昔、大陸は一つの王国によって統治されていた。
高度に文明を発達させたその王国は、王国を治める一人の王の死とともに滅び去ったといわれる。なぜならその王は、神によって世界を統治されることを許された、唯一にして、最後の王だったからである。
古王国イシュターン。そしてそれを治めた聖なる王ラス・トゥーレ。
それらは人々に、過去への憧憬とともに口にされる名だった。

序 章
第1章 白焔の獄
第2章 闇の卵
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