BRUCE SPRINGSTEEN

 

DARKNESS ON THE EDGE OF TOWNS

 

DARKNESS ON THE EDGE OF TOWNS  (CBS INC.:1978年)  2005年7月3日(日)

  1 Badlands
  2 Adam Raised a Cain
  3 Something in the Night
  4 Candy's Room
  5 Racing in the Streets
  6 Promised Land
  7 Factory
  8 Streets of Fire
  9 Prove It All Night
 10 Darkness on the Edge of Town
  このアルバムも夏の定番。ノリのいいロックンロール、叙情的なメロディー、吠えるようなヴォーカルが魅力を作り出している。闇を裂くようなギターに、重く響くドラム。まさに、炎のロックンロールという感じだ。
 ノリのいいのは、「BADLANDS」、「PROMISED LAND」、「PROVE IT ALL NIGHT」、真夏の夜のドライブにはピッタリだし、もちろん歌詞もいい。ややスローな「ADAM RAISED CAIN」、「SOMETHING IN THE NIGHT」、「STREETS OF FIRE」もギターとヴォーカルが盛り上がる曲。どの曲も、若い労働者のストリートライフ、その衝動や人生への希望を歌っている。JAMES TAYLORやJACKSON BROWNEは学生、良い子の青春の夢という感じだが、こちらはどこか不良っぽい。
 一番のお気に入りは、「RACING IN THE STREET」。どこか、夏の深夜の、青春が終わり始めているようなけだるさが感じられる。