それは四月八日午後十一時頃のこと。
俺は、いつもの通り、このHPのメインコンテンツ(ヲイ)ここ最近の一言のネタを考えていました。
そういえば、ラキーア(リンクさせていいただいている魔心図書館の管理人さんです)が電撃に短編送るのあきらめたといっていたな……
ここで、俺の性格を知っておられる方なら、
このHPのコンテンツ(ここ最近の一言、さらに細かく言うなら一月九日の一言など)を見ていらっしゃる方なら
このあと、私がどのような行動をとったかお分かりになるでしょう。
とりあえず、その日の一言を更新してノートパソコンを起動させました。
しかし、このときすでに、状況は最悪。
そう、〆切まで残り二十七時間 Σ( ̄□ ̄)
しかも、ネタもなにも決めていない Σ( ̄□ ̄)
しかも、前日貫徹 Σ( ̄□ ̄)
もうまさに ((;゚Д゚)ガクガクブルブル な状態です。
ま、んなことはどうでもいいです(ヲ?
そんなこと今までにも何回も経験してますから。
さ〜てとまずはネタ探しだ。
何かないかな〜 (゚∀゚ 三 ゚∀゚) ネタはないかな〜
その時、目に入ったのは
『天使禁猟区 二十巻(最終巻)』
著:由貴香織里
……よし、ネタはできた。(早っ!
ネタを探し始めてわずか三十秒でネタができてしまった。
ちなみにこの段階でできていたネタ。
ネタバレですので、本編を楽しく読みたい方はご覧にならない方がいいかもしれません。
キャラクター[名前(コードネーム:コードネームの読み)基本的に名前=コードネーム]
ジブリール(天使:ジブリール)
ドライバーやニッパーなどの工具、火薬などを扱う少女暗殺者。
服装は白い戦闘用法服。
ドール(独眼人形:ワンアイ・ドール)
武術をつかう少女暗殺者。
服装は小悪魔(黒)系ゴシックロリータ。
過去の任務中の事故により、片目と感情を失う。
かたときも離す事のないクマのぬいぐるみにはマシンガンが仕込まれている。
デビル(悪魔:デビル)
チェーンソーを使う暗殺者。
ジブリールやドールより年上で、ほがらかな女性。
特にドールには母親のように接する。
だが、戦闘中は人が変わったかのように暴れまくる。
(性格が変わる、ということではなく、あくまでほがらかな笑顔のまま、敵をぶった斬る)
デビルという名はチェーンソーを振り回して戦うその姿が悪魔のように見えることからつけられた。
タバコ好き。
夢の中の少女
ジブリールの夢の中にでてくる少女。
物語にアクセントをつける。
ジブリールが封じていた感情を取り戻すきっかけとなる。
ちなみに、暗殺者は全員上記の武器以外に銃(ドールはマシンガン)を携帯している。
話の舞台。
ここではないどこかの世界。
ただし、魔法の力というものはなく、限りなく現実に近い一種のパラレルワールド。
使いたいキメ(?)台詞
ジブリール
「そう……あっけないものね」
「卑怯よ! 勝手に死ぬなんて!」
「わかってるわよ! 自分勝手な行動だってことくらい!」
ドール
「私、行く。ジブリールと一緒に」
「嫌……」
デビル
「タバコ、買ってきてくれた?」
「一本……吸わせて……」
「ジブリール……ドールのこと、頼んだわよ」
え〜、主人公の設定が一番少ないだとか。
これのどこが天使禁猟区を見て思いついたネタなんだとか。
そういうツッコミは却下。
三十秒ほどでできたネタにしては細かいな、というツッコミに関しまして。
俺がおもいつくネタは、基本的に一枚絵か映像なのです。
たとえば、その浮かんだ絵(または映像)が戦闘シーンなら、
服装や武器、容姿はもちろんのこと、その容姿・表情や微妙な仕草から言葉遣いや性格、
はては上記のようなキメ(?)台詞まで決めてしまえるのです。
ちなみに、このようなネタの出し方を俺は「降臨」と呼んでいます。
で、ネタの大きさから降臨するものが
「天使」
「女神」
「神様」
それが電波系ネタなら
「堕天使」
「悪魔」
「閻魔」
が降臨したといいます。
一口に「(毒)電波受信!」ということも多いですが。
ネタは今回のように、ふとおもいつく場合もありますが、
たいていの場合、ネタを考えながら寝てしまったときに夢で見るのが多いですね。
授業中とか特に(核爆)
また、ネタが降臨するまで待つことを「降臨待ち」と呼びます。
この期間が実に数ヶ月に及ぶこともあります。
そんなときは他の作品を書き始めたりするわけですが……
話が脱線し始めたので元に戻します。
そこら辺の話はまたいつか。
しかしまあ、本当に短い時間でこれだけの設定が出来るなんて……
ん〜? これは久々に神様が降臨してきたかな?
そういえば、女性が主人公の話を書くときはいつも早く書き終わるな。
コミケで高まったテンションで一週間で書き上げた原稿用紙300枚程度の長編小説とか。
っていうか、暴走している時に女性ネタが出やすいだけか?
いやいや、俺の作品は俺の精神状態がそのまんまキャラクターに反映されるからな。
そのキャラクターになりきって、言葉遣いが変わってしまったり。
そんな状態でセリフを口に出しながら演技し、動きの描写を考えたり。
ってことは、そのとき、俺は女になりきっていたってことだよな?
はい、そこ、想像しない!
吐いても知りませんよ!
閑話休題。
ここからは時間も一緒に表記します。
枚数は400字詰め原稿用紙換算枚数です。
四月九日
午前零時頃:とりあえず、ネタを元に、話を書き始める。
午前一時頃:前日の徹夜が響き、三枚ほど書いたところであえなくダウン。
午前一時十分頃:就寝(爆)
午前八時頃:起床。部活のため大学へ。
午前八時半頃〜:部室内で昨日の続き。
午前九時過ぎ〜:新入部員勧誘。
午後四時過ぎ〜:文化会室で待機しながら、一人さびしく作品の続きを書く。
午後七時過ぎ〜:帰宅。夕飯を作り食べる。この時点での完成枚数二十二枚。
午後八時頃〜:テレビを見ながらラストスパート! 途中、HPの更新作業。
十日・午前三時頃:本編完成。枚数45枚。
午前四時頃:あらすじ完成。製本(?)に移る。
午前四時半頃:就寝。