SHERIF」あたりからなで、あまり熱心はファンとはいえない。ブルースロックよりは、レイドバックした雰囲気のほうが好きだ。
 このアルバムは、MTVのスタジオライブで、これ自体もヒットしたが、それ以上にアンプラグドブーム巻き起こしたものでもある。「LAYLA」は、歌い始めるまではわからないアンプラグド独自のアレンジとなっている。「SAN FRANCISCO BAY BLUES」はフォークブルースのスタンダードだが、PETER, PAUL & MARYと同じようにカズーの間奏が入っているのがおもしろい。「TEARS IN HEAVEN」は亡くなった愛息へ捧げた名曲。以前東北自動車道で足の甲をつってしまたことがあって、路肩でしばらく休んで、この曲を励みにして次のサービスエリアまで走ったことがあった。