CAT STEVENS

 

TEASER AND THE FIRECAT

 

YEAR OF THE CAT  A&M RECORDS(1971年)  2004年2月15日(日)

  1. The Wind
  2. Rubylove
  3. If I Laugh
  4. Changes IV
  5. How Can I Tell You
  6. Tuesday's Dead
  7. Morning Has Broken
  8. Bitterblue
  9. Moonshadow
 10. Peace Train
 ピアノの印象的な前奏で始まる「MORNING HAS BROKEN(雨に濡れた朝)」は、大学に入学して上京した頃ヒットしていた曲。この頃聴いていた曲は、すべてが懐かしく、あの頃の時間の流れや温度や空気の匂いが瞬時によみがえってくる。この曲は、ネスカフェ・エクセラのCMに使われて、最近よく耳にする。朝の雰囲気が伝わるなかなかいいCMで、ネスカフェが飲みたくなってくる。他に、短い曲だがさわやかな決意の伝わる「THE WIND」、切ない感じの「HOW CAN I TELL YOU」なんかもお気に入りだ。
 ほとんどギターだけの弾き語りで、ナイーブな歌詞と歌声は、シンガーソングライターというよりは、当時だとフォークと受け取られてもいいくらいなのだが、「雨に濡れた朝」の印象が強すぎたのか、ギターをコピーして歌おうというようなこともなかった。今思えば惜しい。